フッペル鳥栖ピアノコンクールは、佐賀県鳥栖市で開催されるピアノコンクールです。鳥栖市には、第二次世界大戦の終結間近に2人の特攻隊員が鳥栖小学校を訪れ、同校にあったドイツ・フッペル社製のピアノでベートーヴェンの「月光」を奏でたと伝えられる悲話が残されています。このコンクールは、その悲話に込められた平和への祈りを次世代に伝え、音楽による平和文化創造を願って実施されています。部門は、第1次予選から本選まで3ラウンドで争う「フッペル部門」と、未就学児から大学・一般までが参加する「ジュニア部門」(AコースとBコースの2コース)で構成されます。フッペル部門とジュニア部門Aコースの優秀者は、オーケストラと共演する機会が与えられます。
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目次
部門
第1次予選・第2次予選・本選の3ラウンド制です。参加資格に制限はありません。
第1次予選2026年11月21日(土)
第2次予選2026年11月22日(日)
本選2026年11月23日(月・祝)
課題曲と自由曲を演奏するコースです。カテゴリーごとに課題曲・審査時間・参加料が定められています。
未就学児の部審査時間4分以内
小学1,2年生の部審査時間5分以内
小学3,4年生の部審査時間6分以内
小学5,6年生の部審査時間8分以内
中学生の部審査時間10分以内
高校生の部審査時間11分以内
大学,一般の部審査時間13分以内
指定された課題曲の中から任意の1曲を選択して演奏するコースです。カテゴリーはAコースと同じ7区分です。
カテゴリー未就学児の部/小学1,2年生の部/小学3,4年生の部/小学5,6年生の部/中学生の部/高校生の部/大学,一般の部
ジュニア部門は、コンクール開催日(12月12日、13日)時点で該当するカテゴリーに参加します。
表彰内容
フッペル部門
- 🥇第1位賞状・楯・賞金50万円
- 🥈第2位賞状・楯・賞金30万円
- 🥉第3位賞状・楯・賞金15万円
- 🌟月光賞賞状・楯・賞金10万円 ※第2次予選でソナタ《月光》を演奏した中で特に優秀と認められる人に授与
- 🎖入選賞状・賞金5万円
- 🏆鳥栖市長賞賞状・2027年度に開催される演奏会においてオーケストラと共演
入賞者のうち特に優秀と認められた1名に、鳥栖市長賞を授与するとともに、オーケストラとの演奏会(詳細未定)において、協奏曲のソリストとしてご出演いただきます。前項以外の入賞者には、2027年3月20日(土)(予定)の受賞記念コンサートにご出演いただきます。同位受賞者が複数の場合は、賞金を按分します。
ジュニア部門 Aコース
- 第1位、第2位、第3位:賞状・楯・受賞記念コンサート出演
- 入選:賞状
- 鳥栖市教育長賞:賞状・2027年度に開催する演奏会でオーケストラと共演
入賞者(未就学児除く)のうち特に優秀と認められた1名に、鳥栖市教育長賞を授与するとともに、オーケストラとの演奏会(詳細未定)において、協奏曲のソリストとしてご出演いただきます。前項以外の入賞者には、2027年3月20日(土)(予定)の受賞記念コンサートにご出演いただきます。
ジュニア部門 Bコース
- 参加者全員に、金賞・銀賞・銅賞のいずれかの賞(賞状)が授与されます
- 二又教育文化振興奨学会賞:賞状 ※金賞入賞者のうち特に優秀と認められた1名に授与
金賞受賞者には、2027年3月20日(土)(予定)の受賞記念コンサートにご出演いただきます。なお、全部門とも参加者全員に審査員講評をお渡しします。
審査員
フッペル部門
- 審査員長:植田克己(ピアニスト、東京藝術大学名誉教授、上野学園短期大学特任教授)
- 奥田佳道(音楽評論家)
- 中井恒仁(ピアニスト、桐朋学園大学教授)
- 中尾純(ピアニスト、愛知県立芸術大学教授)
- 永野栄子(ピアニスト、福岡国際音楽大学非常勤講師)
ジュニア部門
- 審査員長:阪本幹子(ピアニスト、宮崎大学教授)
- 楠本隆一(ピアニスト、大分県立芸術文化短期大学非常勤講師)
- 中島一光(ピアニスト、鹿児島国際大学国際文化学部音楽学科教授)
- 野沢聡美(ピアニスト、九州女子大学、久留米大学非常勤講師)
- 原博子(ピアニスト、福岡教育大学非常勤講師)
応募資格
フッペル部門制限なし
ジュニア部門コンクール開催日(12月12日、13日)時点で該当するカテゴリーに参加すること
応募方法・参加料
申込フォームに必要事項を入力の上、写真(上半身)のデータを添付して申し込みます。参加料は参加者名義で申込期限内に振り込みます。
フッペル部門
