第32回 フッペル鳥栖ピアノコンクール2026

フッペル鳥栖ピアノコンクールは、佐賀県鳥栖市で開催されるピアノコンクールです。鳥栖市には、第二次世界大戦の終結間近に2人の特攻隊員が鳥栖小学校を訪れ、同校にあったドイツ・フッペル社製のピアノでベートーヴェンの「月光」を奏でたと伝えられる悲話が残されています。このコンクールは、その悲話に込められた平和への祈りを次世代に伝え、音楽による平和文化創造を願って実施されています。部門は、第1次予選から本選まで3ラウンドで争う「フッペル部門」と、未就学児から大学・一般までが参加する「ジュニア部門」(AコースとBコースの2コース)で構成されます。フッペル部門とジュニア部門Aコースの優秀者は、オーケストラと共演する機会が与えられます。

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フッペル鳥栖ピアノコンクール 大会情報・結果一覧

目次

部門

第1次予選・第2次予選・本選の3ラウンド制です。参加資格に制限はありません。
第1次予選2026年11月21日(土)
第2次予選2026年11月22日(日)
本選2026年11月23日(月・祝)
課題曲と自由曲を演奏するコースです。カテゴリーごとに課題曲・審査時間・参加料が定められています。
未就学児の部審査時間4分以内
小学1,2年生の部審査時間5分以内
小学3,4年生の部審査時間6分以内
小学5,6年生の部審査時間8分以内
中学生の部審査時間10分以内
高校生の部審査時間11分以内
大学,一般の部審査時間13分以内
指定された課題曲の中から任意の1曲を選択して演奏するコースです。カテゴリーはAコースと同じ7区分です。
カテゴリー未就学児の部/小学1,2年生の部/小学3,4年生の部/小学5,6年生の部/中学生の部/高校生の部/大学,一般の部
ジュニア部門は、コンクール開催日(12月12日、13日)時点で該当するカテゴリーに参加します。

表彰内容

フッペル部門

  • 🥇
    第1位
    賞状・楯・賞金50万円
  • 🥈
    第2位
    賞状・楯・賞金30万円
  • 🥉
    第3位
    賞状・楯・賞金15万円
  • 🌟
    月光賞
    賞状・楯・賞金10万円 ※第2次予選でソナタ《月光》を演奏した中で特に優秀と認められる人に授与
  • 🎖
    入選
    賞状・賞金5万円
  • 🏆
    鳥栖市長賞
    賞状・2027年度に開催される演奏会においてオーケストラと共演
入賞者のうち特に優秀と認められた1名に、鳥栖市長賞を授与するとともに、オーケストラとの演奏会(詳細未定)において、協奏曲のソリストとしてご出演いただきます。前項以外の入賞者には、2027年3月20日(土)(予定)の受賞記念コンサートにご出演いただきます。同位受賞者が複数の場合は、賞金を按分します。

ジュニア部門 Aコース

  • 第1位、第2位、第3位:賞状・楯・受賞記念コンサート出演
  • 入選:賞状
  • 鳥栖市教育長賞:賞状・2027年度に開催する演奏会でオーケストラと共演
入賞者(未就学児除く)のうち特に優秀と認められた1名に、鳥栖市教育長賞を授与するとともに、オーケストラとの演奏会(詳細未定)において、協奏曲のソリストとしてご出演いただきます。前項以外の入賞者には、2027年3月20日(土)(予定)の受賞記念コンサートにご出演いただきます。

ジュニア部門 Bコース

  • 参加者全員に、金賞・銀賞・銅賞のいずれかの賞(賞状)が授与されます
  • 二又教育文化振興奨学会賞:賞状 ※金賞入賞者のうち特に優秀と認められた1名に授与
金賞受賞者には、2027年3月20日(土)(予定)の受賞記念コンサートにご出演いただきます。なお、全部門とも参加者全員に審査員講評をお渡しします。

審査員

フッペル部門

  • 審査員長:植田克己(ピアニスト、東京藝術大学名誉教授、上野学園短期大学特任教授)
  • 奥田佳道(音楽評論家)
  • 中井恒仁(ピアニスト、桐朋学園大学教授)
  • 中尾純(ピアニスト、愛知県立芸術大学教授)
  • 永野栄子(ピアニスト、福岡国際音楽大学非常勤講師)

ジュニア部門

  • 審査員長:阪本幹子(ピアニスト、宮崎大学教授)
  • 楠本隆一(ピアニスト、大分県立芸術文化短期大学非常勤講師)
  • 中島一光(ピアニスト、鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科教授)
  • 野沢聡美(ピアニスト、九州女子大学、久留米大学非常勤講師)
  • 原博子(ピアニスト、福岡教育大学非常勤講師)

応募資格

フッペル部門制限なし
ジュニア部門コンクール開催日(12月12日、13日)時点で該当するカテゴリーに参加すること

応募方法・参加料

申込フォームに必要事項を入力の上、写真(上半身)のデータを添付して申し込みます。参加料は参加者名義で申込期限内に振り込みます。
実施要項・お申し込みページ

フッペル部門

フェーズ参加料
第1次予選26,000円
第2次予選18,000円(第1次予選通過時に支払い)

