- 2024年1月20日締切
ヤマハジュニアピアノコンクールは、満15歳以下のピアノ学習者の学習と研鑽、および若きピアニスト育成の場として、2016年に創設されたコンクールです。
第6回大会からは満20歳以下を対象とする<ユース部門>が新設され、満15歳以下を対象とする<ジュニア部門>とともに、将来グローバルな活躍が期待される演奏家を見出し、その成長を支援する目的で開催されてきました。
ジュニア部門は、音楽のジャンルを問わず弾きたい曲を選べることや編曲演奏が含まれるなど、演奏曲の自由度・幅広さが特長です。
ユース部門は国際コンクールでも課される課題を含みながらも、『自分を表現できる曲』を大切にした、自由度のある形式を採用しています。
創設から10年以内で比較的歴史の浅いコンクールですが、ヤマハが主催しているとあって年々注目度が高まっています。
部門
ジュニア部門 |
|||
A部門 |
B部門 |
C部門 |
D部門 |
満8歳以下 2015年4月2日以降生まれ |
満10歳以下 2013年4月2日以降生まれ |
満12歳以下 2011年4月2日以降生まれ |
満15歳以下 2008年4月2日以降以降生まれ |
ユース部門 |
|||
満20歳以下 ※ジュニア部門との併願可 |
歴代入賞者
こちらからご覧ください。
過去の大会の審査結果
表彰内容
<ジュニア部門>
セミファイナル
●優秀賞および奨励賞(各部門)・・・表彰状を授与
グランドファイナル
●1位~3位(各部門)・・・表彰状およびメダルを授与
<ユース部門>
●第1位・・・賞金500,000+賞状、メダル
●第2位・・・賞金300,000+賞状、メダル
●第3位・・・賞金200,000+賞状、メダル
*同位受賞がある場合は、賞金は折半とする。
[ユース部門受賞者の副賞]
●第1位受賞者は、2025年開催予定のYamaha Rising Pianists Concert への出演(ヤマハホール)
●ヤマハグループ主催各種コンサートへの出演機会
●国内外でのピアノマスタークラスへの参加機会(リモートレッスン含む)
●ヤマハピアノの最高峰、CFシリーズ・SXシリーズでの練習機会の提供
審査員
<ジュニア部門>
・二次審査(映像審査):3名(音楽大学教員等)
・セミファイナル:3名(音楽大学教員、ピアニスト等)
・グランドファイナル:7名(音楽大学教員、ピアニスト等)※決定次第公表
<ユース部門>
・映像審査およびセミファイナル:音楽大学教員およびピアニスト等
・グランドファイナル:海外招聘審査員を加え、国際的に活躍するピアニスト7名
※決定次第、コンクールWebサイトにて公開
応募資格
ジュニア部門・・・満15歳以下
ユース部門・・・満20歳以下、国籍不問。
※過去に同コンクールで第1位を受賞した人は再出場不可
※いずれの部門も年齢は2024年4月1日時点で算出
応募方法
<ジュニア部門>
応募期間:2024年1月10日(水)10:00開始~1月20日(土)17:00
1.個人エントリー
対象者:当コンクールを展開していない特約楽器店に在籍、またはヤマハ以外でピアノを学習している人
①ビデオカメラやスマートフォンなどで演奏映像を撮影
②応募者がご自身または保護者のYouTubeアカウントに応募曲を「限定公開」
で投稿し、共有URLを取得(取得方法は応募要項P.21に掲載のURLより確認のこと)
③コンクールWebサイト内の応募フォームより、共有URLと必要事項を入力の上、申し込み
④応募受付後に届く受付完了メールの案内に従い、振込期間中に銀行振込にてお支払い
2.特約店参加者
対象者:当コンクールを展開している全国のヤマハ特約楽器店選考会に参加をし、選出・推薦を受けた人
※応募方法は参加するヤマハ特約楽器店に問い合わせ
ジュニア部門 参加費 |
|
一次審査 |
全部門:6,600円 |
二次審査 |
