- 2025年7月31日締切
「国際声楽コンクール東京」は、声楽専攻、ミュージカル、愛好者、重唱・アンサンブルという幅広い分野を対象とする歌唱コンクールです。声楽専攻部門では、声楽発声による一般的なクラシック音楽の独唱曲に限定されますが、ミュージカル部門では演技、振付、セリフ、衣装なども審査対象となり、表現力が重視されます。愛好者部門は、プロ活動中・準備中の方以外を対象とし、クラシック音楽以外のカンツォーネや民謡なども選曲範囲に含めるなど、幅広い参加者を歓迎しています。重唱・アンサンブル部門も、オペラや歌曲だけでなく、合唱曲やゴスペル、ポップスなど多様なジャンルを扱えます。このコンクールは、地区大会から本選まですべて無料で一般公開されており、音楽の普及にも貢献しています。
部門
• 声楽専攻部門
グランプリ部門(満21~40歳)
歌曲部門(満21歳以上)
声楽ジュニア部門(満10~14歳)
声楽高校1/2年生部門
声楽高校3年/卒業生部門
声楽大学生部門
新進声楽家部門(満20~27歳)
• ミュージカル部門
ミュージカル部門(満10歳以上)
ミュージカル小学生部門
ミュージカル中学生部門
ミュージカル高校生部門
• 愛好者部門
ミュージカル愛好者部門(満31歳以上)
声楽愛好者上級部門(満21歳以上)
声楽愛好者A部門(満31~60歳)
声楽愛好者B部門(満61~73歳)
愛好者オメガ部門(満74歳以上)
• 重唱部門・アンサンブル部門
重唱部門(6人以内、満12歳以上)
アンサンブル部門(16人以内、満12歳以上)
歴代入賞者
表彰内容
本選賞金(1位〜3位)
グランプリ部門
1位600,000円
2位200,000円
3位100,000円
ミュージカル部門
1位400,000円
2位200,000円
3位100,000円
歌曲部門
新進声楽家部門
1位200,000円
声楽大学生部門
1位150,000円
※上記以外の部門(声楽高校生・ジュニア、ミュージカル小/中/高校生、愛好者全部門、重唱・アンサンブル)には賞金なし。
特別賞・副賞
ドレミ楽譜出版社賞
対象部門:声楽専攻の全7部門の1位から5位
コンクール代表の田辺とおる氏編集による《ドイツオペラ アリア名曲集》または《オペレッタアリア名曲集》贈呈。
カフェトーク賞(オンライン語学レッスン)
対象部門:声楽専攻(全7部門)およびミュージカル(全4部門)
1位: オンライン語学レッスン1年分が贈呈されます。
2位・3位: オンライン語学レッスン3ヶ月分が贈呈されます。
愛好者部門
カテゴリー自由のオンラインレッスンが贈呈されます。
ミュージカル紅白賞
対象部門: ミュージカル部門
男女最高位受賞者に「ミュージカル紅白歌合戦2025」への出場権。
アンチエイジング賞
対象部門: 愛好者オメガ部門
地区大会・准本選特典
・地区大会で最優秀賞(審査員選考)を受賞すると、准本選受験料免除。
・准本選で金賞(最高得点者)を受賞すると、本選受験料免除。
審査員
主要役員および常任審査員(准本選・本選)
審査委員長:川上洋司(東京藝術大学名誉教授)
コンクール代表/審査委員長代行:田辺とおる(名古屋芸術大学/名古屋音楽大学客員教授、国立音楽大学講師などを歴任)
審査副委員長
小畑朱実(武蔵野音楽大学教授)
小濱妙美(京都市立芸術大学特任教授・名誉教授)
山口道子(武蔵野音楽大学教授)
田中由也(大阪音楽大学教授、関西歌劇団副理事長)
武田正雄(東京音楽大学・日本声楽家協会講師)
松田昌恵(大阪音楽大学教授)
楓 八州子(アーティストスクール風音舎主宰、ミュージカル担当)
信太美奈(桐朋学園芸術短期大学特別招聘教授、昭和音楽大学講師、ミュージカル担当)
※詳細は公式サイトをご参照ください
応募資格
受験資格は部門によって異なる。
声楽専攻部門:声楽専門教育を受けた方、または現在受けている方。
愛好者部門:現在専門教育課程に在籍中、またはプロ歌手活動中・活動準備中の方以外。
※部門ごとに年齢や学年(2025年4月1日現在)の制限あり。
応募方法
申込期日
2025年5月1日~7月31日
※シニアサポートを利用する場合は、各大会日程に記載された締切期日の2日前に事務局必着が必要
支払い方法
ウェブ申込の場合、カード決済またはコンビニ決済。
シニアサポートの場合は、申込書送付後に銀行振込で支払う(口座情報は申込書に記載)。
※主催者は領収書を発行しないため、カード会社発行の利用明細書やコンビニ発行の受領書が領収書の代わりとなる
1回あたりの参加料
受験料に加え、申込ごとに事務手続き料500円(+税)が加算(シニアサポート利用時は2,000円+税)
| 部門 | 地区大会(税込) | 准本選(税込) |
|---|---|---|
| グランプリ、歌曲、ミュージカル、新進声楽家 | 16,500円 | 22,000円 |
