第10回大会は2026年9月27日(日)から10月2日(金)まで、英国ウィンザーで開催される。セミファイナルは9月29日(火)・30日(水)の2日間。
35カ国から寄せられた応募を対象に映像による3ラウンドの予備審査が行われ、12名が現地ラウンドへの進出を決めた。
セミファイナル進出者は以下の12名(姓のアルファベット順)。
- ロリック・カニンガム(Roric Cunningham)/チェロ/26歳/米国
- ソフィア・デメトリアデス(Sofia Demetriades)/ヴァイオリン/18歳/英国
- ロカス・ディルジース(Rokas Diržys)/ヴァイオリン/18歳/リトアニア
- ロレンツ・カールス(Lorenz Karls)/ヴァイオリン/25歳/スウェーデン・オーストリア
- エヴァ・ルチア(Eva Lucia)/ヴァイオリン/26歳/オーストリア
- マベル・ヨンウン・パク(Mabelle Young-Eun Park)/ヴァイオリン/26歳/韓国
- マイケル・ソン(Michael Song)/チェロ/25歳/カナダ
- ココ・トミタ(Coco Tomita)/ヴァイオリン/24歳/日本
- エドワード・ウォルトン(Edward Walton)/ヴァイオリン/20歳/オーストラリア・英国
- ソフィア・ワーナー(Sophia Werner)/ヴァイオリン/23歳/米国
- イェビン・ユー(Yebin Yoo)/ヴァイオリン/26歳/韓国
- エマド・ゾルファガリ(Emad Zolfaghari)/ヴィオラ/21歳/カナダ
ココ・トミタは2020年のBBCヤングミュージシャン(BBC Young Musician)弦楽器部門で優勝し、注目を集めた奏者。オーキッド・クラシックス(Orchid Classics)からデビューアルバム『Origins』を発表し、名古屋フィルハーモニー交響楽団や東京都交響楽団とも共演している。
イェフディ・メニューイン音楽学校で学んだのち、2021年からはベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でコリャ・ブラッハー(Kolja Blacher)に師事。経歴の詳細は本人の公式サイトに掲載されている。
セミファイナルは45分のリサイタル形式。1975年以降の作品、バッハの無伴奏ソナタまたはパルティータからの対照的な2楽章、ピアノ伴奏付きの主要ソナタか協奏曲から1楽章以上を含めることが条件。各出場者の演奏曲目は8月21日(金)以降に確定・公表される見込み。
ファイナルは10月2日(金)、イートン・カレッジのスクールホール。上位3名が指定リストから選んだ協奏曲を、ロリー・マクドナルド(Rory McDonald)指揮のオルフェウス・シンフォニア(Orpheus Sinfonia)と共演する。フルオーケストラを伴う本選は10回目にして初の試み。賞金・副賞の総額は4万ポンドを超える。
国際審査員は7名。日本出身のヴァイオリニスト・指揮者服部譲二(Joji Hattori)、ヴィオラのシンユン・ホァン(Hsin-Yun Huang)、チェロのラファエル・ウォルフィッシュ(Raphael Wallfisch)、作曲家のサリー・ビーミッシュ(Sally Beamish)らが名を連ねる。
ディレクターのマーティン・デニー(Martin Denny)は、10回目の節目にこれだけの国際的水準の才能が集まったことがコンクールの評価を物語ると語る。次世代の優れた弦楽器奏者を育て世に送り出すのがコンクールの理念だとした。
ライブ配信の告知は現時点で出ていない。ファイナリスト3名は9月30日(水)の夜に発表される予定。