ジュニア部門 Aコース

カテゴリー審査時間(課題曲+自由曲)参加料
未就学児の部4分以内12,000円
小学1,2年生の部5分以内13,000円
小学3,4年生の部6分以内14,000円
小学5,6年生の部8分以内16,000円
中学生の部10分以内18,000円
高校生の部11分以内19,000円
大学,一般の部13分以内20,000円

ジュニア部門 Bコース

カテゴリー参加料
未就学児の部7,000円
小学1,2年生の部8,000円
小学3,4年生の部8,000円
小学5,6年生の部9,000円
中学生の部10,000円
高校生の部11,000円
大学,一般の部13,000円
  • 申込締切後の曲目の変更は受け付けない
  • 参加申込後の辞退による参加料は返金しない
  • 時間等の詳細は、フッペル部門は10月中旬頃、ジュニア部門は11月中旬頃に参加者宛に郵送される
  • フッペル部門の期間中は文化会館内に練習室が設置される

スケジュール

2026年9月1日(火)〜9月20日(日)
フッペル部門 申込期間
2026年9月26日(土)〜10月18日(日)
ジュニア部門 申込期間
2026年11月21日(土)
フッペル部門 第1次予選
2026年11月22日(日)
フッペル部門 第2次予選
2026年11月23日(月・祝)
フッペル部門 本選
2026年12月12日(土)
ジュニア部門 Aコース(大学、一般の部)/Bコース
2026年12月13日(日)
ジュニア部門 Aコース(未就学児の部〜高校生の部)
2027年3月20日(土)予定
受賞記念コンサート

開催地域・会場

会場
鳥栖市民文化会館 大ホール(佐賀県鳥栖市)※全部門共通

課題曲

第1次予選

次の〈1〉と〈2〉を演奏します(〈1〉→〈2〉の順で演奏すること)。演奏時間は〈1〉と〈2〉を合わせて10分以内。自由曲の曲順は自由とします。
  • 〈1〉J.S.バッハ作曲 平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻から1曲(プレリュードとフーガ)
  • 〈2〉自由曲(複数曲可)

第2次予選

次のピアノ・ソナタから1曲(全楽章)を演奏します。
作曲家曲目
ハイドンピアノ・ソナタ ハ短調 Hob.XVI/20
ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI/46
ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI/50(第3楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと)
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/52
モーツァルトピアノ・ソナタ イ短調 K.310(K.300d)(第3楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと)
ピアノ・ソナタ ニ長調 K.311(K.284c)
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.333(K.315c)
ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576(第1楽章の繰り返しを必ず行うこと)
ベートーヴェンピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」op.13
ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調「葬送行進曲付き」op.26(第2楽章のトリオ、第3楽章、第4楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと)
ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調「幻想風ソナタ」op.27-1(全楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと)
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「幻想風ソナタ」op.27-2《月光》(第2楽章の繰り返しを必ず行うこと)※月光賞の対象
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2《テンペスト》
ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調「告別」op.81a
シューベルトピアノ・ソナタ イ短調 D.537
ピアノ・ソナタ イ長調 D.664
ピアノ・ソナタ イ短調 D.784

本選

自由曲(演奏時間は20〜30分程度)。本選については、第1次予選、第2次予選で選曲したものを除きます。複数曲でもよく、曲順は自由です。注意書き以外の繰り返しは自由です。
下記の課題曲と自由曲を演奏します。課題曲は下記指定の中から任意の1曲を選択します。
カテゴリー課題曲
未就学児の部・楽しいポリフォニー(ヤマハ出版)1巻
・Miyoshiピアノ・メソード(カワイ出版)2巻又は3巻(連弾曲は除く)
小学1,2年生の部・楽しいポリフォニー(ヤマハ出版)1〜2巻
・Miyoshi ピアノ・メソード(カワイ出版)3巻(連弾曲は除く)
小学3,4年生の部・プレ・インヴェンション(全音楽譜出版社)
・J.S.バッハ/2声のインヴェンション
小学5,6年生の部・J.S.バッハ/2声のインヴェンション
・J.S.バッハ/3声のシンフォニア
・J.S.バッハ/フランス組曲より任意のアルマンド
中学生の部・J.S.バッハ/3声のシンフォニア
・J.S.バッハ/フランス組曲より任意のアルマンド又はジーグ
・J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻よりフーガ
高校生の部・J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻よりフーガ
大学,一般の部・J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻より任意の1曲(プレリュード及びフーガ)
下記指定の中から任意の1曲を選択します。( )記載は参考出版社です。
カテゴリー課題曲
未就学児の部・ギロック/はじめてのギロック(全音楽譜出版社)
小学1,2年生の部・ギロック/子どものためのアルバム(全音楽譜出版社)
小学3,4年生の部・ブルグミュラー/「25の練習曲」(全音楽譜出版社)
・平吉毅州/「南の風」(カワイ出版)1番〜14番
・平吉毅州/「虹のリズム」(カワイ出版)1番〜11番
小学5,6年生の部・平吉毅州/「南の風」(カワイ出版)15番〜25番
・平吉毅州/「虹のリズム」(カワイ出版)12番〜25番
・「ソナチネアルバム」(全音楽譜出版社)第1巻1〜17番, 第2巻1〜15番より任意の第1楽章または終楽章
中学生の部・チャイコフスキー/四季 37a
・メンデルスゾーン/無言歌集 Op.19「1. 甘い思い出」「3. 狩人の歌」/Op.53「1. 浜辺で」「2. 浮雲」「5. 民謡」/Op.102「3. タランテラ」
高校生の部・ショパン/ワルツ(op.64-1 小犬を除く)
・ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ・ソナタより任意の第1楽章または終楽章(審査時間8分以内)
大学,一般の部・自由曲(審査時間10分以内)
Aコース及びBコース大学、一般の部の自由曲については、複数曲でもよく、曲順は自由です。自由曲は組曲・変奏曲のみ抜粋も可(演奏部分を明記すること。それ以外の省略は失格)。課題曲演奏において、8小節までの繰り返しは自由とし、それを超える繰り返しは失格となります。ただしD.S.とD.C.は省略しません。自由曲の繰り返しは自由です。

