2026年3月20日(金・祝)、第50回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会が小松川さくらホール・多目的ホールで開幕した。今大会は2025年12月から2026年4月にかけて実施される全国規模のコンクールで、北海道・東北・関東・北陸・中部・近畿・中国・四国・九州の各地域で選考が進む。
予選44会場、本選43会場を経て全国大会へ至る構成となっており、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、木管楽器、金管楽器、声楽、作曲ソロ、作曲室内楽の各部門を設けている。
初日に見えた全体傾向
初日の東京1は、ピアノ部門大学2年生の部、同大学3年生の部、木管楽器部門大学生の部を実施。3部門で計32人が受賞した。第1位が出たのはピアノ部門大学3年生の部のみで、ピアノ部門大学2年生の部と木管楽器部門大学生の部はいずれも最高位が第2位にとどまり、受賞者数はピアノ部門計21人、木管楽器部門11人となった。
ピアノ部門
ピアノ部門では、大学2年生の部で第1位が空席、大学3年生の部は第1位が出る一方で第2位と第3位が空席となり、両部門を通じてソナタや近現代作品、大曲が並ぶなか、構築力、音色変化、表現の幅、完成度が総合的に問われる結果となった。
木管楽器部門
木管楽器部門では、大学生の部は第1位と第4位がともに空席となった一方で、クラリネット、オーボエ、サクソフォーン、ファゴットに受賞が広がり、音色の個性だけでなく、フレーズのまとめ方や全体の表現設計まで含めた総合力が問われた。
おわりに
全国大会は2026年4月3日(金)まで続く予定で、今後も東京、千葉の日程で各部門の審査が進んでいく。東京1では大学生部門から厳しい評価基準が示され、今後の結果にもいっそう注目が集まりそうだ。最新の審査結果は、こちらで順次確認できる。



