ジュネーヴ国際音楽コンクール 2024年(第78回)

ジュネーヴ国際音楽コンクール

ジュネーヴ国際音楽コンクールは、世界中から新進気鋭の若手音楽家が参加することで知られる国際音楽コンクールです。1939年に創設された歴史あるコンクールで、世界三大コンクールに匹敵する知名度と権威性を持つことで知られています。

 

ジュネーヴ国際音楽コンクールにはピアノ・声楽・弦楽器・管楽器・作曲などさまざまな審査部門があり、これまでに数多くの著名な音楽家を輩出してきました。近年では五十嵐薫子(2022年ピアノ部門第3位)、上野通明(2021年チェロ部門優勝)といった日本の音楽家が入賞を果たしています。

 

ジュネーヴ国際音楽コンクールでは毎回すべての部門が開催されるわけではなく、大会ごとに募集される部門が異なります。2024年開催の第78回大会は声楽と作曲の2部門が開催予定です。

部門

声楽、作曲

歴代入賞者

こちらからご覧ください。

歴代入賞者

表彰内容

<作曲部門>

  • 1st Prize:CHF 15,000
  • 2nd Prize:CHF 10,000
  • 3rd Prize:CHF 5,000
  • Audience Prize:CHF 1,500
  • Young Audience Prize:CHF 1,000
  • Students Prize:CHF 1,000
  • Nicati-De Luze Special Prize:CHF 3,000

 

<声楽部門>

  • 1st Prize:CHF 20,000
  • 2nd Prize:CHF 12,000
  • 3rd Prize:CHF 8,000
  • Young Audience Prize:CHF 1,500
  • Young Audience Prize:CHF 1,000
  • Students Prize:CHF 1,000

 

その他いくつかの特別賞も予定

 

審査員

未定(後日発表予定)

応募資格

  • 作曲部門:1984年10月20日(40歳)以降生まれ
  • 声楽部門:1992年10月22日(32歳)以降生まれ

※過去のジュネーブ国際音楽コンクールで1位を受賞している候補者は、同じ部門に再度エントリーすることはできません。

応募方法

<作曲部門>

応募締切:2024年5月29日

コンクール公式サイトからオンラインで申請(オンライン申込サービスMuvacを利用)

 

[必要書類および]

・タイトルまたはテーマが記載された楽譜(1点)※作曲者名は明記しない

・身分証明書またはパスポートのコピー

・履歴書(研究、教師、活動、受賞歴等)

・経歴紹介文(最大500文字)※英語またはフランス語による

・候補者の近影写真(300 dpi)※異なるものを2枚

・応募作品を紹介するプログラムノート(最大3300文字)

・公演および放送に関する承諾書

・候補者の作品全般と将来実現したい芸術活動に関する短いテキストまたはビデオによるプレゼンテーション(最大1ページまたは3分)

・既存の作品の詳細なリスト

 

[参加料]

CHF 100をWebサイトで支払い※デビットカードまたはクレジットカードを使用

 

<声楽部門>

応募締切:2024年4月17日

コンクール公式サイトからオンラインで申請(オンライン申込サービスMuvacを利用)

 

[必要書類および申請情報]

・身分証明書またはパスポートのコピー

・履歴書(研究、教師、活動、受賞歴等)

・経歴紹介文(最大500文字)※英語またはフランス語による

・候補者の近影写真(300dpi)※異なるものを2枚

・事前審査用プログラムによる3つの演奏動画

・録音の信頼性と完全性を証明する証明書

・教授またはビデオ録画を作成した技術者の署名※録音の場所と日付を記載(証明書はMuvacからダウンロード)

・コンクールで演奏する楽曲等の詳細なプログラム

・自己アピールとコンクールの参加理由を表した短いテキストまたはビデオによるプレゼンテーション(最大1ページまたは3分)

 

[参加料]

CHF 250をWebサイトで支払い※デビットカードまたはクレジットカードを使用

 