| フェーズ | 参加料 |
|---|---|
| 第1次予選 | 26,000円 |
| 第2次予選 | 18,000円(第1次予選通過時に支払い) |
ジュニア部門 Aコース
| カテゴリー | 審査時間(課題曲+自由曲) | 参加料 |
|---|---|---|
| 未就学児の部 | 4分以内 | 12,000円 |
| 小学1,2年生の部 | 5分以内 | 13,000円 |
| 小学3,4年生の部 | 6分以内 | 14,000円 |
| 小学5,6年生の部 | 8分以内 | 16,000円 |
| 中学生の部 | 10分以内 | 18,000円 |
| 高校生の部 | 11分以内 | 19,000円 |
| 大学,一般の部 | 13分以内 | 20,000円 |
ジュニア部門 Bコース
| カテゴリー | 参加料 |
|---|---|
| 未就学児の部 | 7,000円 |
| 小学1,2年生の部 | 8,000円 |
| 小学3,4年生の部 | 8,000円 |
| 小学5,6年生の部 | 9,000円 |
| 中学生の部 | 10,000円 |
| 高校生の部 | 11,000円 |
| 大学,一般の部 | 13,000円 |
- 申込締切後の曲目の変更は受け付けない
- 参加申込後の辞退による参加料は返金しない
- 時間等の詳細は、フッペル部門は10月中旬頃、ジュニア部門は11月中旬頃に参加者宛に郵送される
- フッペル部門の期間中は文化会館内に練習室が設置される
スケジュール
2026年9月1日(火)〜9月20日(日)
フッペル部門 申込期間
2026年9月26日(土)〜10月18日(日)
ジュニア部門 申込期間
2026年11月21日(土)
フッペル部門 第1次予選
2026年11月22日(日)
フッペル部門 第2次予選
2026年11月23日(月・祝)
フッペル部門 本選
2026年12月12日(土)
ジュニア部門 Aコース(大学、一般の部)/Bコース
2026年12月13日(日)
ジュニア部門 Aコース(未就学児の部〜高校生の部)
2027年3月20日(土)予定
受賞記念コンサート
開催地域・会場
- 会場
- 鳥栖市民文化会館 大ホール(佐賀県鳥栖市)※全部門共通
課題曲
第1次予選
次の〈1〉と〈2〉を演奏します(〈1〉→〈2〉の順で演奏すること)。演奏時間は〈1〉と〈2〉を合わせて10分以内。自由曲の曲順は自由とします。
- 〈1〉J.S.バッハ作曲 平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻から1曲(プレリュードとフーガ)
- 〈2〉自由曲(複数曲可)
第2次予選
次のピアノ・ソナタから1曲(全楽章)を演奏します。
| 作曲家 | 曲目 |
|---|---|
| ハイドン | ピアノ・ソナタ ハ短調 Hob.XVI/20 |
| ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI/46 | |
| ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI/50(第3楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと) | |
| ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI/52 | |
| モーツァルト | ピアノ・ソナタ イ短調 K.310(K.300d)(第3楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと) |
| ピアノ・ソナタ ニ長調 K.311(K.284c) | |
| ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.333(K.315c) | |
| ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457 | |
| ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576(第1楽章の繰り返しを必ず行うこと) | |
| ベートーヴェン | ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」op.13 |
| ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調「葬送行進曲付き」op.26(第2楽章のトリオ、第3楽章、第4楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと) | |
| ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調「幻想風ソナタ」op.27-1(全楽章のすべての繰り返しを必ず行うこと) | |
| ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「幻想風ソナタ」op.27-2《月光》(第2楽章の繰り返しを必ず行うこと)※月光賞の対象 | |
| ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2《テンペスト》 | |
| ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調「告別」op.81a | |
| シューベルト | ピアノ・ソナタ イ短調 D.537 |
| ピアノ・ソナタ イ長調 D.664 | |
| ピアノ・ソナタ イ短調 D.784 |
本選
自由曲(演奏時間は20〜30分程度)。本選については、第1次予選、第2次予選で選曲したものを除きます。複数曲でもよく、曲順は自由です。注意書き以外の繰り返しは自由です。
下記の課題曲と自由曲を演奏します。課題曲は下記指定の中から任意の1曲を選択します。
| カテゴリー | 課題曲 |
|---|---|
| 未就学児の部 | ・楽しいポリフォニー(ヤマハ出版)1巻 ・Miyoshiピアノ・メソード(カワイ出版)2巻又は3巻(連弾曲は除く) |
| 小学1,2年生の部 | ・楽しいポリフォニー(ヤマハ出版)1〜2巻 ・Miyoshi ピアノ・メソード(カワイ出版)3巻(連弾曲は除く) |
| 小学3,4年生の部 | ・プレ・インヴェンション(全音楽譜出版社) ・J.S.バッハ/2声のインヴェンション |
| 小学5,6年生の部 | ・J.S.バッハ/2声のインヴェンション ・J.S.バッハ/3声のシンフォニア ・J.S.バッハ/フランス組曲より任意のアルマンド |
| 中学生の部 | ・J.S.バッハ/3声のシンフォニア ・J.S.バッハ/フランス組曲より任意のアルマンド又はジーグ ・J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻よりフーガ |
| 高校生の部 | ・J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻よりフーガ |
| 大学,一般の部 | ・J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第I巻、第II巻より任意の1曲(プレリュード及びフーガ) |
下記指定の中から任意の1曲を選択します。( )記載は参考出版社です。
| カテゴリー | 課題曲 |
|---|---|
| 未就学児の部 | ・ギロック/はじめてのギロック(全音楽譜出版社) |
| 小学1,2年生の部 | ・ギロック/子どものためのアルバム(全音楽譜出版社) |
| 小学3,4年生の部 | ・ブルグミュラー/「25の練習曲」(全音楽譜出版社) ・平吉毅州/「南の風」(カワイ出版)1番〜14番 ・平吉毅州/「虹のリズム」(カワイ出版)1番〜11番 |
| 小学5,6年生の部 | ・平吉毅州/「南の風」(カワイ出版)15番〜25番 ・平吉毅州/「虹のリズム」(カワイ出版)12番〜25番 ・「ソナチネアルバム」(全音楽譜出版社)第1巻1〜17番, 第2巻1〜15番より任意の第1楽章または終楽章 |
| 中学生の部 | ・チャイコフスキー/四季 37a ・メンデルスゾーン/無言歌集 Op.19「1. 甘い思い出」「3. 狩人の歌」/Op.53「1. 浜辺で」「2. 浮雲」「5. 民謡」/Op.102「3. タランテラ」 |
| 高校生の部 | ・ショパン/ワルツ(op.64-1 小犬を除く) ・ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ・ソナタより任意の第1楽章または終楽章(審査時間8分以内) |
| 大学,一般の部 | ・自由曲(審査時間10分以内) |
