東京国際ギターコンクール 2025年(第68回)

東京国際ギターコンクール

東京国際ギターコンクールは、公益社団法人日本ギター連盟が主催する歴史の長いクラシックギターのコンクールです。昭和24年に良質の若いギタリスト育成に欠かせない事業としてスタートし、昭和57年に諸外国の若者と同じ土俵に上がり切磋琢磨させることが必要という発案から東京国際ギターコンクールと改称。若手ギタリストの登竜門となっています。

音楽家としての資質を見定めて任意に必要な採点をし、その結果、技能、技術、音楽性、芸術性及び将来性ある者が選ばれるということで、かなりハイレベルなコンクールです。
最終結果は、全審査員の四分の三以上の賛同によって第一位入賞者が決められ、文部科学大臣賞、駐日スペイン大使杯を授与、同様に第二位を決め東京都知事賞を授与する他にスポンサー提供の賞金賞品等が授与されます。

もくじ

部門

ギター部門のみ

表彰内容

順位・賞 賞品内容
第1位
  • 文部科学大臣賞, スペイン大使杯
  • 小原安正記念賞「賞金50万円」(提供/ 中央法規出版(株))
  • JGA賞「賞金30万円」
  • サバレス賞「賞金10万円」
  • 日本ギター連盟「賞金10万円」&翌年コンサート企画
  • 河野ギター製作所賞(櫻井河野ギター)
  • 現代ギター社賞(出版楽譜贈呈)
第2位
  • 東京都知事賞
  • 日本ギター連盟杯及び「賞金30万円」
第3位
  • 日本ギター連盟杯及び「賞金10万円」
副賞
  • サバレス賞 (サバレス弦24セット、第1位〜4位までの入賞者)
  • ギタルラ杜賞 (4位から6位までの入賞者が同時に授与される)
  • クロニクス賞
聴衆賞

審査員

第1次予選・第2次予選:連盟正会員ギタリスト
本選:連盟正会員ギタリスト及びその他の分野の音楽家

応募資格

過去、本コンクール第1位入賞に該当しない者。
年齢制限はない。

応募方法

申し込み用紙に必要事項を記入し、参加料、写真、音楽歴、第1次予選課題曲の演奏録音を添えて下記申し込み先に郵送する。

公益社団法人日本ギター連盟 
〒105-0004 東京都港区新橋 6-14-4 和田ビル5F 
TEL.03(3438)1819
FAX.03(3438)1899

申込期日

応募締切:2025年7月31日(木)当日消印有効

支払い方法

参加料振込

三菱UFJ銀行新橋支店・普通口座・4832212
もしくは、郵便振替口座00170-4-59957 日本ギター連盟

※7月31日までに支払うこと
※払込み手数料は参加者が負担
※一度納入された参加料はいかなる場合も返却しない

1回あたりの参加料(消費税込)

参加料:15,000円

スケジュール

第1次予選

2025年8月18日(月)
非公開、録音演奏で審査

説明会

2025年12月5日(金)
HAKUJUホール(東京都)

第2次予選

2025年12月6日(土)
HAKUJUホール(東京都)

本選

2025年12月7日(日)
HAKUJUホール(東京都)

開催地域・会場

HAKUJUホール
〒151-0063
東京都渋谷区富ケ谷1丁目37−5
株)白寿生科学研究所 本社ビル 7F

課題曲

選考段階 課題・内容
第1次予選 課題曲:
  • エチュードOp.6-6 / F.ソル
  • マリーア / F.タレガ
自由曲: なし
第2次予選 課題曲:
  • ソナチネより第1楽章 / F.モレーノ=トローバ
自由曲:
  • 8分以内の自由プログラム。ただし、第1次予選、本選と重複しない曲。
本選 課題曲:
  • ギターのための水紋 / 岸野末利加(ズビニ=ゼルボーニ出版社)
自由曲:

下記の三つの時代を満たしたプログラム。正味演奏時間は20分以上30分以内。ただし、第1次予選、第2次予選と重複しない曲。

  1. ルネッサンス、バロック期の作品
  2. 1750年頃より1920年頃の作品
  3. 1920年頃以降の作品
※年代は作品が書かれた時期であり、作曲家が生まれた年ではない。
※年代の狭間の作品は、作風を考慮してもらい参加者の意志に委ねる。

注意事項

自由曲は、独奏曲であること。コンチェルトのカデンツァは1曲として認めない、また、申請後の曲目変更及び追加は出来ない。当日、申請曲を演奏しない場合、自由曲が記述に沿っていない場合、及び演奏時間が規定に反した場合は失格。

主催

公益社団法人日本ギター連盟

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