| 声楽ジュニア、高校生、大学生、重唱、アンサンブル | 13,200円 | 17,600円 |
| 愛好者全部門 | 24,200円 | 27,500円 |
| ソウル地区大会受験者 | 25,000円(地区大会と准本選の合計額) | |
本選受験料
グランプリ部門等:24,200円(税込)
愛好者全部門:27,500円(税込)
※ 公式伴奏料は別途必要です(演奏曲1曲の部門:11,000円、本選で2曲以上の部門:14,300円)
スケジュール
申込期間
• 申込開始日:5月1日(木)
• 地区大会免除者の准本選申込締切:7月31日(木曜日)
• シニアサポートを利用する場合、各大会日程に記載された締切期日の2日前までに事務局必着。
地区大会
• 開催期間:2025年6月(東京1:6月14日)から9月(東京5:9月7日、ソウル:9月13日・14日)
• 申込締切は、会場により6月2日から9月4日
准本選
• 開催期間:2025年9月から11月
• 東日本准本選は主に東京都清瀬市や小金井市、埼玉県さいたま市で開催(9月25日〜11月8日)
• 西日本准本選は兵庫県丹波篠山市や大阪府堺市で開催(10月3日〜10月19日)
• 韓国准本選はソウル市で9月13日と14日に開催
本選
• 開催期間:2025年11月~12月
• 主に東京都清瀬市、小金井市、埼玉県さいたま市、東京都町田市で開催
その他
• 大会当日の時間割、および公式伴奏希望者向けの前日リハーサルの時間割は、日程表に記載された期日に公式ホームページ上で発表される。
地区大会
申込締切:6月2日~9月4日
予選開催:6月14日~9月13日・14日
准本選
准本選開催:9月25日〜11月8日
本選
本選開催:2025年11月13日~12月8日
開催地域・会場
国際声楽コンクール東京の各大会は、日本国内の広範な地域および韓国で開催。
居住地や受験部門に関わらず、地区大会・各准本選は自由に選択できる。
※受験定員:1枠の会場30名、2枠の会場60名、全日の会場90名の先着順とする。
詳しくは公式サイトをご参照ください。
本選
- 清瀬けやきホール(東京都清瀬市)
- 小金井宮地楽器ホール・大ホール(東京都小金井市)
- さいたま芸術劇場音楽ホール(埼玉県さいたま市)
- 和光大学ポプリホール鶴川(東京都町田市)
課題曲
| 段階 | 部門 | 演奏曲構成 | 制限時間 | 歌唱言語 | 選曲範囲の主要な制限 |
|---|---|---|---|---|---|
| 地区大会・准本選 | 全部門 | 自由曲1曲 | 6分以内 | 声楽専攻:原語 / その他:限定しない | 声楽専攻:クラシック独唱曲に限定(カンツォーネ、ミュージカル等不可)。愛好者・重唱/アンサンブル:広範囲に捉える。 |
| (上記部門のうち) | |||||
| 本選 | グランプリ部門 | 3曲以上の自由プログラム(アリア1曲必須、2か国語以上) | 12分以上15分以内 | 原語 | アリアは原調で演奏(例外あり)。 |
| 本選 | 歌曲部門 | 3曲以上の自由プログラム(日本歌曲1曲必須、2か国語以上) | 12分以上15分以内 | 原語 | クラシック音楽の芸術歌曲に限定。 |
| 本選 | 声楽大学生・新進声楽家部門 | 自由曲1曲、およびアリア1曲 | 合計12分以内 | 原語 | – |
| 本選 | 声楽ジュニア・高校生部門、ミュージカル小・中学生部門、愛好者全部門、重唱・アンサンブル部門 | 自由曲1曲 | 6分以内 | 声楽専攻:原語 / その他:限定しない | – |
| ミュージカル部門・高校生部門 | 自由曲2曲(1曲は母語、1曲は母語以外の原語または翻訳語) | 合計8分以内 | 限定しない | – |
詳しくは公式サイトをご参照ください。
注意事項
全ての歌唱は暗譜に限る。
伴奏はピアノ一台のみ。ただし無伴奏作品に限り無伴奏が認められる。
声楽専攻の各部門では声楽発声による歌唱に限定される。
女声の裏声、変声後の男声の地声・裏声(カウンターテナー)などが定義に含まれ、ポップス系などの女声の地声や変声前の子供の地声発声は除外。
ミュージカル部門では、舞台上の表現が他部門よりも重視され、演技、振付、セリフ、メーク、衣装なども審査の加点対象となる。
補足事項
• 一般公開:地区大会から本選まですべての大会は、無料で一般向けに公開される。
• 特待生プレミアム:2025年度に授業料減免を含む特待生資格を授与された大学生、大学院生、専門学校生(音楽/演奏系学部の声楽またはミュージカル専攻に限る)は、地区大会および准本選の受験料が免除される。
• 複数回受験:同じ部門を複数回受験でき、2つ目以降の申し込みは地区大会受験料が半額に割引される。※一つの受験番号で受験できる准本選は1回にかぎられる。
• 公式伴奏者:一部の地区大会、准本選、本選の国内全日程で、希望制の公式伴奏者が用意されている(有料)



