日本ショパンピアノコンクール 2024年(第5回)

日本ショパンピアノコンクール 2024年(第5回)

日本ショパンピアノコンクールは、ピアニストの海老彰子が代表を務める日本ショパン協会が主催するコンクールです。
「ショパン国際コンクール」への協力を行い、フレデリック・ショパン作品に特に優れた演奏を示したピアニストに贈られる<日本ショパン協会賞>を授与するなどフレデリック・ショパン及びその芸術の理解と宣揚の助長を目的とする日本ショパン協会。
5年に1度開催されるワルシャワの「ショパンコンクール(2025年)」を目指す方々をサポートするとともに、ショパンのレパートリーを広げチャレンジする場を提供することも目的としています。

まだ歴史の浅いコンクールですが、上位2名には 第19回ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ開催)のPreliminary Roundへの出場権が与えられることもあり、今回もハイレベルな内容になることが予想されます。

部門

ピアノ部門のみ

歴代入賞者

表彰内容

順位

第1位

賞金30万円、表彰状、トロフィー

第2位

賞金20万円、表彰状、トロフィー

第3位

賞金10万円、表彰状、トロフィー

入 選

表彰状


【副賞】

●上位2名には 第19回ショパン国際ピアノコンクール(ワルシャワ開催)のPreliminary Roundへの出場権が与えられる。

●上位3名には2025年5月下旬、カワイ表参道「パウゼ」にて開催予定の“ショパン・フェスティバル”で、弦楽六重奏版コンチェルト及び弦楽付き室内楽コンサート、入選者にはジョイントリサイタルへの出演の機会が与えられる。

審査員

審査員長

海老 彰子(日本ショパン協会会長)

副審査員長

植田 克己(日本ショパン協会副会長)

審査員

江崎 昌子、岡本 美智子、加藤 一郎、

三木 香代(以上 日本ショパン協会理事)、

アルトゥル・シュクレネル(ポーランド国立ショパン研究所所長・本選のみ審査)

応募資格

1995年1月1日から2009年12月31日までの間に出生した者。

応募方法

●申込期間:2024年6月24日(月)から7月3日(水)
●申込は、オンラインのみの受付
●申込期間中に参加申込フォーム(https://forms.office.com/r/rxNzCELjgB)より必要事項の入力を行うこと。また動画審査用の演奏動画をアップロードすること。
●必要データのアップロードの終了後、参加料30,000円の支払いを行う。コンクール申込フォームの提出後、7月10日(水)までに郵便振替にて納入する。

【払込先】

口座番号:00140-5-49486

加入者名:日本ショパン協会(ニホン シヨハ゜ン キヨウカイ )

スケジュール

●申込期間:2024年6月24日(月)から7月3日(水)
●動画審査結果発表:2024年8月9日(金)までに応募者全員に通知

日付

会場

第1次予選

2024年10月7日(月)・8日(火)

カワイ表参道 2F コンサートサロン パウゼ

第2次予選

2024年10月9日(水)・10日(木)

本選

2024年10月12日(土)

東京文化会館 小ホール

開催地域・会場

●カワイ表参道 2F コンサートサロン パウゼ(東京都)
●東京文化会館 小ホール(東京都)

課題曲

【注意点】 すべての課題曲は、フリデリク・ショパンの作品のみで構成される。 楽譜は入手可能であればどのような版を使用してもよい。 同じ曲を異なるステージで演奏することはできない(動画審査を除く)。

動画審査

第1次予選の演奏曲と同一とする

第1次予選

次の(1)と(2)の合計2曲を演奏する。 演奏順序は任意に決めてよい。


(1)以下のエチュードより1曲を選択。

ハ長調 作品10-1

イ短調 作品10-2

嬰ト短調 作品25-6

ロ短調 作品25-10

イ短調 作品25-11

(2)次の11曲より1曲を選択。

バラード 第1番 ト短調 作品23   

幻想曲 ヘ短調 作品49

バラード 第2番 ヘ長調 作品38   

スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20

バラード 第3番 変イ長調 作品47   

スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31

バラード 第4番 ヘ短調 作品52   

スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39

舟歌 嬰ヘ長調 作品60   

スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54

幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61

第2次予選

次の(1)~(3)を演奏する。演奏時間は合計30分~ 40分とし、演奏順序は任意に決めてよい。

(1)プレリュード 作品28より以下の3つのグループの中から1つを選択し6曲を演奏。

  7 ~ 12番、13 ~ 18番、19 ~ 24番(6曲続けて演奏すること)

(2)以下のポロネーズより1作品を選択。

  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22

  ポロネーズ 嬰ヘ短調 作品44

  ポロネーズ 変イ長調 作品53

  2つのポロネーズ 作品26 (2曲続けて演奏すること)

(3)フリデリク・ショパンによる任意の曲を選択。 (第1次予選、本選での演奏曲目と重複しないこと。複数曲の組み合わせも可とする。)

本選

次の(1)と(2)を演奏する。曲の演奏順序は(1)と(2)のいずれから始めてもよい。

但し、(2)のマズルカについては、以下に従うこと。


(1)以下のソナタより1曲を選択。どちらのソナタも第1楽章の繰り返しは省くこと。

ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35

ソナタ 第2番 ロ短調 作品58


(2)次の作品番号のマズルカの中から1シリーズ全曲を選択。

作品17、24、30、33、41、50、56、59


※各マズルカはその作品中の番号順に演奏しなければならない。

※マズルカ作品33および作品41は、以下の番号順で演奏しなければならない。

作品33:第1番 嬰ト短調 第2番 ハ長調 第3番 ニ長調 第4番 ロ短調

作品41:第1番 ホ短調 第2番 ロ長調 第3番 変イ長調

補足事項

主催

日本ショパン協会

コメント※管理者承認後に公開されます

コメントする

目次