[提出動画について]

・12か月以内に撮影した高画質の動画を提供すること

・映像およびファイル名に候補者名や学校のロゴ等、個人の特定に繋がる情報を入れないこと

・提出する動画の編集(カットや音声編集)は禁止

・正面から撮影すること

・ピアノ伴奏のある曲の場合、歌手および伴奏者の両方を撮影すること

・楽曲ごとに個別の録音を提供すること

※上記の録音条件を満たしていれば公開録音の動画も可

 

スケジュール

<作曲部門>

2024年5月29日:応募締め切り

2024年6月10日~13日:ファイナリストの選出(予定)

2024年6月13日:ファイナリストの発表(予定)

2024年10月16日:歓迎式典

2024年10月16日~19日:ジュネーブに滞在、リハーサルとコンサート

2024年10月19日:ショーケースコンサート

2024年10月20日:ファイナルラウンド

 

<声楽部門>

2024年4月17日:応募締め切り

2024年4月下旬:ビデオ審査ラウンドの通過者発表

2024年7月2日:オンラインリサイタルの動画提出締め切り

2024年9月2日~8日:オンラインリサイタル放送

2024年9月10日:セミファイナリストの発表

2024年10月13日:歓迎式典

2024年10月15日~18日:セミファイナルラウンド

2024年10月22日:ファイナルラウンド

開催地域・会場

開催地域:スイス・ジュネーヴ

<作曲部門>
ショーケースコンサート:ジュネーブ音楽院 フランツ・リストホール
ファイナルラウンド:ヴィクトリアホール

<声楽部門>
セミファイナルラウンド:ジュネーブ音楽院 フランツ・リストホール
ファイナルファイナルラウンド:ジュネーブ大劇場

課題曲

作曲部門

ヴィオラ独奏と室内オーケストラのための作品を提出。
2021年5月以降に作曲された作品で、演奏時間は15分程度とする。

室内オーケストラの編成は以下の通り

  • 総勢40名以内
  • 木管(フルート2・オーボエ2・クラリネット2・ファゴット2)
  • 金管(ホルン2・トランペット2・トロンボーン1・チューバ0)
  • 鍵盤楽器(1)
  • 打楽器(2)
  • 弦楽器(第1ヴァイオリン8・第2ヴァイオリン6・ヴィオラ4・チェロ4・コントラバス2)

 

※弦楽セクションの人数を減らすことはできるが、その他のセクションの人数を減らすことはできないものとする。鍵盤楽器は複数の楽器を演奏可能(ピアノ、チェンバロ等)。

譜面審査を通過したファイナリストについては、2024年10月19日に行われるショーケースコンサートにて既発表作品(独奏楽器または小さな室内楽作品)の演奏が行われる。

ファイナルラウンドでは、コンクールのために提出した作品がジュネーブ室内管弦楽団によって演奏される。

声楽部門

予備予選(ビデオ・レコーディング)<20~30分>

以下の3つの楽曲の歌唱映像を提出

●バロックまたは古典のアリア1曲(オラトリオまたはオペラ)

●オペラアリア1曲

●歌曲1曲

※3つの異なる時代の作品を選択すること
※歌唱言語の指定なし(さまざまな言語)
※ビデオ審査ラウンドで選択した楽曲は、以降の審査で再び披露してもよい。

オンラインリサイタル<25~30分>

以下の楽曲を歌唱

●オペラアリア2曲

●オラトリオ/宗教音楽アリア1曲

●歌曲2曲

 ※3つの異なる時代の作品を選択すること

※歌唱言語の指定なし(さまざまな言語)

※1950年以降に作曲された楽曲を1曲以上含めること

※ステージの出入りも演奏時間に含むものとする。(30分以内)

 

セミファイナル(3部構成)

1.

