「Nコン四国から、今年はどの学校が全国大会に進んだんだろう?」「Nコン全国大会に通算34回出場している香川県立坂出高校って、どんな学校?」と気になっていませんか。
NHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン、合唱)の四国ブロックは、徳島・香川・愛媛・高知の4県で構成され、会場は愛媛県県民文化会館(愛媛県松山市)で開催されています。第88回(2021年)から第92回(2025年)までの過去5年で全国大会に進んだ四国代表校4校にしぼって、各校の成績・編成・合唱団の特徴を部門別にまとめます。
Nコン=NHK全国学校音楽コンクール(合唱)。NHKの放送コンテストとは別の大会です。
表記の凡例: 各校のコンクール実績テーブルでは、
- 「代表」=四国大会を勝ち抜いて全国大会に出場
- 「金/銀/銅」=四国大会または県大会の賞
- 「—」=本記事の調査で公開記録を確認できなかった項目
- 「出場なし」=四国大会自体に出場記録なし
Nコン全国大会の入賞は金賞・銀賞・銅賞で、それに続く「優良賞」は出場校に贈られる賞です(入賞には届かなかったが全国の舞台に立った学校への賞)。順序は金 → 銀 → 銅 → 優良の順で並びます。
この記事の要点
- 四国から過去5年で全国大会に出場した小学校・中学校・高校の代表校4校(高校1校+中学校2校+小学校1校)を紹介。
- 各校の編成(混声/女声/同声)・部員数・過去の通算実績。
- 第88〜92回の課題曲・自由曲・四国大会&全国大会成績の一覧。
- 代表校ごとの音楽的な特徴。
- 四国Nコン独自の特徴 — 香川県立坂出高校(過去5年すべて代表・全国大会通算34回出場)、新居浜市立高津小学校の5年連続代表、新居浜市の小中の合唱の流れ、愛媛大学教育学部附属中学校の混声合唱、ブロック大会は例年9月中旬に愛媛県県民文化会館で開催。
四国とNHK Nコンの基礎知識
NHK Nコンは、全国を8ブロックに分けて予選を行う大会です。四国ブロックの位置づけを最初に整理しておきましょう。
Nコンを読み解くためのミニ用語集
はじめてNコンに触れる方のために、本記事で繰り返し出てくる言葉をまとめておきます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ブロック | 全国を8つに分けた地域区分(北海道/東北/関東甲信越/東海北陸/近畿/中国/四国/九州沖縄)。 |
| 県大会 | 四国ブロックでは、各県(徳島・香川・愛媛・高知)で先に行われる予選。県大会の上位校が四国大会に進む。 |
| 課題曲 | NHKが毎年指定し、その年の出場校全員が同じ曲を歌う指定曲。 |
| 自由曲 | 各校が自由に選ぶ曲。学校の個性が出やすい。 |
| 混声 / 女声 / 男声 / 同声 | 編成。男女混合=混声、女子のみ=女声、男子のみ=男声、男女どちらか同じ声種でそろえる=同声(小学校では同声が多い)。 |
| シードブロック | 前年の全国大会で金賞や銀賞を獲得した学校が所属するブロックは、翌年そのブロックの代表枠が1校増える仕組み。 |
| 全日本合唱コンクール(AJCC) | NHKとは別に、全日本合唱連盟・朝日新聞社が主催する合唱の全国大会。学校部門は支部大会→全国大会の2段階。四国4県は四国支部として参加しています。 |
大会の3段階と勝ち上がりの流れ
Nコンは、県→ブロック→全国の3つの段階で勝ち上がっていく大会です。
県大会(四国は4県の各県/例年7月下旬〜8月)→ 四国ブロック大会(愛媛県松山市・愛媛県県民文化会館/例年9月中旬)→ 全国大会(NHKホール ほか/例年10月)
県大会で上位の成績を収めた学校だけが四国大会に進み、四国大会を勝ち抜いた各部門の代表校が全国大会へ駒を進めます。
四国ブロックに含まれる県
四国ブロックは徳島・香川・愛媛・高知の4県で構成されています。全国8ブロックの中で最も県数が少ないブロックで、本州・九州・北海道とは離れた四国島が1つのブロックを成しています。各県には独立した合唱連盟があり、県大会の運営から地域全体の合唱文化を支える活動までを担っています。
