熊日学生音楽コンクールは、熊本日日新聞社が主催する学生音楽コンクールです。ピアノ・弦楽器・管打楽器・独唱・合唱の5部門で構成され、第59回となる2026年度からは出場資格が「熊本県内に在住または居住経験のある小学生・中学生・高校生」に拡大されました。個人部門・合唱部門とも申し込みは2026年9月1日(火)から9月14日(月)まで。予選は10月25日から11月8日、本選は予選のない合唱が11月3日、個人各部門は12月12日・13日に行われ、各部門の最優秀賞と特別賞の受賞者は2027年1月30日の受賞者演奏会に出演します。なお2026年度は、新たにピアノ幼児プレコンクールも実施されました。
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部門
ヴィオラ=中学生/高校生
チェロ=小学生(低学年・中学年・高学年)/中学生/高校生
※2026年度は未就学児を対象としたピアノ幼児プレコンクールが新設され、2026年8月23日に実施されました(申し込みは締め切られています)。
表彰内容
- 🥇最優秀賞
受賞者演奏会に出演 - 🥈優秀賞
- 🥉優良賞
- 🎖奨励賞
特別賞
受賞者演奏会
審査員
本選審査員
予選・合唱本選審査員
応募資格
応募方法・参加料
②銀行振込(肥後銀行 水道町支店・普通/必ず出場者本人の氏名で振り込む)
※別途手数料は自己負担
出場料
| 区分 | 出場料 |
|---|---|
| 個人部門(1部門につき) | 10,000円 |
| 本選出場料(合唱を除く・本選出場者のみ) | 5,000円 |
| 合唱部門(1団体) | 22,000円 |
※2部門以上に出場する場合、出場申込書はそれぞれ提出します。
スケジュール
※合唱部門のタイムスケジュール・出場票・出場の手引き・領収書などは、10月中旬頃に団体宛てに連絡があります。
開催地域・会場
- 熊本市植木文化ホール(熊本県)— 弦楽器・管打楽器の予選
- 熊本市男女共同参画センターはあもにい(熊本県)— ピアノ小学生低学年・独唱の予選、個人各部門の本選
- 熊本市健軍文化ホール(熊本県)— ピアノ小学生中学年・高学年・中学生・高校生の予選
- 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本県)— 合唱本選、受賞者演奏会
課題曲
ピアノ|小学生予選
| 部 | 記号 | 作曲者 | 曲名 | 曲集・参考楽譜など |
|---|---|---|---|---|
| 低学年 | (a) | ペッツォルト(伝J.S.バッハ) | メヌエット ト長調 BWV Anh.114 | |
| (b) | クーラウ | ソナチネ ハ長調 Op.55-1 第2楽章 | ||
| (c) | ブルグミュラー | 25の練習曲 Op.100 No.15「バラード」 | ||
| (d) | チャイコフスキー | マズルカ | こどものためのアルバム | |
| (e) | シェフチェンコ | 春の日 | ピアノ・コスモスシューレ(全音) | |
| 中学年 | (a) | W.F.バッハ | 春 イ長調 | プレ・インヴェンション No.26 |
| (b) | クレメンティ | ソナチネ ト長調 Op.36-5 第3楽章 | ||
| (c) | ブルグミュラー | 25の練習曲 Op.100 No.25「貴婦人の乗馬」 | ||
| (d) | チャイコフスキー | ひばりの歌 | こどものためのアルバム | |
| (e) | ギロック | 祭り | こどものためのアルバム | |
| 高学年 | (a) | モーツァルト | ソナタ ヘ長調 K.332 終楽章 | |
| (b) | ベートーヴェン | ソナタ ト長調 Op.79 第1楽章 | ||
| (c) | ショパン | ワルツ第6番 Op.64-1(仔犬のワルツ) | ||
| (d) | ドビュッシー | 「子供の領分」よりグラドゥス・アド・パルナッスム博士 |
ピアノ|中学生予選
| 記号 | 作曲者 | 曲名 | 曲集・参考楽譜など |
