第37回 国際古楽コンクール〈山梨〉

第37回-国際古楽コンクール〈山梨〉

国際古楽コンクール〈山梨〉は、1987年に発足した古楽演奏の国際コンクールで、日本で唯一の専門性を持つ古楽の国際舞台として長年続いています。古楽とはバロック・ルネサンス期など過去の音楽を、その時代の演奏法や楽器で再現する演奏様式で、鍵盤楽器(チェンバロ、フォルテピアノ)や声楽、アンサンブルなど多彩な部門が設けられることもあります。

コンクールは毎春に甲府市内のホールや図書館などで実施され、予選・本選を含む3日間の音楽祭として開催されます。国内外から演奏家や聴衆が集い、演奏技術・解釈・様式理解が審査されるほか、関連コンサートや展示会も併せて開催されるなど、古楽の理解と普及に貢献しています。

もくじ

部門

●鍵盤楽器(チェンバロ、フォルテピアノ)
●アンサンブル(2~6人のピリオド楽器、声楽によるアンサンブル)

表彰内容

鍵盤楽器部門、アンサンブル部門それぞれ
第1位 (賞金40万円)
第2位 (賞金20万円)
第3位 (賞金10万円)

審査員

委員長(両部門):大竹尚之

審査委員(両部門):ジュリアン・ヴォルフス、平井み帆、山名敏之、ミリアム・リニョル

オブザーバー:有村祐輔(元審査委員長)

応募方法

応募期間:2026年3月2日(月)~3月27日(金)
●以下の3点をまとめて郵送する。
・必要事項を記入した申込用紙
・プログラム一覧表 (両部門共に各曲の演奏所要時間、使用楽器を記入)
・楽譜のコピー6部提出 (B5ないしは A4 に揃え、1曲ずつ製本)

●参加費10,000円を応募期間内に委員会が納入を確認できる状態で振り込む。

スケジュール

応募期間

2026年3月2日(月)~3月27日(金)

予選

2026年4月24日(金)

本選

2026年4月26日(日)

開催地域・会場

予選:甲府商工会議所(山梨県)
本選:山梨県立図書館多目的ホール(山梨県)

課題曲

(1) 鍵盤楽器部門
チェンバロ課題あるいはフォルテピアノ課題のいずれかを選択。
なお適当と考える場合は、フォルテピアノ課題の数曲をチェンバロで、チェンバロ課題数曲をフォルテピアノで演奏してもよい。

チェンバロ (繰り返しは奏者の適宜に任せる)
① J.P.Sweelinck: Pavana Lachrimae(SwWV 328) か W.Byrd: Pavana Lachrimae (Musica Britannica Vol.28-54)
② L.Couperin: 任意の Prélude non musuré で始め、12分程度の曲を組み立てる
③ D.Buxtehude: Suite in d minor (BuxWV 233)
④ J.S.Bach: Capriccio sopra la lontananza del fratello dilettissimo (BWV 992)
⑤ D.Scarlatti: Sonata K. 263とK. 264
⑥ W.F.Bach: Fugue(FK.31) より任意の 2 曲を選択
⑦ 20 世紀後半から現在までの任意の作品(6 分程度)

フォルテピアノ(繰り返しは奏者の適宜に任せる)
① D.Scarlatti: Sonata K. 263とK. 264
② W.F.Bach: Fugue (FK.31) より任意の 2 曲を選択
③ J.Haydn: Sonata No.62 (Hob.XVI:52)
④ M.Clementi: Capriccio in B flat major(Op.17)
⑤ W.A.Mozart: 6 Variations on Paisiello’s Salve tu, Domine (K.398)
⑥ 任意の作品(12 分程度)

(2)アンサンブル部門
自由課題
(中世、ルネサンス、バロック、古典派の音楽。複数の 時代を混ぜ合わせてもよい)
中世、ルネサンスのレパートリーを中心とするグループは 30 分程度、バロック、古典派を中心とするグループは45分程度のプログラムを組むこと。

※両部門とも委員会が指定して、全プログラムの一部を演奏させる。

注意事項

使用楽器および設置楽器(鍵盤楽器部門、アンサンブル部門で共有)(アンサンブル部門参加者は、申し出によりピッチ等の変更を考慮する。なお鍵盤楽器を用いなくてもよい)
●チェンバロ
・タイプの異なる二段鍵盤楽器 3 台 (a’= 415)
・イタリアン 1 台 (a’= 415)(ミーントーン調律)
●フォルテピアノ
・A.ワルター・モデル (音域 FF – g3) a’= 430

主催

国際古楽コンクール〈山梨〉実行委員会

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