全国大会への代表枠
各部門の全国大会出場校は11校。そのうち四国ブロックからの代表枠は、小学校・中学校・高校の各部門から1校ずつです。過去5年では延べ15枠(小5・中5・高5)が四国から全国に進出しました。
ブロック大会の開催地と時期
四国ブロックコンクールは例年9月中旬の土・日2日間、愛媛県松山市の愛媛県県民文化会館で開催されています。直近の第92回(2025)は9月13日(土)に小学校の部、9月14日(日)に中学校・高校の部が行われました。
県大会のしくみ(県ごとに少しずつ違う)
四国ブロックは各県独立の県大会方式です。県大会の上位校が四国大会に進出します。
| 県 | 県大会から四国大会への進出方式 |
|---|---|
| 徳島県 | 県大会上位校が進出(あわぎんホール/徳島県郷土文化会館 ほか) |
| 香川県 | 県大会上位校が進出(サンポートホール高松/レクザムホール ほか) |
| 愛媛県 | 県大会上位校が進出(愛媛県県民文化会館 ほか) |
| 高知県 | 県大会上位校が進出(高知県立県民文化ホール ほか) |
四国のNコン全体の傾向
過去5年の四国の傾向は次のとおりです。
- 過去5年で代表校が3校に集中 — 高校は香川県立坂出高校が5年連続代表、小学校は新居浜市立高津小学校が5年連続代表、中学校は愛媛大学教育学部附属中学校(3回)と新居浜市立東中学校(2回)の2校が代表枠を分け合っています。延べ15枠のうち3校で13枠を占める形は四国ならではの傾向です。
- 新居浜市の小中の合唱の流れ — 愛媛県新居浜市は、小学校の高津小学校が5年連続代表、中学校の新居浜東中学校も2回代表となっており、小学校から中学校へと合唱を続けやすい地域として注目されています。
- 坂出高校の長い歴史 — 香川県立坂出高等学校はNコン全国大会通算34回出場(第92回時点)、全日本合唱コンクール全国大会通算54回出場と、四国の合唱を長く支えてきた伝統校です。
- 徳島県・高知県のAJCC実績と県内活動 — 過去5年のNコン全国代表は出ていませんが、徳島県立城東高校・高知学芸中学校・土佐女子高校はAJCC四国支部大会での入賞経験を持っています。徳島・高知の両県も県合唱連盟が県大会を毎年運営し、四国の合唱を支える重要な役割を担っています。
過去5年の四国代表校・全国大会結果
第88回(2021)〜第92回(2025)の四国代表校を、部門別に一覧で整理します。四国ブロックは各部門1校が代表枠で、5年で延べ15枠(小5・中5・高5)となります。
| 部門 | 学校数 | 延べ出場回数 |
|---|---|---|
| 小学校 | 1校 | 5回 |
| 中学校 | 2校 | 5回 |
| 高校 | 1校 | 5回 |
| 合計 | 4校 | 15回 |
高校部門(5回出場)
| 年 | 大会回 | 学校(県) | 全国大会結果 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 第92回 | 香川県立坂出高等学校(香川) | 優良賞 |
| 2024 | 第91回 | 香川県立坂出高等学校(香川) | 優良賞 |
| 2023 | 第90回 | 香川県立坂出高等学校(香川) | 優良賞 |
| 2022 | 第89回 | 香川県立坂出高等学校(香川) | 優良賞 |
| 2021 | 第88回 | 香川県立坂出高等学校(香川) | 優良賞 |
中学校部門(5回出場)
| 年 | 大会回 | 学校(県) | 全国大会結果 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 第92回 | 愛媛大学教育学部附属中学校(愛媛・国立) | 優良賞 |
| 2024 | 第91回 | 新居浜市立東中学校(愛媛) | 優良賞 |
| 2023 | 第90回 | 愛媛大学教育学部附属中学校(愛媛・国立) | 優良賞 |
