- 2024年11月30日締切
エピナル国際ピアノコンクールは、1970年に始まった歴史あるコンクールで、2年に1回フランスのエピナル市で開催されています。
1979年にはジュネーブ国際音楽コンクール世界連盟の承認を得ています。音楽界の著名人で構成される国際審査員団が審査し、世界中から参加者が集まる大きなコンクールです。
ロレーヌ地方、ヴォージュ県、そしてエピナル市が中心となって開催し、フランスの多くの企業や団体が協賛しています。エピナルに住む音楽愛好家が楽しみにしている大きな音楽イベントになっています。
参加者は国際的なキャリアに繋がり、優勝者はエピナル・クラシック・コンサート、ミルクール国際音楽コンクール、サンディエ・エスペランス音楽祭などの音楽祭に参加が可能となります。
本コンクールでは日本人の受賞者も多く、1987年には児玉桃が優勝、2023年には石川奈々歩が第3位を受賞しました。
部門
ピアノ
歴代入賞者
こちらからご覧ください。
表彰内容
●最優秀賞 10,000ユーロ
●第2位 4,000ユーロ
●第3位 2,000ユーロ
●第4位 1,000ユーロ
●現代音楽賞:準決勝でティエリー・ユイエ作曲の「ピアノのためのトッカータ 作品120」の最優秀演奏に授与
●フランス音楽青年賞:最優秀フランス人出場者に授与
●聴衆賞:協奏曲の最優秀解釈に聴衆が選ぶ賞
●その他:優勝者はエピナル・クラシック・コンサート、ミルクール国際音楽コンクール、サンディエ・エスペランス音楽祭などの音楽祭で演奏する権利も与えられる
審査員
江尾 明子(審査委員長)
ほかこちらからご覧ください。
応募資格
1994年3月30日~2009年3月22日の間に生まれた者
応募方法
●応募期間:2024年 9月1日~2024年11月30日
●WEBの応募フォームにて必要書類と演奏動画のYouTubeリンクを添えて応募する。
https://www.concours-international-piano-epinal.org/competition-2025/rules-and-regulations/
●参加料(事前審査):80 ユーロ (銀行手数料は除く、返金不可)
●事前審査通過者参加料:40 ユーロ (銀行手数料は除く、返金不可)
スケジュール
応募期間:2024年 9月1日~2024年11月30日 動画による事前審査
2024年12月20日(金):事前審査結果発表
第一次予選:2025年3月22日(土)、23日(日)、24日(月) – エピナル市立劇場
第二次予選:2025年3月25日(火)、26日(水) – エピナル市立劇場
セミファイナル:2025年3月28日(金)–エピナル市立劇場
ファイナル、結果発表、表彰式:2025 年3月30日 (日) ラ・ロトンド劇場 – タオン・レ・ヴォージュ
開催地域・会場
エピナル市立劇場(フランス)
ラ・ロトンド劇場(フランス)
課題曲
事前審査(登録フォームにYouTubeリンクを提供) |
●ソナタ(ベートーヴェン、クレメンティ、ハイドン、モーツァルト)から1楽章 出場者が選択したエチュード1曲 ●演奏時間:最長15分 |
第一次予選 |
第一次予選 (最大 20 分) と第二次予選 (最大 35 分) に分けて自分の選んだ順番で、割り当てられた時間内に次のプログラムを演奏する。 ●J.-S. バッハ「平均律クラヴィーア曲集」より前奏曲とフーガ1曲 ●ショパン 作品 10 または 25 より練習曲1 曲 ● 他の作曲家の練習曲 ●1820 年から 1899 年の間に作曲された、演奏時間が7分から 30分のロマン派レパートリーより 1曲または同作品の組曲 1曲 ●ベートーヴェン、クレメンティ、ハイドン、モーツァルト、またはシューベルトのソナタ全曲 (繰り返しは任意) |
第二次予選 |
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セミファイナル |
最短40分、最長50分のリサイタルを演奏する。 出場者が選択したプログラムには、ティエリー・ユイエ作曲「トッカータ 作品120」(コンクール委嘱作品、演奏時間約5分30秒、参加申込書と参加費の受領時に楽譜を送付)と、17世紀から21世紀の間に書かれたフランスの作曲家の作品1曲が含まれる。 |
ファイナル |
以下の中から1つの協奏曲を選択する。 モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「若者」 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 作品19 メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 作品25 ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11 リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調 作品10 |
公式サイトもご参照ください
補足事項
主催
CIPE
エピナル国際ピアノコンクール主催協会 (AOCIPE)