ピエール・フルニエ賞2026 森田啓介が入賞

ピエール・フルニエ賞(Pierre Fournier Award)公式サイト
Image source: Pierre Fournier Award

日本のチェリスト森田啓介(Keisuke Morita)が、若手チェリストを対象に英国で開かれるピエール・フルニエ賞(Pierre Fournier Award)で、2026年の入賞者に選ばれた。優勝は米国のミリアム・K・スミス(Miriam K. Smith)で、2026年10月15日(木)〜16日(金)にロンドンで行われたライブ審査を経て決まった。

ライブ審査に臨んだのは12名。スミスはピアノのアーチー・ボナム(Archie Bonham)と共演した。優勝の特典は、ロンドンのウィグモア・ホール(Wigmore Hall)でのリサイタル、Champs Hillレーベルでのプロの録音、英国での協奏曲の演奏機会など。

優勝者のほか、ドイツのアレクサンダー・ヴォルハイム(Alexander Wollheim)には「ハイリー・コメンデッド(Highly Commended)」の表彰が贈られた。森田はそれ以外の入賞者の1人。入賞者にはほかに、カナダ・韓国のオリヴィア・イェリム・チョ(Olivia Yelim Cho)、ドイツのジーモン・テツラフ(Simon Tetzlaff)らがいる。

優勝したスミスは米オハイオ州シンシナティを拠点とし、シンシナティ交響楽団などにソリストとして出演してきた。

ピエール・フルニエ賞は、1986年にチェリストのピエール・フルニエが亡くなった後、追悼コンサートの収益をもとにラルフ・カーシュバウム(Ralph Kirshbaum)が創設した。1988年に初回のオーディションを実施。2009年からは英国在住・在学者に限らず、世界中のチェリストが応募できるようになった。

開催は不定期で、前回は2023年。今回はラファエル・ウォルフィッシュ(Raphael Wallfisch)が審査員長を務めた。ファイナリスト12名の顔ぶれや歴代優勝者は公式サイトで確認できる。