|---|---|---|---|
| (a) | J.S.バッハ | イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971 第3楽章 | |
| (b) | モーツァルト | ロンド ニ長調 K.485 | |
| (c) | ベートーヴェン | ソナタ ヘ短調 Op.2-1 第1楽章 | |
| (d) | シャブリエ | 「10の絵画風小品」よりスケルツォ・ワルツ | シャブリエピアノアルバム(全音、音友) |
ピアノ|高校生予選
※高校生の部以外は、上記の課題曲から1曲を選び演奏します。
※繰り返しは全部省略します(版による異なるリピート表記から生じる演奏の違いは、審査に影響しません)。ただしダ・カーポおよびダル・セーニョは例外とします。
※楽譜は参考であり、指定ではありません。
弦楽器
| 部 | ヴァイオリン | ヴィオラ | チェロ |
|---|---|---|---|
| 小学低学年 | 鈴木鎮一ヴァイオリン指導曲集 または 新しいヴァイオリン教本から (a)(b) どちらか (a) 任意のコンチェルトの第1楽章か、第3楽章(リーディング、アッコーライなど単一楽章のコンチェルトも可) (b) 任意のソナタの第1楽章と第2楽章 (例a)ザイツ:コンチェルト 第5番 ニ長調 第1楽章/(例b)ヘンデル:ソナタ 第2番 ト短調 第1、2楽章 | — | (a) J.S.バッハ作曲 メヌエット 第2番 ハ長調(鈴木鎮一 チェロ指導曲集 第1巻) (b) W.A.モーツァルト作曲 五月の歌(May Time)(鈴木鎮一 チェロ指導曲集 第2巻) |
| 小学中学年 | クラシック音楽で任意のヴァイオリン曲1曲(15分以内) | — | (a) ヘンデル作曲 ブーレ ハ長調(鈴木鎮一 チェロ指導曲集 第2巻) (b) パガニーニ作曲「妖精の踊り」のテーマから「主題(Theme)」(鈴木鎮一 チェロ指導曲集 第2巻) |
| 小学高学年 | クラシック音楽で任意のヴァイオリン曲1曲(15分以内) | — | (a) リュリ作曲 ガボット ニ短調(鈴木鎮一 チェロ指導曲集 第3巻) (b) ドヴォルザーク作曲 ユーモレスク ニ長調(鈴木鎮一 チェロ指導曲集 第3巻) |
| 中学生 | クラシック音楽で任意のヴァイオリン曲1曲(15分以内) | クラシック音楽で任意のヴィオラ曲1曲(15分以内) | クラシック音楽で任意のチェロ曲1曲(15分以内) |
| 高校生 | クラシック音楽で任意のヴァイオリン曲1曲(15分以内) | クラシック音楽で任意のヴィオラ曲1曲(15分以内) | クラシック音楽で任意のチェロ曲1曲(15分以内) |
※チェロ小学生は、課題曲から1曲を選び演奏します。
※出版されているものに限ります。繰り返しは省略します(ただしダ・カーポはあり)。前奏、間奏および後奏は適宜省略します。
管・打楽器
独唱|中学生
| 記号 | 作詞・作曲者名 | 曲名 |
|---|---|---|
| (a) | 林古渓作詞・成田為三作曲 | 浜辺の歌 |
| (b) | 江間章子作詞・中田喜直作曲 | 夏の思い出 |
| (c) | 吉丸一昌作詞・中田章作曲 | 早春賦 |
| (d) | S.C.Foster | 夢路より |
| (e) | H.Werner | 野ばら |
| (f) | E.de Curtis | 帰れソレントへ |
| (g) | ナポリ民謡 | サンタ・ルチア |
| (h) | A.Scarlatti | Sento nel core |
| (i) | F.Gasparini | Lasciar d’amarti |
| (j) | A.Caldara | Sebben,crudele |
| (k) | G.B.Bononcini | Per la gloria d’adorarvi |
| (l) | G.F.Handel | Ombra mai fu(アリアのみ) |
| (m) | G.B.Pergolesi | Nina |