課題曲(自由曲)レベル

音楽コンクールガイド独自の5つの評価軸をベースに、課題曲のレベルを★1〜★5でマッピング。参加レベルの目安としてご活用ください。

監修

恵良 響

恵良 響

4歳からピアノを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業後、渡仏。パリ地方音楽院を経て、現在パリ国立高等音楽院第一課程在籍中。現在Jonas Vitaud、Claire-Marie Le Guay、Florian Caroubi、David Saudubrayの各氏に師事。

フッペル部門

フェーズレベル参加対象
第1次予選★★★★★音大本科層/大学院
第2次予選★★★★★音大本科層/大学院
本選★★★★★音大本科層/大学院

ジュニア部門Aコース

部門レベル参加対象
未就学児の部こども学習層
小学1・2年生の部こども学習層
小学3・4年生の部★★こども学習層
小学5・6年生の部★★★こども学習層
中学生の部★★★★ジュニア専門準備層
高校生の部★★★★★ジュニア専門準備層
大学・一般の部★★★★★音大本科層/大学院

ジュニア部門Bコース

部門レベル参加対象
未就学児の部こども学習層
小学1・2年生の部こども学習層
小学3・4年生の部こども学習層
小学5・6年生の部こども学習層
中学生の部★★★こども学習層
高校生の部★★★こども学習層
大学・一般の部★★★★一般社会人

課題曲の傾向と分析

恵良 響

💡 ここに注目!

  • 複数ラウンドで争う本格的な部門から、趣味で続けている方でも参加しやすい部門まで、幅広く用意されたコンクールです。
  • フッペル部門は全ラウンドが★5で、課題曲の重さに加えて高い完成度が求められるため、音楽を専門に学んでいる方の力試しに適しています。
  • ジュニア部門はAコースとBコースから選べます。Aコースはバッハのインヴェンションや平均律を課題とする王道の構成、Bコースはギロックやブルグミュラー、平吉毅州など親しみやすい曲集が中心です。
  • 同じ学年でも、Aコースは中学生で★4・高校生で★5まで上がるのに対し、Bコースは中学生・高校生とも★3にとどまります。自分の学習スピードに合わせて部門を選べる環境です。
  • フッペル部門は3日間、ジュニア部門は1日で完結する日程のため、遠方からでも比較的参加しやすい条件が整っています。

補足事項

注意事項(全部門共通)

  • すべて暗譜で演奏すること
  • 審査時間を超えた場合など、進行の都合上演奏を止めることがある(採点には影響しない)
  • 自由曲は出版されている曲に限る。楽譜の提出を求めることがある
  • 申込締切後の曲目の変更は受け付けない
  • 審査に関しての問い合わせは受け付けない(審査の内容に関しては一切公表しない)
  • コンクール参加のために入国査証が必要な場合には、参加者本人の責任で入国査証を取得すること。なお、査証取得のため招聘状等を必要とする場合は、運営事務局に申請すること
  • コンクール参加時の参加者自身の健康、傷害に関する保険及び手荷物、その他の所持物に関する事故、火災、盗難、破損に関する保険については、必要と思われる場合は本人自身で加入すること
  • 本コンクールで行われる全ての演奏及び式典、審査、関連催事に関し、出場者が有する放送権、上演権、録音権、録画権、出版権、肖像権等の諸権利は、主催者であるフッペル鳥栖ピアノコンクール実行委員会に帰属する
  • この実施要項に関して発生する問題は、本要項に基づき、かつ日本の法律に準拠して解決される
  • 参加申込後の辞退による参加料は返金しない

主催

主催
鳥栖市
鳥栖市教育委員会
フッペル鳥栖ピアノコンクール実行委員会

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フッペル鳥栖ピアノコンクール 大会情報・結果一覧

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