| 2022 | 第89回 | 愛媛大学教育学部附属中学校(愛媛・国立) | 優良賞 |
| 2021 | 第88回 | 新居浜市立東中学校(愛媛) | 優良賞 |
小学校部門(5回出場)
| 年 | 大会回 | 学校(県) | 全国大会結果 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 第92回 | 新居浜市立高津小学校(愛媛) | 優良賞 |
| 2024 | 第91回 | 新居浜市立高津小学校(愛媛) | 優良賞 |
| 2023 | 第90回 | 新居浜市立高津小学校(愛媛) | 優良賞 |
| 2022 | 第89回 | 新居浜市立高津小学校(愛媛) | 優良賞 |
| 2021 | 第88回 | 新居浜市立高津小学校(愛媛) | 優良賞 |
上記テーブルの代表校・成績はconhist.netとMCG既存記事の照合により全件確認済みです。本記事の調査時点で四国は3部門×5年=15枠すべての代表校が確定しています。
【高校】四国のNコン代表校
ここからは、過去5年に全国大会へ進んだ四国の代表校を、部門別に1校ずつご紹介します。まずは高校1校から。過去5年は5回とも香川県立坂出高校が四国代表で、高校代表枠5枠すべてを同校が獲得しました。
1. 香川県立坂出高等学校(坂出市・公立)── 第88〜92回(2021〜2025) 5年連続優良賞
香川県坂出市の公立高校で、合唱部はNコン全国大会通算34回出場(第92回時点)と長い歴史を持つ伝統校です。第88回(2021)から第92回(2025)まで5年連続で四国代表となり、いずれも全国大会で優良賞を獲得しています。
並行して全日本合唱コンクール全国大会への通算出場も54回を数え、Nコン・AJCC両方の全国常連校として知られています。1961年に全日本合唱コンクール全国大会に初出場して以来、四国の合唱を長く支えてきた学校で、1960年代を中心に文部大臣奨励賞を複数回受賞した歴史があります。坂出市内には県大会上位の常連である坂出中学校もあり、市内の中学校・高校で合唱の流れが続いています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県坂出市 |
| 設立区分 | 公立(県立) |
| 編成 | 女声合唱 |
| 部員数 | 約42名(2025年時点) |
| Nコン全国大会通算 | 過去5年で5年連続出場(第88〜92回いずれも優良賞)。Nコン全国大会通算34回出場。全日本合唱コンクール全国大会も通算54回出場 |
コンクール実績(第88〜92回)
| 年 | 大会回 | 課題曲 | 自由曲(作曲者) | 四国大会 | 全国大会 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 第92回 | 惑星そぞろ | 風のうた(三宅悠太) | 代表 | 優良賞 |
| 2024 | 第91回 | 明日のノート | 「アンソロジーⅠ」より 序・泣いているきみ(三宅悠太) | 代表 | 優良賞 |
| 2023 | 第90回 | 鳥よ空へ | 「空をかついで」より 空をかついで(三宅悠太) | 代表 | 優良賞 |
| 2022 | 第89回 | 無音が聴こえる | 風の解釈(信長貴富) | 代表 | 優良賞 |
| 2021 | 第88回 | 彼方へのノック | 舞踏(ダンス)(秋 透) | 代表 | 優良賞 |
【中学校】四国のNコン代表校
中学校部門は、過去5年で愛媛県の2校(愛媛大学教育学部附属中学校と新居浜市立東中学校)が四国代表枠を分け合いました。愛媛大附中が第89・第90・第92回の3回、新居浜東中が第88・第91回の2回代表です。それぞれご紹介します。
1. 愛媛大学教育学部附属中学校(松山市・国立)── 第89・第90・第92回 3回出場