A部門:7,700円 B部門:8,360円 C部門:9,020円 D部門:10,340円 |
セミファイナル |
A部門:14,300円 B部門:15,400円 C部門:17,600円 D部門:19,800円 |
グランドファイナル |
A部門:15,400円 B部門:16,500円 C部門:18,700円 D部門:20,900円 |
<ユース部門>
応募期間:2024年4月1日(月)AM10:00~5月6日(月・祝)PM5:00
①ヤマハジュニアピアノコンクールWebサイトの「応募フォーム」より、必要事項を入力し、データを送信
②応募締切日までに参加費を下記口座へ振り込み
ユース部門参加費 |
|
映像審査 |
11,000円 |
セミファイナル |
22,000円 |
グランドファイナル |
23,100円 |
[振込先]
みずほ銀行 銀座支店 当座預金 口座番号 0100202 口座名義 (株)ヤマハミュージックジャパン |
*振込み明細にエントリーNo.と出演者名を記入すること
スケジュール
<ジュニア部門>
申込期間:2024年1月10日(水)10:00~1月20日(土)17:00
一次審査 結果発表:2024年2月14日(水)
二次審査 審査期間:2024年2月27日(火)~4月2日(火)
二次審査 結果発表:2024年4月5日(金)
セミファイナル:2024年6月1日(土)~6月23日(日)
グランドファイナル:2024年7月30日(火)~7月31日(水)
<ユース部門>
申込期間:2024年4月1日(月)10:00~5月6日(月・祝)17:00
映像審査 結果発表:2024年5月30日(木)AM11:00
*コンクールWebサイト上で発表および応募者全員へ通知
セミファイナル:2024年7月29日(月)
セミファイナル 結果発表:2024年7月30日(火)
*コンクールWebサイト上で発表および応募者全員へ通知
グランドファイナル:2024年8月1日(木)
*結果は審査終了後、舞台上にて発表および表彰式また、8月6日(火)にコンクールWebサイトに掲載
開催地域・会場
<ジュニア部門>
セミファイナル:全国7会場(北海道、東北、首都圏・関東、東海、近畿・北陸、中国・四国、九州)
グランドファイナル:第一生命ホール(東京)
<ユース部門>
セミファイナルおよびグランドファイナル:第一生命ホール(東京)
課題曲
ジュニア部門 A部門
課題曲1曲+自選曲1曲を演奏。
審査段階 |
課題曲 |
自選曲との 演奏時間合計 |
二次選考 (映像審査) <バロック様式> |
①J.S.バッハ / メヌエット イ短調 BWV Anh.120 出典例:アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帳(各社版)、プレ・インベンション(全音楽譜出版社) ②D.G.テュルク / アリエッタ ヘ長調 出典例:プレ・インベンション(全音楽譜出版社) ③G.Ph.テレマン / スケルツィーノ(アレグレット) ハ長調 出典例:プレ・インベンション(全音楽譜出版社) |
3分以内 |
セミファイナル <ロマン派様式> |
①F.ブルクミュラー / 25の練習曲 Op.100より第5曲「無邪気」(Op.100-5) ②C.グルリット / こども音楽会 Op.210より第9曲「ガボット」(Op.210-9) 出典例:こども音楽会(全音楽譜出版社) ③P.I.チャイコフスキー / こどものためのアルバム Op.39より第16曲「フランスの古い歌」(Op.39-16) 出典例:こどものためのアルバム(各社版)、NEWピアノスタディ レパートリー7(ヤマハ音楽振興会) |
4分以内 |
グランドファイナル <古典派様式> |
