ピティナ・ピアノコンペティション特級 二次予選進出者24名発表

ピティナ・ピアノコンペティション特級 二次予選進出者24名発表

一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)は、世界最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」の最難関部門「特級(年齢制限なし)」について、2026年度の二次予選進出者24名を発表した。1977年の開始以来、今年で第50回の節目を迎える。

7月25日から8月21日にかけて、二次予選、三次予選、セミファイナル、ファイナルの各審査を実施し、全ラウンドをYouTubeでライブ配信する。あわせて、若き才能たちの「コンクールのその先」の活動を支えるクラウドファンディングにも挑戦中。オンライン投票を通じたエールや国内外での活動支援を通じて、聴衆と演奏者がともに次の50年のピアノ文化を育むプロジェクトを展開する。

半世紀の歴史を紡ぐ最高峰の舞台「特級」とは

特級は、毎年全国からのべ約3万人が参加するピティナ・ピアノコンペティションの最高峰に位置する部門。50回に及ぶ歴史の中で、数多くの優秀な音楽家を輩出してきた。近年に限っても、国際コンクール等で活躍する桑原志織、進藤実優、鈴木愛美、亀井聖矢、角野隼斗、山崎亮汰、黒木雪音、古海行子らがこの特級の舞台から世界へと羽ばたいている。

第50回記念大会という歴史的なアニバーサリーイヤーのグランプリを目指し、厳しい予選を勝ち抜いた24名の若き才能が、次のステージへと駒を進めた。

二次予選進出者24名

二次予選に進む24名は以下の通り。氏名の後は出身または在住の都道府県。

  1. 石山和暉(東京都)
  2. 今泉響平(福岡県)
  3. 大倉佳世(愛知県)
  4. 岡田季樹(神奈川県)
  5. 木本侑希(兵庫県)
  6. 工藤康大(秋田県)
  7. 桑山拓士(愛知県)
  8. 後藤美優(愛知県)
  9. 佐藤あやめ(青森県)
  10. 沢田蒼梧(愛知県)
  11. 志賀由梨(兵庫県)
  12. 柴田陽人(栃木県)
  13. 下里豪志(沖縄県)
  14. 下山理子(山形県)
  15. 菅原琉聖(北海道)
  16. 高見真智人(愛知県)
  17. 中澤真唯(埼玉県)
  18. 西山響貴(東京都)
  19. 本田純鈴(千葉県)
  20. 三井柚乃(愛知県)
  21. 村木遼伍(山形県)
  22. 山﨑夢叶(千葉県)
  23. 米満希咲来(神奈川県)
  24. 渡邊伽音(東京都)

名簿1番の石山和暉の一次予選演奏は、ピティナ公式チャンネルで公開されている。

石山和暉 Yoshiaki Ishiyama 2026ピティナ特級 二次予選進出者

沢田蒼梧の一次予選演奏も、あわせて視聴できる。

沢田蒼梧 Sohgo Sawada 2026ピティナ特級 二次予選進出者

今後の審査と共演者

7月末の二次予選を経て、7月29日の三次予選でセミファイナリストが決定。8月18日のセミファイナルで4名のファイナリストが選出され、8月21日のサントリーホールにおけるファイナルステージへと進む。

8月18日のセミファイナル(第一生命ホール)では、セミファイナリスト6名によるソロリサイタルに加え、高いアンサンブル力が問われる室内楽(ピアノトリオ)審査が実施される。共演者には、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の青木尚佳(ヴァイオリン)、そしてチェリストの伊藤悠貴という国内外で活躍するトッププレイヤーを迎える。8月21日のファイナル(サントリーホール 大ホール)では、太田弦の指揮、日本フィルハーモニー交響楽団との共演による、50回目の節目にふさわしいピアノ協奏曲が繰り広げられる。

日程表

  • 二次予選: 2026年7月25日(土)・26日(日) J:COM浦安音楽ホール(千葉・新浦安)/25〜35分のソロリサイタル
  • 三次予選: 2026年7月29日(火) J:COM浦安音楽ホール(千葉・新浦安)/ピアノ協奏曲(ピアノ伴奏・楽章抜粋)
  • セミファイナル: 2026年8月18日(火) 第一生命ホール(東京・晴海)/セミファイナリスト6名によるソロリサイタル、室内楽(ピアノトリオ)、共演: 青木尚佳(ミュンヘン・フィルVn)、伊藤悠貴(Cello)
  • ファイナル: 2026年8月21日(金) サントリーホール 大ホール(東京・赤坂)/ファイナリスト4名によるピアノ協奏曲、共演: 太田弦(指揮)/日本フィルハーモニー交響楽団

賞金・褒賞

若きピアニストたちの活動を実質的に広くサポートするため、賞金・褒賞を授与する。

  • 審査員選出による褒賞: 計270万円 他
  • 聴衆賞(実地投票): 計225万円
  • オンライン投票による聴衆賞: 計30万円〜69万円

グランプリには、このほか、特級寄付基金よりグランプリ活動支援金として120万円(グランプリ活動にかかわる実費)、福田賞(コンペ50回記念)として100万円が贈られる予定。

クラウドファンディング「次の50年へつなぐエール」

第50回という大きな節目を迎えた2026年度も、この灯を未来へ、そして「次の50年」へとつなぐべく、クラウドファンディングに挑戦している。集まった資金は、特級受賞者たちがプロフェッショナルな音楽家を目指すための国際的な活動サポートや、全国・世界へ彼らの「音色を届ける」派遣活動、そしてオンライン投票を通じた応援の仕組み作りに活用される。

プロジェクトの募集期間は7月9日(木)から8月28日(金)まで。オンライン聴衆賞は、第一目標100万円を達成すると総額30万円、第二目標200万円までの達成で総額69万円が聴衆からの賞金としてピアニストへ授与される。オンライン投票は7月25日11:00から8月21日19:30まで、一日一票の投票が可能。

特級クラウドファンディング2026(READYFOR)

ピティナ・ピアノコンペティション特級 公式サイト