愛媛県松山市の国立中学校で、愛媛大学教育学部の附属中学校です。合唱部は過去5年で3回四国代表(第89・第90・第92回)となり、いずれも全国大会で優良賞を獲得しました。混声合唱の編成で四国大会金賞を獲得しており、四国の中学校代表として珍しい混声編成です。第89回(2022)の出場は、愛媛新聞によると約16年ぶりの全国復活と報じられました。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県松山市 |
| 設立区分 | 国立(国立大学法人愛媛大学附属) |
| 編成 | 混声合唱 |
| 部員数 | — |
| Nコン全国大会通算 | 過去5年で3回出場(第89・第90・第92回いずれも優良賞) |
コンクール実績(第88〜92回)
| 年 | 大会回 | 課題曲 | 自由曲(作曲者) | 四国大会 | 全国大会 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 第92回 | 空 | 蝶 はばたく朝(森山至貴) | 代表 | 優良賞 |
| 2024 | 第91回 | — | — | — | — |
| 2023 | 第90回 | Chessboard | 「きんぽうげの日々」より 聞けよ、ひばり(横山潤子) | 代表 | 優良賞 |
| 2022 | 第89回 | Replay | 「女性詩人による三つの譚歌」より 春(信長貴富) | 代表 | 優良賞 |
| 2021 | 第88回 | — | — | — | — |
2. 新居浜市立東中学校(新居浜市・公立)── 第88・第91回 2回出場
愛媛県新居浜市の公立中学校で、合唱部は過去5年で2回四国代表となりました(第88回・第91回)。第88回・第91回の代表時は女声合唱の編成で四国大会金賞を獲得しました。新居浜市内でNコン四国代表を継続的に輩出している中学校で、同市の高津小学校が小学校部門で5年連続代表となっていることから、新居浜市は小学校・中学校で合唱を続けやすい地域として知られています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県新居浜市 |
| 設立区分 | 公立(市立) |
| 編成 | 第88回・第91回の代表時は女声合唱で出場 |
| 部員数 | — |
| Nコン全国大会通算 | 過去5年で2回出場(第88回・第91回いずれも優良賞) |
コンクール実績(第88〜92回)
| 年 | 大会回 | 課題曲 | 自由曲(作曲者) | 四国大会 | 全国大会 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 第92回 | — | — | — | — |
| 2024 | 第91回 | 僕らはいきものだから | 「たましいのスケジュール」より 影絵(横山潤子) | 代表 | 優良賞 |
| 2023 | 第90回 | — | — | — | — |
| 2022 | 第89回 | — | — | — | — |
| 2021 | 第88回 | 足跡 | 「うたを うたう とき」より 春(横山潤子) | 代表 | 優良賞 |
【小学校】四国のNコン代表校
小学校部門は、過去5年すべて新居浜市立高津小学校が四国代表で、5年連続全国大会出場を果たしました。四国小学校代表枠を5年連続で同じ学校が獲得するのは、過去5年では四国だけに見られる傾向です。
1. 新居浜市立高津小学校(新居浜市・公立)── 第88〜92回(2021〜2025) 5年連続優良賞
愛媛県新居浜市の公立小学校で、合唱部は第88回(2021)から第92回(2025)まで5年連続で四国代表となり、いずれも全国大会で優良賞を獲得しました。同声(児童合唱)の編成で四国大会金賞を5年連続で獲得しています。同じ新居浜市の東中学校が中学校部門で2回代表となっていることから、新居浜市は小・中ともに合唱の伝統が育っている地域です。市内の角野小学校・泉川小学校なども県大会で金賞争いをしている合唱熱の高い地域となっています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県新居浜市 |
| 設立区分 | 公立(市立) |
| 編成 | 同声(児童合唱) |
