第19回ベーテン音楽コンクール自由曲コース弦楽器部門のファイナルが、2025年12月22日(月)・25日(木)・26日(金)、東京都墨田区のすみだトリフォニーホール小ホールと大阪府豊中市内の複数会場で開催された。未就学児から一般まで全10部門で審査が実施され、計67名が入賞を果たした。
全国各地の地区予選・地区本選を勝ち抜いた精鋭が集結
自由曲コース弦楽器部門は、未就学児、小学1・2年生、小学3・4年生、小学5・6年生、中学生、高校生、大学・院生A、大学・院生B、一般A、一般Cの10部門で構成される。ファイナルには各部門から、地区予選・地区本選を通過した演奏家が臨み、部門により第1位から第5位までの各賞が選出された。
部門別の特徴と傾向
多くの部門で「各10名」選出
部門別の入賞者数を見ると、小学1・2年生〜大学・院生Aまでの多くの部門で「各10名」が選出されており、一定の枠で表彰が設計されていることがうかがえる。一方、未就学児部門は計3名と少数にとどまった。
協奏曲選曲の増加、上位区分ほど作品規模が拡大
選曲をみてみると、複数部門で協奏曲の選曲が多くみられた。学年区分が上がるにつれ、演奏時間や作品規模の大きい曲目が並ぶ傾向がうかがえる。低学年では協奏曲中心、学年が上がるほど多様な作曲家・作品に広がる流れが見られ、こうした傾向は、自由曲コースの特性(選曲の自由度)を反映したものといえる。
小学3・4年は挑戦曲、高校生は高難度曲
小学3・4年生部門では、技巧・表現の両面で要求の高い作品への挑戦が目立った。高校生部門では、より高い技術水準を前提とした曲目が並び、年代が上がるにつれてレパートリーの難度が上がる傾向が確認できる。
おわりに
第19回ベーテン音楽コンクール・自由曲コース弦楽器部門は、12月下旬をもってホール審査の全日程が終了した。
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