第20回セシリア国際音楽コンクール弦楽器部門の本選が、2026年3月30日(月)に、東京・豊洲シビックホールで開催された。キッズ、中学生、高校生の部それぞれのカルチャー(Culture)、スター(Star)計6部門で審査が行われ、44名が受賞した。
全体のハイライト
全体では、中学生の部S、高校生の部Sでともに第1位が複数となり、最上位の競り合いが際立った。一方、中学生の部C、高校生の部Cは受賞者数に開きがあり、中学生が11名で最多、高校生が5名で最少だった。キッズの部はS5名、C8名となっており、同世代内でも選考の輪郭が分かれる結果となった。
キッズ部門:両カテゴリーで第1位決定
キッズ部門は、S5名、C8名の計13名が受賞した。両カテゴリーとも第1位が決まり、Cでは第3位が複数となるなど、受賞の厚みに差が出ている。低年齢層でも順位構成は明快で、Sは絞り込み、Cは広がりという対照的な結果になった。
中学生の部:Sの上位拮抗とCの厚みが際立つ
中学生の部は、Sが第1位2名、第3位1名、第4位2名、第5位3名の計8名入賞で、第2位は該当なしとなった一方、Cは第1位から第5位まで6名、奨励賞5名の計11名が受賞した。Sでは最上位に評価が集まり、Cでは上位から次点層まで幅広く揃う形となっており、同じ年代でも審査結果の輪郭は対照的だった。
高校生部門:Sが上位集中、Cは少数精鋭
高校生の部では、Sが第1位2名、第2位2名、第4位1名、第5位1名、奨励賞1名の計7名受賞となり、第3位は該当なしだった。これに対しCは、第1位、第2位、第4位、第5位、奨励賞に各1名ずつの計5名で、6部門中最少の受賞者数となった。Sは上位層の厚み、Cは選出の絞り込みが目立つ結果といえる。
おわりに
弦楽器部門のキッズ、中学生、高校生では、Sで最上位の競り合いが目立ち、Cでは受賞者数の幅に違いが出た。第1位8名、入賞者35名、奨励賞9名、総受賞者数44名という全体像からは、同部門の層の厚さと選考のメリハリがくっきり読み取れる結果となった。結果まとめはこちらで順次更新される。


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