| 部員数 | — |
| Nコン全国大会通算 | 過去5年で5年連続出場(第88〜92回いずれも優良賞)。全日本合唱コンクール全国大会への出場経験もあり |
コンクール実績(第88〜92回)
| 年 | 大会回 | 課題曲 | 自由曲(作曲者) | 四国大会 | 全国大会 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 第92回 | あおい天使 | 「世界はつながりながら回っている」より 躍るミュージアム(大田桜子) | 代表 | 優良賞 |
| 2024 | 第91回 | かわっただけだよ ヘンじゃない | 樹形図(加藤昌則) | 代表 | 優良賞 |
| 2023 | 第90回 | 緑の虎 | 子どものはた(信長貴富) | 代表 | 優良賞 |
| 2022 | 第89回 | とどいてますか | お日さま(横山潤子) | 代表 | 優良賞 |
| 2021 | 第88回 | 好奇心のとびら | 「生きてる地球」より 生きてる地球(大田桜子) | 代表 | 優良賞 |
四国のNコン強豪校 — 5年間で見えた傾向
過去5年の四国代表校4校を眺めると、四国独自の特徴が見えてきます。
1. 過去5年の代表が3校に集中
四国は過去5年×3部門=延べ15枠のうち、3校で13枠を占める形になっています。高校は坂出高校が5年連続代表、小学校は高津小学校が5年連続代表、中学校は愛媛大附中3回+新居浜東中2回。全8ブロックの中で代表校の集中度が最も高いのが四国の傾向です。
2. 香川県立坂出高校の長い歴史
香川県坂出市の県立坂出高校は、Nコン全国大会通算34回出場(第92回時点)の伝統校です。全日本合唱コンクール全国大会も通算54回出場と長い歴史を持ち、四国・香川県の合唱を長年支えてきました。1961年の全日本初出場以来、半世紀以上にわたって全国の舞台に立ち続けています。
3. 新居浜市の小中の合唱の流れ
愛媛県新居浜市は、小学校の高津小が5年連続代表、中学校の新居浜東中が2回代表となっており、市内の小学校から中学校へと合唱を続けやすい地域として注目されています。市内の角野小・泉川小なども県大会で金賞争いをしており、新居浜市全体の合唱熱の高さが伺えます。
4. 愛媛大学教育学部附属中学校の混声合唱
愛媛大学教育学部附属中学校は、四国の中学校代表として珍しい混声合唱の編成を維持しています。過去5年で3回四国代表となり、第89回(2022)は約16年ぶりの全国復活と発表されています。長年にわたって全国常連校の地位を保ち続けています。
5. 四国4県それぞれの合唱事情
四国の合唱はNコン代表校だけでなく、4県それぞれの強豪校が支えています。
- 徳島県: 徳島県立城東高校・徳島県立城ノ内中学校など、県大会上位の常連校があります。城東高校はAJCC四国支部大会でも入賞経験あり。県大会会場はあわぎんホールほか。
- 香川県: 香川県立坂出高校(第88〜第92回Nコン代表)。香川大学教育学部附属高松小・坂出中・高松一高なども県大会上位の常連。
- 愛媛県: 新居浜市立高津小・新居浜市立東中・愛媛大学教育学部附属中(Nコン四国代表)。県大会の中心地で、Nコン四国代表の大半を占めています。
- 高知県: 土佐女子中学高校・高知学芸中学校・高知学園高校が、AJCC四国支部大会への出場経験を持っています。県内の合唱活動は高知県合唱連盟が毎年主管し、県大会会場は高知県立県民文化ホール。
NコンとAJCC(全日本合唱コンクール)の両方を視野に入れると、四国4県それぞれに合唱の伝統と強豪校が存在することがわかります。
よくある質問(FAQ)
Q1. NコンとNHK杯放送Nコンは同じ大会ですか?
別の大会です。本記事で扱う「Nコン」はNHK全国学校音楽コンクール(合唱)で、小学校・中学校・高校の合唱を対象としています。NHK杯全国高校放送コンテスト(通称: 放送コンテスト)は朗読・テレビ番組制作などの放送部門のコンテストで、合唱大会ではありません。
Q2. 四国からは毎年何校が全国大会に進めますか?