①M.クレメンティ / ソナチネ ハ長調 Op.36-1 全楽章 出典例:ソナチネアルバム1(各社版) ②A.ディアベリ / ソナチネ ヘ長調 Op.151-3より 第2楽章、第3楽章 出典例:ソナチネアルバム2(各社版)、ディアベルリ ソナチネアルバム(全音楽譜出版社) ③W.A.モーツァルト / ソナチネ ハ長調 全楽章 出典例:ヤマハピアノライブラリー ソナチネアルバム3(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)P.86 |
6分以内 |
ジュニア部門 B部門
二次選考、セミファイナルは課題曲1曲+自選曲1曲を演奏。
グランドファイナルのみ課題曲1曲+課題編曲1曲+自選曲1曲の計3曲を演奏。
審査段階 |
課題曲 |
自選曲との 演奏時間合計 |
二次選考 (映像審査) <バロック様式> |
①J.S.バッハ / 小プレリュード イ短調 BWV942 出典例:小前奏曲とフゲッタ(各社版) ②G.F.ヘンデル / プレリュード ト長調(プレリュードとシャコンヌ HWV442より) 出典例:プレ・インベンション(全音楽譜出版社)、ピアノのためのバロック名曲集 下巻(全音楽譜出版社) ③J.B.リュリ / ロンドによるメヌエット ニ長調 出典例:ピアノのためのバロック名曲集 下巻 (全音楽譜出版社)P.72 |
4分以内 |
セミファイナル <ロマン派様式> |
①F.ショパン / ワルツ イ短調 遺作 出典例:ワルツ集(各社版)、NEWピアノスタディ レパートリーコレクションズⅢ(ヤマハ音楽振興会) ②F.メンデルスゾーン / ゴンドラの歌(舟歌)イ長調 出典例:ピアノのためのロマン期名曲集 上巻(全音楽譜出版社) ③R.シューマン / こどものための3つのソナタ 第2番 Op.118b-2より第2楽章「カノン」、第3楽章「夕べの歌」 出典例:シューマン こどものための3つのソナタ(全音楽譜出版社) |
6分以内 |
グランドファイナル <古典派様式> |
<古典派様式> ①F.クーラウ / ソナチネ ハ長調 Op.55-1 全楽章 出典例:ソナチネアルバム1(各社版) ②J.L.ドゥシーク / ソナチネ ト長調 Op.20-1 全楽章 出典例:ソナチネアルバム1(各社版) ③L.v.ベートーヴェン / ロンド イ長調 WoO.49 出典例:ベートーヴェン ピアノ曲集(各社版) |
10分以内 |
<課題編曲> ①E.グリーグ / 「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46より 朝の気分 ②S.プロコフィエフ / 交響曲物語「ピーターと狼」Op.67より ③S.フォスター / 草競馬 |
ジュニア部門 C部門
二次選考、セミファイナルは課題曲1曲+自選曲1曲を演奏。
グランドファイナルのみ課題曲1曲+課題編曲1曲+自選曲1曲の計3曲を演奏。
審査段階 |
課題曲 |
自選曲との 演奏時間合計 |
二次選考 (映像審査) <バロック様式> |
①J.S.バッハ / フランス組曲 第2番 ハ短調 BWV813より サラバンド ②G.Ph.テレマン / ファンタジア 変ロ長調 TWV33-36 出典例:ピアノのためのバロック名曲集 下巻(全音楽譜出版社) ③P.D.パラディエス / ソナタ 第6番 イ長調より 第2楽章 アレグロ(トッカータ) 出典例:バロック・アルバム1 36の小品集(音楽之友社) |
5分以内 |
セミファイナル <ロマン派様式> |
①F.メンデルスゾーン / 無言歌集 第6巻 Op.67より 第4曲「紡ぎ歌」(Op.67-4) ②P.I.チャイコフスキー / 中級程度の12の小品Op.40より 第2曲「悲しい歌」(Op.40-2) 出典例:チャイコフスキー集(春秋社) ③A.イェンゼン / ロマンティックな演奏曲集 Op.8より 第5曲「あこがれ」(Op.8-5) 出典例:イェンゼン ピアノアルバム(全音楽譜出版社) |
8分以内 |
グランドファイナル <古典派様式> |
