ラ・マエストラ2026、スロベニアのラヴレンチッチが1位

ラ・マエストラ2026、スロベニアのラヴレンチッチが1位

女性指揮者のための国際コンクール「ラ・マエストラ(La Maestra)」2026年版の結果が発表され、スロベニアのモイツァ・ラヴレンチッチ(Mojca Lavrenčič)が1位に輝いた。賞金2万ユーロに加え、5つの特別賞も受賞している。

ラ・マエストラ2026 入賞結果

パリ・フィルハーモニー(Philharmonie de Paris)とパリ・モーツァルト管弦楽団(Paris Mozart Orchestra)が共催する「ラ・マエストラ国際女性指揮者コンクール」の2026年版が閉幕し、入賞者が発表された。

1位はスロベニアの指揮者モイツァ・ラヴレンチッチ(賞金2万ユーロ)。2位は中国の頼佳靜(Jiajing Lai、賞金1万ユーロ)、3位はフランスのアリゼ・レオン(Alizé Léhon、賞金5000ユーロ)となった。 アメリカの指揮者モリー・ターナー(Molly Turner)を含む4名がファイナルに進出し、パリ・モーツァルト管弦楽団とパリ管弦楽団(Orchestre de Paris)を指揮した。

ラヴレンチッチは、別の候補者が辞退したことを受けた直前のエントリーで参加。見事1位を勝ち取っただけでなく、国際オーケストラ委員会賞、ECHO委員会賞(欧州コンサートホール機構)、フランスコンサートホール・オーケストラ委員会賞、パリ管弦楽団楽団員賞、ARTE委員会賞という5つの特別賞を総なめにした。

ラヴレンチッチはリュブリャナ大学(University of Ljubljana)でマルコ・レトーニャ(Marko Letonja)に師事した後、SNG Opera and Ballet Ljubljanaでアシスタントを務め、著名な客演指揮者たちと共に研鑽を積んだ。さらにスコラ・カントルム・バジリエンシス(Schola Cantorum Basiliensis)でアンドレア・マルコン(Andrea Marcon)のもとで研究を深めている。

受賞後、ラヴレンチッチはSNSに「この1週間はまるで現実ではないようだった。濃密で、豊かで、鼓舞され、奇跡的な日々。すべての新しい出会い、短い時間で友人となった素晴らしい同僚たち——彼女たちを音楽上の姉妹と呼べることに心から感謝している」と綴った。

ラ・マエストラは2019年に創設された女性限定の国際コンクール。現金賞金のほか、選ばれた候補者が2年間にわたりプロとしてのサポートを受けられるアカデミープログラムも提供している。