西原高校マーチング、世界音楽コンクールで2位 連覇逃す

西原高校マーチングバンド部が世界音楽コンクール(WMC)マーチング&ショー部門チャンピオンシップで2位に入賞
Image source: World Music Contest (WMC)

現地時間2026年7月19日(日)、オランダ・リンブルフ州のパルクスタッド・リンブルフ・スタジアムで行われた決勝で、西原高校は95.60点を獲得。最高評価「ゴールド・ウィズ・ディスティンクション(Gold with Distinction)」に輝いた。優勝は地元オランダのK&Gライデン(K&G Leiden)で96.29点、3位はオランダのドール・フリーントスハップ・ステルク・カトウェイク(Door Vriendschap Sterk Katwijk)が94.71点で続いた。

7月17日(金)の予選には16団体が参加し、決勝に進んだのは12団体。そのうち開催国オランダ以外は西原高校と台湾の団体の2つのみで、事実上ホームの大会での2位獲得だった。

世界音楽コンクール(WMC)は、1951年からオランダ・ケルクラーデを拠点に4年に1度開かれる世界最大級の音楽祭で、「音楽のオリンピック」とも称される。吹奏楽やマーチング&ショーなど複数部門に、世界各国のトップバンドが集う。

西原高校マーチングバンド部は1984年(昭和59年)の創部。初代顧問の大城政信のもとで実績を積み、現在は仲本裕樹が指導にあたる。1997年からWMCに出場を続け、今大会で8大会連続の金賞を達成した。

前回2022年大会ではショー部門チャンピオンシップで優勝し、開催国以外の団体として大会史上初のワールドチャンピオンに輝いた実績を持つ。今大会は円安や物価高騰による資金難のなか、クラウドファンディングで渡航費を集めて臨んだ。

演目はクイーンの「We Will Rock You」で幕を開けるブリティッシュロック構成。8色のカラーガードが描くハートのフォーメーションが見どころとなった。連覇こそ逃したものの、世界の頂点に肉薄する演技で沖縄マーチングの底力を示した。