四国ブロックからの代表枠は、小学校・中学校・高校の各部門から1校ずつです。前年に四国代表が全国大会で金賞・銀賞を獲得した年は、翌年シード枠でその部門の代表枠が1校増えます。過去5年では延べ15枠(小5・中5・高5)が四国から全国に進出しました。
Q3. 四国大会の結果はどこで確認できますか?
NHK Nコン公式サイト(https://www.nhk.or.jp/ncon/)の年度別ページに掲載されます。過去年の結果は conhist.net でも検索できます。各県の県大会結果は、徳島県・香川県・愛媛県・高知県の各合唱連盟の公式サイトでそれぞれ確認できます。
Q4. 全国大会の演奏映像はどこで見られますか?
NHK Nコン公式の「Nコンontheweb」で、全国大会・ブロックコンクールの演奏映像が約3年間配信されます。テレビ放送分の見逃し視聴は「NHK ONE」(2025年10月にNHKプラスから機能を増やした新サービスとして移行)で放送後1週間ご覧になれます。歴代の課題曲音源は「課題曲JukeBox」で公開されています。
Q5. 四国4県の合唱活動の特色は?
四国4県にはそれぞれ水準の高い合唱団があります。愛媛県は新居浜市立高津小(5年連続Nコン代表)・新居浜市立東中・愛媛大附中がNコン四国代表枠の中心。香川県は香川県立坂出高校(5年連続Nコン代表・通算34回出場)が四国高校代表枠を担う存在で、香川大学附属高松小・坂出中なども県大会上位の常連です。徳島県は徳島県立城東高校・城ノ内中などがAJCC四国支部大会の出場経験校。高知県は土佐女子中高・高知学芸中・高知学園高校などが県大会上位で、AJCC四国支部大会への出場経験校もあります。Nコン代表枠の有無だけでは見えない、4県それぞれの合唱文化が四国を形作っています。
Q6. 四国は過去5年に全国金賞校が出ていませんが、これからどうなるでしょうか?
過去5年の四国代表校は、高校=坂出高校・小学校=高津小・中学校=愛媛大附中+新居浜東中の3校がいずれも全国優良賞を獲得しています。Nコン全国大会では金賞には届いていませんが、5年連続出場や全国通算30回超の出場という、地道で長く続く実績は四国の強みです。AJCC全日本合唱コンクール全国大会では四国支部から複数校が全国出場・上位入賞を続けており、Nコン以外の舞台でも四国勢が活躍しています。両コンクールは課題曲・自由曲の重みづけや審査の方向性が異なるため、四国の合唱団がそれぞれの大会で違った輝きを見せていると言えます。
Q7. 坂出高校はなぜ毎年代表に選ばれているのですか?
香川県立坂出高校は、Nコン全国大会への通算出場回数が34回(第92回時点)で、Nコン・AJCC両方の全国常連校として長年の実績があります。女声合唱の編成で、毎年三宅悠太・信長貴富などの現代日本人作曲家の作品を自由曲に選んでいます。四国は各部門の代表枠が1校と限られている中で、坂出高校の合唱の積み重ねが他県・他校との競い合いの基準となっています。
まとめ
四国ブロックは、徳島・香川・愛媛・高知の4県で構成され、全国8ブロックの中で最も県数が少ないブロックです。過去5年では、
- 小学校は、新居浜市立高津小学校(愛媛)の1校(5年連続代表)
- 中学校は、愛媛大学教育学部附属中学校(愛媛)・新居浜市立東中学校(愛媛)の2校
- 高校は、香川県立坂出高等学校(香川)の1校(5年連続代表)
合計4校(延べ15回)が全国大会の舞台に立ってきました。
坂出高校のNコン全国大会通算34回出場の歴史と、新居浜市立高津小学校の5年連続代表が、四国Nコンの過去5年の中心です。徳島・高知の両県もAJCC四国支部大会で入賞経験を持つ学校が複数あり、四国4県それぞれの合唱文化がブロック全体を形作っています。
お探しの合唱コンクール情報は、音楽コンクールガイドのコンクール検索でも見つかります。