| (n) | G.Paisiello | Nel cor piu non mi sento |
| (o) | G.Giordani | Caro mio ben |
独唱|高校生
| 記号 | 作詞・作曲者名 | 曲名 |
|---|---|---|
| (a) | S.Rosa | Star vicino |
| (b) | A.Scarlatti | Già il sole dal Gange |
| (c) | A.Scarlatti | Se tu della mia morte |
| (d) | A.Scarlatti | Sento nel core |
| (e) | F.Gasparini | Lasciar d’amarti |
| (f) | A.Caldara | Sebben,crudele |
| (g) | G.B.Bononcini | Per la gloria d’adorarvi |
| (h) | F.Durante | Vergin,tutto amor |
| (i) | G.F.Handel | Lascia ch’io pianga(アリアのみ) |
| (j) | G.B.Pergolesi | Se tu m’ami |
| (k) | G.B.Pergolesi | Nina |
| (l) | G.Giordani | Caro mio ben |
| (m) | V.Bellini | Vaga luna,che inargenti |
| (n) | V.Bellini | Ma rendi pur contento |
| (o) | F.P.Tosti | Sogno |
| (p) | F.P.Tosti | La serenata |
| (q) | S.Donaudy | O del mio amato ben |
| (r) | F.Schubert | An die Musik |
| (s) | L.v.Beethoven | Ich liebe dich |
| (t) | 土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲 | 荒城の月 |
| (u) | 北見志保子作詞・平井康三郎作曲 | 平城山 |
※上記の課題曲から1曲を選び演奏します。中学生、高校生とも、全曲移調は可とし、2番まで準備します。
※申し込みの際は、演奏曲(課題曲)の欄に記号・作曲者名・曲名を記入します。
本選の演奏規定
- 管・打楽器:予選通過の演奏曲(10分以内)
- 独唱:任意の1曲(7分以内)
- 弦楽器:予選通過の演奏曲(15分以内)
- ピアノ:予選通過の課題曲。高校生は予選通過の演奏曲(10分以内)
- 合唱:自由曲。制限時間(6分)以内なら複数曲も可。演奏曲をカットする時は、事前に作曲者の了承を得、その旨を楽譜の表紙面に記載し、カット箇所は鉛筆でわかりやすく表示します
- 規定の演奏時間を超過した場合は失格となります
課題曲(自由曲)レベル|ピアノ部門
音楽コンクールガイド独自の5つの評価軸をベースに、課題曲のレベルを★1〜★5でマッピング。参加レベルの目安としてご活用ください。
監修
恵良 響
4歳からピアノを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業後、渡仏。パリ地方音楽院を経て、現在パリ国立高等音楽院第一課程在籍中。現在Jonas Vitaud、Claire-Marie Le Guay、Florian Caroubi、David Saudubrayの各氏に師事。
ピアノ部門
| 部門 | レベル | 参加対象 |
|---|---|---|
| 小学生(低学年) | ★★ | こども学習層 |
| 小学生(中学年) | ★★ | こども学習層 |
| 小学生(高学年) | ★★★ | こども学習層 |
| 中学生 | ★★★★ | ジュニア専門準備層 |
| 高校生 | ★★★★★ | ジュニア専門準備層 |
課題曲の傾向と分析
💡 ここに注目!
