第45回飯塚新人音楽コンクール(飯塚文化連盟など主催)の本選が、2026年6月7日(日)に福岡県飯塚市の飯塚コスモスコモンで行われた。ピアノ・声楽の両部門に各15人が出場し、演奏曲目は自由、ピアノは1人15分以内、声楽は10分以内で練習の成果を競った。
ピアノ部門は、福岡市出身で埼玉県在住の河野悟士(22)が1位を獲得。河野は東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業し、2026年度から同大学大学院音楽研究科修士課程に在学している。第22回ショパン国際ピアノコンクールinASIA高校生部門アジア大会金賞、第37回かながわ音楽コンクールピアノ部門特選・神奈川新聞社社長賞などの受賞歴を持つ。河野は「大変光栄な賞をいただいた。夢に向かってさらに精進していきたい」と喜びを語った。
ピアノ部門の2位は植田夏生(24)、3位は今泉響平(34)が受賞した。
声楽部門の1位は、中国出身で東京都在住の何如錦(30)。中国・瀋陽音楽学院声楽科を経て、東邦音楽大学大学院声楽科で学ぶメゾソプラノで、2024年には名古屋でリサイタルを開いている。何は「全く予想していなかった。たくさんのご指導に心より感謝します」とコメントした。声楽部門の2位は野田萌々(30)、3位は前田光稀(21)がそれぞれ入賞した。
両部門の1位には文部科学大臣賞と海外研修費用100万円が贈られる。1位入賞者は2026年11月14日(土)に飯塚コスモスコモンで開かれる入賞者招待演奏会への出演権も得る。
飯塚新人音楽コンクールは1982年に始まり、若手音楽家の発掘・育成と地域の音楽文化の充実を目的に毎年福岡県飯塚市で開催されてきた。今年で45回目を迎え、これまで多くの受賞者がクラシック界で活躍している。前年の第44回本選結果も合わせて確認したい。
受賞者の詳細は公式速報サイトで発表されている。