<古典派様式> ①F.J.ハイドン / ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI-28より 第1楽章 ②L.v.ベートーヴェン / ソナタ ハ短調 Op.13「悲愴」より 第3楽章 ③W.A.モーツァルト / サリエリの歌劇「ヴェネツィアの定期市」のアリア「わが愛しのアドーネ」による6つの変奏曲 KV180(173a) |
15分以内 |
<課題編曲> ①G.プッチーニ / 歌劇「トゥーランドット」より 誰も寝てはならぬ ②A.ドヴォルザーク / 交響曲 第9番 ホ短調 「新世界より」 Op.95より 第4楽章 ③ドイツ民謡 / 一羽の鳥が飛んできて(Kommt ein Vogel geflogen) |
ジュニア部門 D部門
二次選考、セミファイナルは課題曲1曲+自選曲1曲を演奏。
グランドファイナルのみ課題曲1曲+課題編曲1曲+自選曲1曲の計3曲を演奏。
審査段階 |
課題曲 |
自選曲との 演奏時間合計 |
二次選考 (映像審査) <バロック様式> |
①J.S.バッハ / フランス組曲 第3番 ロ短調 BWV814よりサラバンド、アングレーズ ②D.スカルラッティ / ソナタ ヘ長調 K.17/L.384 出典例:スカルラッティ ソナタ集1 原典版(音楽之友社) ③J.P.ラモ / クラヴサン曲集よりロンドー形式のミュゼット 出典例:バロックピアノ曲集(春秋社) |
6分以内 |
セミファイナル <ロマン派様式> |
①F.ショパン / マズルカ ト短調 Op.24-1 ②F.リスト / パガニーニ大練習曲集S.141より 第5曲「狩り」 ③E.グラナドス / スペイン舞曲集 Op.37より 第5曲「アンダルーサ(祈り)」(Op.37-5) 出典例:グラナドス スペイン舞曲集(全音楽譜出版社) |
10分以内 |
グランドファイナル <古典派様式> |
<古典派様式> ①F.J.ハイドン / ソナタ ハ長調 Hob.XVI-48 全楽章 ②L.v.ベートーヴェン / ソナタ イ長調 Op.2-2より 第1楽章 ③W.A.モーツァルト / ソナタ ハ短調 KV457より 第1楽章、第3楽章 |
20分以内 |
<課題編曲> ①C.グノー / 歌劇「ファウスト」バレエ音楽より ②S.ラフマニノフ / 交響曲 第2番 ホ短調 Op.27より 第3楽章 ③P.グレインジャー / シェパーズ・ヘイ(Shepherd’s Hey) |
ユース部門
審査段階 |
課題曲 |
映像審査 |
次の(a)と(b)を続けて演奏すること。 (a)J.S.Bachの平均律クラヴィーア曲集から1曲を選び、プレリュード・フーガとも演奏すること。 (b)Chopinの練習曲(Op.10、Op.25)から2曲を選び、演奏すること。ただしOp.10-3、Op.10-6、Op.25-2、Op.25-7は除く。 |
セミファイナル |
次の(a)と(b)を20~25分にまとめて演奏すること。曲間は演奏時間に含まない。繰り返しは自由とする。 (a)Liszt、Debussy、Rachmaninoff、Scriabin、Prokofieff、Szymanowskiの練習曲から1曲以上選び、演奏すること (b)任意の作品を1曲以上演奏すること。 |
ファイナル |
45分程度のリサイタルプログラムを演奏すること。プログラムは、任意の作品を1曲以上と、Haydn、Mozart、Beethoven、Schubertのソナタから任意の1曲(全楽章)を必ず含む構成とすること。 なお、プログラム構成も審査の対象となる。曲間は演奏時間に含まない。繰り返しは自由とする。 |
補足事項
各部門の応募に関する規定詳細は各実施要項を参照
●ジュニア部門・個人エントリー用
●ジュニア部門・展開特約店参加者用
●ユース部門
主催
株式会社ヤマハミュージックジャパン
コメント※管理者承認後に公開されます