第16回東京ピアノコンクール本選結果発表

第16回東京ピアノコンクールの本選が2026年1月4日(日)・5日(月)・11日(日)・12日(月・祝)の4日間、東京都品川区立五反田文化センター音楽ホールおよび横須賀芸術劇場ヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開催された。

幼児から50歳以上まで全14部門で競われ、大学部門の第1位が最優秀賞に輝いた。ピアノ協奏曲部門の第1位が準グランプリを獲得し、第1位から第3位を中心に100名を超える入賞者が決定している。

小学部門は計17名が入賞

幼児部門では審査員特別賞が1名選出された。小学低学年部門は第1位の該当者はなく、第2位~第4位と審査員奨励賞に各1名が入賞している。

小学中学年部門では第1位が印象派音楽賞とのダブル受賞を達成。そのほか第2位~第5位に加え、審査員特別賞、審査員奨励賞も選出された。小学高学年部門では第1位がロマン派音楽賞を同時受賞し、ジュニアピアノ奨学賞にも選出された。小学3部門を合わせて第1位から第3位の入賞者は計7名となり、若手層の充実ぶりを示した。

中高部門は計12名が入賞

中学部門では第1位がロマン派音楽賞とのダブル受賞を果たし、ユースピアノ奨学賞にも選出された。そのほか第2位は印象派音楽賞も獲得、第3位もロマン派音楽賞を同時受賞している。高校部門では第1位〜第5位に加え、審査員特別賞、審査員奨励賞、奨励賞が2名ずつ選出された。

大学・一般部門は最高位該当者の有無に差

大学部門では第1位が近代フランス音楽賞を同時受賞し、全部門を通じての最優秀賞に選出された。第2位はロマン派音楽賞も獲得し、ジェネラルピアノ奨学賞を受賞している。そのほか第3位~第5位、審査員特別賞、審査員奨励賞、奨励賞が選ばれた。

一般A部門も第1位~第5位と審査員特別賞、審査員奨励賞、奨励賞が選出され、一般B部門では第1位から第3位の該当者がなく、第4位が最高位となった。一般C部門も第1位・第2位の該当者はなく、第3位に1名が入賞している。大学から一般各部門では、上位入賞者の分布に差が見られた。

アンサンブル・協奏曲部門は各カテゴリーで第1位~第3位を輩出

連弾部門では第1位ペアがJ.Brahms賞をダブル受賞した。2台ピアノ部門は第1位ペアがM.Ravel賞を獲得し、アンサンブルピアノ奨学賞も受賞した。

ピアノ協奏曲部門では第1位がF.Chopin賞を同時受賞し、準グランプリの栄誉に輝き、優秀共演者賞にも選出された。アマチュア部門では第1位、第2位、第3位に各1名が入賞した。アンサンブル・協奏曲・アマチュア各部門で多彩な才能が表彰されている。

おわりに

今回の大会は幼児から50歳以上まで、ソロからアンサンブルまで多様なカテゴリーで100名を超えるピアニストが入賞を果たした。特に小学部門や中高部門では若手の活躍が目立ち、海外籍の受賞者も輩出するなど国際色豊かな結果となった。

印象派音楽賞やロマン派音楽賞などの特別賞も各部門で授与され、次世代のピアニスト育成の場として同コンクールの役割が改めて示される大会となっている。

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