Aコース及びBコース大学、一般の部の自由曲については、複数曲でもよく、曲順は自由です。自由曲は組曲・変奏曲のみ抜粋も可(演奏部分を明記すること。それ以外の省略は失格)。課題曲演奏において、8小節までの繰り返しは自由とし、それを超える繰り返しは失格となります。ただしD.S.とD.C.は省略しません。自由曲の繰り返しは自由です。
課題曲(自由曲)レベル
音楽コンクールガイド独自の5つの評価軸をベースに、課題曲のレベルを★1〜★5でマッピング。参加レベルの目安としてご活用ください。
監修
恵良 響
4歳からピアノを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業後、渡仏。パリ地方音楽院を経て、現在パリ国立高等音楽院第一課程在籍中。現在Jonas Vitaud、Claire-Marie Le Guay、Florian Caroubi、David Saudubrayの各氏に師事。
フッペル部門
| フェーズ | レベル | 参加対象 |
|---|---|---|
| 第1次予選 | ★★★★★ | 音大本科層/大学院 |
| 第2次予選 | ★★★★★ | 音大本科層/大学院 |
| 本選 | ★★★★★ | 音大本科層/大学院 |
ジュニア部門Aコース
| 部門 | レベル | 参加対象 |
|---|---|---|
| 未就学児の部 | ★ | こども学習層 |
| 小学1・2年生の部 | ★ | こども学習層 |
| 小学3・4年生の部 | ★★ | こども学習層 |
| 小学5・6年生の部 | ★★★ | こども学習層 |
| 中学生の部 | ★★★★ | ジュニア専門準備層 |
| 高校生の部 | ★★★★★ | ジュニア専門準備層 |
| 大学・一般の部 | ★★★★★ | 音大本科層/大学院 |
ジュニア部門Bコース
| 部門 | レベル | 参加対象 |
|---|---|---|
| 未就学児の部 | ★ | こども学習層 |
| 小学1・2年生の部 | ★ | こども学習層 |
| 小学3・4年生の部 | ★ | こども学習層 |
| 小学5・6年生の部 | ★ | こども学習層 |
| 中学生の部 | ★★★ | こども学習層 |
| 高校生の部 | ★★★ | こども学習層 |
| 大学・一般の部 | ★★★★ | 一般社会人 |
課題曲の傾向と分析
💡 ここに注目!
- 複数ラウンドで争う本格的な部門から、趣味で続けている方でも参加しやすい部門まで、幅広く用意されたコンクールです。
- フッペル部門は全ラウンドが★5で、課題曲の重さに加えて高い完成度が求められるため、音楽を専門に学んでいる方の力試しに適しています。
- ジュニア部門はAコースとBコースから選べます。Aコースはバッハのインヴェンションや平均律を課題とする王道の構成、Bコースはギロックやブルグミュラー、平吉毅州など親しみやすい曲集が中心です。
- 同じ学年でも、Aコースは中学生で★4・高校生で★5まで上がるのに対し、Bコースは中学生・高校生とも★3にとどまります。自分の学習スピードに合わせて部門を選べる環境です。
- フッペル部門は3日間、ジュニア部門は1日で完結する日程のため、遠方からでも比較的参加しやすい条件が整っています。
補足事項
注意事項(全部門共通)
- すべて暗譜で演奏すること
- 審査時間を超えた場合など、進行の都合上演奏を止めることがある(採点には影響しない)
- 自由曲は出版されている曲に限る。楽譜の提出を求めることがある
- 申込締切後の曲目の変更は受け付けない
- 審査に関しての問い合わせは受け付けない(審査の内容に関しては一切公表しない)
- コンクール参加のために入国査証が必要な場合には、参加者本人の責任で入国査証を取得すること。なお、査証取得のため招聘状等を必要とする場合は、運営事務局に申請すること
- コンクール参加時の参加者自身の健康、傷害に関する保険及び手荷物、その他の所持物に関する事故、火災、盗難、破損に関する保険については、必要と思われる場合は本人自身で加入すること
- 本コンクールで行われる全ての演奏及び式典、審査、関連催事に関し、出場者が有する放送権、上演権、録音権、録画権、出版権、肖像権等の諸権利は、主催者であるフッペル鳥栖ピアノコンクール実行委員会に帰属する
- この実施要項に関して発生する問題は、本要項に基づき、かつ日本の法律に準拠して解決される
- 参加申込後の辞退による参加料は返金しない
主催
- 主催
- 鳥栖市
鳥栖市教育委員会
フッペル鳥栖ピアノコンクール実行委員会
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