オペラリサイタル

<30分以内>

オペラ、オペレッタ、サルスエラのアリアから任意の楽曲を4~6曲歌唱

※少なくとも3つの異なる時代、3つの異なる言語の楽曲を選択すること

※オペラリサイタルはコンサートとしてプログラムを構成する必要があり、さまざまなジャンルの楽曲を取り入れることを奨励

2.

歌曲リサイタル

<30分以内>

下記の条件を満たす作品を少なくとも1曲ずつ歌唱すること。

●声楽とピアノまたはアカペラのために作曲された現代的な歌曲

●コンクールより提示されるリストの女性作曲家による声楽とピアノのため歌曲

●エイミー・ビーチ(1867-1944)[アメリカ]

●ヘンリエッテ・ボスマンス(1895-1952)[オランダ]

●ナディア・ブーランジェ(1887-1979)[フランス]

●マルグリット・カナル(1890-1978)[フランス]

●レベッカ・クラーク(1886-1979)[イギリス]

●ルース・クロフォード=シーガー(1901-1953)[アメリカ]

●ナンシー・ダルベア(1881-1949)[ノルウェー]

●クレア・デルボス(1906-1959)[フランス]

●イレーヌ・フエリソン(1875-1931)[ベルギー]

●ミュリエル・ハーバート(1897-1984)[イギリス]

●ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940)[チェコ]

●ヨハンナ・ミュラー=ヘルマン(1878-1941)[オーストリア]

●ャルロット・ソヒー(1887-1955)[フランス]

●イレーネ・ポルドフスキ(1879-1932)[ポーランド/イギリス]

※現代的な歌曲の定義については、コンクール公式サイトの応募要項を参照

3.

アーティスティック・プロジェクトの提案

コンクール入賞後の2年間に実施したいプロジェクトの提案

※リサイタルプログラムに限らず、映像・ダンスなど他の芸術表現を含むものも可。

※独創性があり演奏者の個性を表現していること、リサイタルで実現する価値のある意欲的な内容であることなどが求められる。

※リサイタルはステージの出入りも演奏時間に含むものとする。(30分以内)

ファイナル

下記の作品リストから3つのオペラアリアを選択して歌唱

スイス・ロマンド管弦楽団と共演(指揮:アレフティナ・ヨッフェ)

※これまでのラウンドですでに歌ったオペラアリアを再び選択してもよい。

※少なくとも2つの異なる時代の作品を選択すること。

※少なくとも2つの異なる言語の作品を選択すること。

※オリジナルのキーのアリアのみ可(オーケストラ伴奏でよく知られ、出版されている移調の場合は例外あり)

 

●バーバー/ヴァネッサ

●ベートーヴェン/フィデリオ

●ベッリーニ/カプレーティ家とモンテッキ家、清教徒、夢遊病の女、ノルマ

●ベルリオーズ/ファウストの劫罰

●バーンスタイン/タヒチの騒動、キャンディード

●ビゼー/カルメン、真珠採り

●ボイト/メフィストーフェレ

●ボロディン/イーゴリ公

●ブリテン/ビリー・バッド

●ドビュッシー/ペレアスとメリザンド

●カタラーニ/ラ・ワリー

●シャルパンティエ/ルイーズ

●チレーア/アドリアーナ・ルクヴルール、アルルの女

●ファリャ/はかない人生、恋は魔術師

●ドリーブ/ラクメ

●ドニゼッティ/ドン・パスクアーレ、愛の妙薬、ファヴォリータ(寵姫)、連隊の娘、ランメルモールのルチア、ルクレツィア・ボルジア、シャモニーのリンダ

●ドヴォルザーク/ルサルカ

●フロイド/スザンナ

●ガーシュウィン/ポーギーとベス

●ジョルダーノ/アンドレア・シェニエ

●グリンカ/ルスランとリュドミラ

●グルック/オルフェーオとエウリディーチェ

●グノー/ファウスト、ロメオとジュリエット

●ヘンデル/アルチーナ、ゴールのアマディージ、セルセ(クセルクセス)

