武満徹作曲賞2026 結果まとめ

武満徹作曲賞2026 結果まとめ

2026年7月12日、東京オペラシティ コンサートホールで武満徹作曲賞の本選演奏会が開催され、2026年度の受賞者が発表された。武満徹作曲賞は、公益財団法人東京オペラシティ文化財団が主催する管弦楽作品の作曲賞で、世界の若い世代に向けて新作を募る国際公募として知られる。今年度は25カ国から寄せられた作品の中から、第1位から第4位までが選ばれた。

コンクールハイライト

武満徹作曲賞は、東京オペラシティ文化財団の芸術監督を務めた作曲家・武満徹(1930〜1996)の意志を引き継ぎ、「祈り・希望・平和」「未来への窓」をテーマに掲げる国際公募である。応募資格は35歳以下・国籍不問で、作曲者名を伏せて作品のみで評価する匿名審査を採用し、毎年一人の作曲家が単独で選考を担う点に大きな特徴がある。経歴や知名度に左右されず、譜面と響きそのものに向き合う選考方式が、若い作曲家が実力本位で世界に挑む舞台としての性格を際立たせている。

今年度は作曲家イェルク・ヴィトマン氏が審査員を務め、25カ国から寄せられた112作品の中から4名のファイナリストが選出された。本選に進んだ顔ぶれはアジア・北米にまたがる多国籍なものとなり、国境を越えて新作を募る国際公募としての広がりを示している。本選演奏会では杉山洋一氏の指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏によって各作品が披露された。

2026年度 受賞者

順位作曲者作品名
第1位ジェヒョク・チェ(韓国)超新星
第2位ズーイー・タオ(アメリカ)If
第3位松尾研志(日本)管弦楽のための変奏曲
第4位ゾーホー・ツイ(中国)最後の賭け

おわりに

本選演奏会で披露された各作品の詳細や今後の関連情報は、公式サイトで確認できる。作曲者名を伏せた国際公募という独自の形式のもと、次代の作曲家が世界へ羽ばたく登竜門として、来年度の公募にも注目が集まりそうだ。

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