第2回バート・テルツ国際弦楽四重奏コンクール(Bad Tölz International String Quartet Competition)の入賞者が発表された。35歳以下の弦楽四重奏団を対象とする同コンクールはドイツ・バート・テルツで開催され、日本人メンバーを擁する2団体が上位を占めた。
第1位:Isla Quartet
ロンドン拠点のIsla Quartetが第1位(賞金12,000ユーロ)を獲得。聴衆賞(1,000ユーロ)とハイドン最優秀演奏特別賞もあわせて受賞した。
メンバーは高橋美緒(Mio Takahashi、ヴァイオリン)、キナン・ウォーカー(Kynan Walker、ヴァイオリン)、ソフィア・ゴメス・アルベルト(Sofia Gómez Alberto、ヴィオラ)、ダヌシュカ・エディリシンハ(Danushka Edirisinghe、チェロ)の4名。2027年のテルツ・ウィナーズ・サミットへの招待や、2026年7月のシュトゥットガルト・ウーラントシェーエ音楽祭での演奏機会も副賞として贈られた。
第2位:Quartet KAIRI
ザルツブルク拠点のQuartet KAIRIが第2位(賞金8,000ユーロ)。メンバーは佐々木大河(Taiga Sasaki、第1ヴァイオリン)、三田悠(Yu Mita、第2ヴァイオリン)、シー・ジリアン(Jiliang Shi、ヴィオラ)、酒井穂貴(Hotaka Sakai、チェロ)。「海里(KAIRI)」というグループ名は、音楽を通じて人と人の距離を超えるという理念を表している。
その他の入賞者・審査
第3位(4,000ユーロ)はオーストリアのKandinsky Quartet、委嘱作品最優秀演奏賞(3,000ユーロ)はスイスのMoser String Quartetが受賞した。
審査委員長はベルチェア・カルテットのクシシュトフ・ホジェルスキ(Krzysztof Chorzelski)が務め、マーク・スタインバーグ、オリヴァー・ヴィレらが審査にあたった。
詳細は公式サイトで確認できる。



