世界中から新進気鋭の若手音楽家が参加する「ジュネーヴ国際音楽コンクール」。国際的に有名な大会で、コンクールの受賞者は2年間にわたってコンサートツアー提供といったサポートが受けられます。審査部門はピアノ・声楽・弦楽器・管楽器・作曲と多岐にわたり、2024年は声楽と作曲の2部門が開催されました。本記事では「ジュネーヴ国際音楽コンクール2024」の本選結果をお伝えします。
ジュネーヴ国際音楽コンクールの概要については下記をご覧ください。
目次
声楽部門|本選結果
第1位:Chelsea Marilyn Zurflüh(チェルシー・マリリン・ツルフリュー)
スイスのソプラノ歌手。ヨーロッパ各地で数多くの古楽プロジェクトに出演。昨年春オーストリアのハディン・デ・ローラウ国際コンクールで第1位を獲得するなど、数多くの国際賞を受賞している。
第2位:Jungrae Noah Kim(ジョンレ・ノア・キム)
韓国のバリトン歌手。近年ではリトアニアの2024年ベルヴェデーレ国際コンクール、フランスのマルマンド国際コンクール、日本の2023年静岡国際コンクールで第1位を獲得した。
第3位
受賞者不明:詳細が分かり次第、更新予定です。
作曲部門|本選結果
第1位:Léo Albisetti(レオ・アルビセッティ)
スイス生まれ。主に室内楽アンサンブル用に作曲していますが、オーケストラ、吹奏楽、エレクトロニクス、劇場用の作品も作曲しています。
第1位:Caio de Azevedo(カイオ・デ・アゼベド)
ドイツを拠点とするブラジルの作曲家。ミュンヘン音楽大学で作曲の修士号を取得。2023年にはパリのシテ・デ・ザールのレジデントアーティストでした。
第3位:Sang-Min Ryu(リュ・サンミン)
韓国生まれ。彼の作曲は、概念を創造する芸術である哲学からインスピレーションを得ており、スピノザ、ヘーゲル、ベルクソン、ドゥルーズなどの哲学者のアイデアを取り入れ、主に哲学的なテーマを探求しています。
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