- 予選と本選で同じ曲を演奏するため、一つの曲に長期間向き合えます。高い集中力が求められる一方で、音楽の深みや新しい解釈を得られる構成です。
- 高校生部門は他の部門よりも自由曲のコンクールに形式が近く、別のコンクールとの併願がしやすい部門です。
- 舞台での演奏機会を多く得たい学習者にとって、条件の整ったコンクールです。
- 小学生は★2〜3、中学生・高校生は★4〜5と、学年が上がるにつれて難度がはっきり上がります。中学生以上はジュニア専門準備層を想定した水準です。
- 2026年度は小学生予選が秋の1回のみに簡素化され、未就学児対象の「ピアノ幼児プレコンクール」が新設されました。
課題曲(自由曲)レベル|ヴァイオリン部門
監修
金子 日南
2歳よりヴァイオリンを始め、京都市立芸術大学音楽学部を卒業。コンサートやイベント、ブライダルなど幅広いシーンで5,000件以上の演奏を重ね、ヴァイオリン講師としても5年以上の指導歴を持つ。演奏者・指導者として培った専門知識を活かし、音楽ライターとしても活動中。自身の演奏・指導経験をもとに、コンクール課題曲の難易度分析や演奏のポイントなど、挑戦者に役立つ情報を発信している。
ヴァイオリン部門
| 部門 | レベル | 参加対象 |
|---|---|---|
| 小学生(低学年・1〜2年) | ★★★ | ジュニア専門準備層◎/こども学習層◯ |
| 小学生(中学年・3〜4年) | ★★★ | ジュニア専門準備層◎/こども学習層◯ |
| 小学生(高学年・5〜6年) | ★★★※ | ジュニア専門準備層◎/こども学習層◯ |
| 中学生 | ★★★★ | ジュニア専門準備層◎/音大本科層◯ |
| 高校生 | ★★★★★ | ジュニア専門準備層◎/音大本科層◎ |
課題曲の傾向と分析
💡 ここに注目!
- 自由曲に加えてエチュードが課されるため、音楽性だけでなく、音程やボウイング、左手の基礎技術など、総合的な演奏能力が評価される構成です。
- 学年が上がるにつれて、選択できる課題曲の技術的な上限も高くなります。基礎から高度な演奏技術へ、段階的にステップアップできる構成です。
- 自由曲では得意な作品を選んで音楽性や表現力をアピールできます。一方、エチュードでは日頃の基礎練習の成果がそのまま演奏に表れます。
- 中学生以上はバッハの無伴奏作品も選択でき、より高度な演奏能力が求められます。音程や運弓だけでなく、フレージングや声部の弾き分けなども重要になります。
- すべての部門で暗譜演奏が求められるため、安定した暗譜力と本番での演奏力も必要です。表現力と演奏技術をバランスよく伸ばしたい方におすすめです。
補足事項
- 演奏はすべて暗譜とします
- 楽譜は出場者自身で用意します。絶版等の場合は、著作権協会より複写の許可を得ます
- 伴奏、譜めくりが必要な場合は出場者が準備します
- ピアノの足台・ペダル・椅子調整は本人、または指導者・保護者が責任をもって行います
- 弦楽器の調弦は本人、または指導者が責任を持って行います
- 受付時間に遅れたものは失格とします
- 演奏順は主催者で決定し、予選当日、出場者受付で出場者に伝えられます
- 2部門以上に出場する場合、出場申込書はそれぞれ提出します
- 予選・本選とも一般公開で行われます。来場者は審査の妨げにならぬよう注意します
- 運営の都合上、演奏の途中でブザーを鳴らし終演させることがありますが、審査には影響しません。審査員の判断で演奏を止める場合がありますが、その場合は再度演奏することができます
- 記録・報道・販売用に当日の演奏模様を動画撮影する場合があります。撮影を希望しない場合は、申込書末尾の確認欄にチェックを入れます
2026年度(第59回)からの主な変更点
- ピアノ部門 小学生の予選が秋(11月)の1回のみになりました。これまで本選(12月)の出場者を夏(8月)の1次予選と秋(11月)の2次予選の2段階で選考していましたが、秋の予選1回で選考します。これにともない申し込み期間が6月上旬から9月上旬に変わりました
- ピアノ部門に幼児対象(未就学児)のプレコンクールを新設しました。順位は付けず、審査員による講評(コメント)を個別に知らせます
- 出場資格を拡大し「県内在住または居住経験のある小中高生」としました
- 弦楽器 中高生の課題曲欄に「ヴィオラ」を追加しました
- 管・打楽器 課題曲欄の楽器表記を「木管楽器」「金管楽器」「打楽器」としました
合唱部門について
- 演奏曲の楽譜5部を10月20日(火)までに提出します
- 指揮者の資格に制限はありませんが、同一部門において指揮できるのは1団体とします。伴奏者は任意です
- 受付時間などのタイムスケジュール、出場票、コンクール出場の手引き、領収書などは10月中旬頃、団体宛てに連絡されます
主催・公式サイト
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