●フンパーディンク、ヘンゼルとグレーテル

●ヤナーチェク/イェヌーファ、カーチャ・カバノヴァー、女狐ビストロウシュカの物語(利口な女狐の物語)、死者の家から

●コルンゴルト/死の都

●レハール/メリー・ウィドウ

●レオンカヴァッロ/道化師

●マスカーニ/カヴァレリア・ルスティカーナ

●マスネ/ヴェルテール、エロディアード(ヘロデヤ)、マノン

●メノッティ/霊媒、電話

●マイアベーア/ディノラ(プロエルメルのパルドン祭り)、ユグノー教徒

●モンテヴェルディ/アリアンナ(アリアドネ)、オルフェーオ(オルフェウス)、ポッペアの戴冠

●ムーア/ベイビー・ドゥのバラード

●ムソルグスキー/ボリス・ゴドゥノフ

●モーツァルト/コシ・ファン・トゥッテ、皇帝ティート(ティトウス)の慈悲、ドン・ジョヴァンニ、後宮からの誘拐、偽の女庭師、イドメネオ、ポントの王ミトリダーテ、フィガロの結婚、魔笛、ツァイーデ(後宮)

●ニコライ/ウィンザーの陽気な女房たち

●オッフェンバック/ホフマン物語

●ポンキエッリ/ジョコンダ

●プーランク/カルメル会修道女たちの対話、ティレシアスの乳房

●プッチーニ/つばめ/三部作(外套、修道女アンジェリカ、ジャンニ・スキッキ)/ラ・ボエーム/蝶々夫人/マノン・レスコー/トスカ/エドガール

●パーセル/ダイドーとイニーアス(ディドーとアイネイアス)

●ラフマニノフ/アレコ

●ラヴェル/子供と魔法

●リムスキー=コルサコフ/雪娘、皇帝の花嫁

●ロッシーニ/セビーリャの理髪師、シンデレラ、アルジェのイタリア女、ヴィルヘルム・テル(ウィリアム・テル)、オリ伯爵[フランス語またはイタリア語]

●サン=サーンス/サムソンとダリラ(デリラ)

●スメタナ/売られた花嫁

●ヨハン・シュトラウス/こうもり

●リヒャルト・シュトラウス/サロメ、エレクトラ、ばらの騎士、ナクソス島のアリアドネ、影のない女

●ストラヴィンスキー/放蕩者のなりゆき(放蕩児の遍歴)

●チャイコフスキー/エフゲニー・オネーギン、スペードの女王、イオランタ

●トマ/ハムレット

●ヴェルディ/アイーダ、アッティラ、仮面舞踏会、ドン・カルロ、ファルスタッフ、運命の力、第1回十字軍のロンバルディア人、ルイーザ・ミラー、マクベス、ナブッコ、オテロ、シモン・ボッカネグラ、椿姫、トロヴァトーレ、シチリア島の夕べの祈り

●ワーグナー/神々の黄昏、さまよえるオランダ人、ローエングリン、ニュルンベルクのマイスタージンガー、ラインの黄金、ジークフリート、タンホイザー、トリスタンとイゾルデ、ワルキューレ

●ウェーバー/魔弾の射手

補足事項

  • 声楽部門の注意事項

規約に別段の指定がない限り暗譜で歌唱すること。一部のラウンドを除いて移調版を歌唱してもよいが、ピアノ伴奏者用の移調スコアを提供すること。

  • 作曲部門の優勝作品は2025年ジュネーブコンクール準決勝の課題曲(ヴィオラ)に選出
  • 演奏規定および応募に関する詳細はコンクール公式サイトの部門別要項を参照

[声楽部門要項]

[作曲部門要項]

主催

Concours de Genève

Geneva International Music Competition

Bd de Saint-Georges 34 / CP 268

1211 – Genève 8

Suisse / Switzerland

T: +41 22 328 62 08

F: +41 22 328 43 66

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