第16回ビバホールチェロコンクール2025

第16回ビバホールチェロコンクール2025

「ビバホールチェロコンクール」は、『MUSIC FARM』の理念に基づき、音楽文化の発展を目指し、若い才能あるチェリストたちの育成を目的として開催されています。企画・運営は、約100名の地域ボランティアの方々の協力によって行われる地域に密着したコンクールです。
このコンクールは、1994年に「但馬・理想の都の祭典」とビバホール開館5周年を記念して、日本初のチェロ単独コンクールとして始まりました。
ビバホールチェロコンクールに出場した多くの若手チェリストは、その後、各方面で活躍しています。


部門

チェロ


歴代入賞者

こちらからご確認ください。

表彰内容

●本選において第1位、第2位、第3位を得た入賞者には、下記の賞金と盾を贈る。
  第1位…70万円
  第2位…35万円
  第3位…20万円

●本選において第4位、第5位、第6位を得た入賞者には、賞金10万円と盾を贈る。

●審査員会によって推挙された者には、下記の賞を贈る。
  井上賞…賞状と賞金を贈る。

●聴衆者による投票によって選ばれた演奏者には、下記の賞を贈る。(本選出場者のみ)
  聴衆賞…賞状と賞品を贈る。

【第1位受賞記念チェロリサイタル】
 2026年度に「第16回ビバホールチェロコンクール第1位受賞記念チェロリサイタル」を行う。


審査員

 審査員長/河野文昭
 秋津智承、苅田雅治、菊地知也、斎藤建寛、松波恵子、宮田大、向山佳絵子
 名誉顧問/堤剛

(敬称略 五十音順)


応募資格

国籍を問わない。15歳以上35歳以下の者(2025年4月2日現在の満年齢)
※当コンクール第1位入賞者の再応募はできない。

【入賞者再応募規定】
これまで当コンクールに入賞した者(井上賞、聴衆賞は除く)が再び参加する場合には、一次予選を経ずに二次予選から審査を受けることができる。


応募方法

募集要項に記載のQRコードの申込みフォームより必要事項を明記し、出場者の写真(上半身・正面から撮影したカラー写真(700×1000ピクセル以上のもの)と、出生を証明する書類(学生証、免許証、パスポートなど)を添付し送信する。

●参加料は下記口座に振り込む

※両方が確認できた時点で申込み受付完了とする。

 ※振込手数料は申込者の負担とする。

●振込先

金融機関 但馬信用金庫広谷支店

 口座番号 普通 0435570

 フリガナ ビバホールチェロコンクールジッコウイインカイ

      イインチョウ オオバヤシケンイチ

 口座名義 ビバホールチェロコンクール実行委員会

      委員長 大林賢一

●参加料
25,000円

※申し込みと同時に納入する。
※このほか、参加のための旅費、宿泊費等は全て参加者の負担とする。
※申し込み後に辞退した場合、参加料は返金しない


【申込に関する注意】
●予選並びに本選の演奏曲目は提出後曲目変更はできない。
●伴奏者を明記すること。伴奏者を途中でやむを得ない事情で変更するときは、直ちに事務局へ連絡すること。
●出身学校、在学校名は正式名を記入すること。

記入事項に不備がある場合、申し込みを受け付けないことがある。


スケジュール

申込受付期間:2025年3月1日(土)から3月31日(月) 23:59まで

一次予選 2025年7月9日(水)・10日(木)
二次予選 2025年7月11日(金)
本  選 2025年7月13日(日)


開催地域・会場

兵庫県養父市立ビバホール(兵庫県)


課題曲

●演奏は二次予選のAを除き、すべて暗譜で演奏すること。
● 課題曲のエディション(版)は、特に指示があるものを除き自由とする。

一次予選

A、Bよりそれぞれ1曲を選び、演奏すること。
どちらから演奏してもよいが、予選進行の都合により途中で止めることがある。

A

下記のうち、いずれか1曲を選び、演奏すること。

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 よりプレリュード

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008 よりプレリュード

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009 よりプレリュード

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV1010 よりプレリュード

B

下記のうち、いずれか1曲を選び、演奏すること。

C.P.E.バッハ:任意に選んだチェロ協奏曲の第1楽章

(イ短調Wq.170、変ロ長調Wq.171、イ長調Wq.172)

L.ボッケリーニ:任意に選んだチェロ協奏曲の第1楽章

(変ホ長調G.474、イ長調G.475、ニ長調G.476、ハ長調G.477、ニ長調G.478、ニ長調G.479、ト長調G.480、ハ長調G.481、変ロ長調G.482、ニ長調G.483、ハ長調G.573)

J.ハイドン:任意に選んだチェロ協奏曲の第1楽章

(ハ長調Hob.Ⅶb-1、ニ長調Hob.Ⅶb-2)

【注意】
いずれもカデンツァは自由。
5については原典版(The Packard Humanities Institute)に準ずること。オイレンブルグ、ブライトコフ版も可。
6について変ロ長調(グリュツマッヒャー版)は不可。
7についてはヘンレ版、またはショット版を使用すること

二次予選

A、Bよりそれぞれ1曲を選び、演奏すること。演奏順は自由とする。

A

下記のうち、いずれか1曲を選び、演奏すること。

L.v.ベートーヴェン: チェロソナタ 第3番 イ長調 Op.69 第1楽章と終楽章

F.シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 第1楽章と終楽章

F.メンデルスゾーン:チェロソナタ 第1番 変ロ長調 Op.45 第1楽章と終楽章

F.ショパン:チェロソナタ ト短調 Op.65 第1楽章と終楽章

J.ブラームス:チェロソナタ 第1番 ホ短調 Op.38 第1楽章と終楽章

B

下記のうち、いずれか1曲を選び、演奏すること。

M.レーガー:3つの無伴奏チェロ組曲 Op.131cより第1番 ト長調の第1楽章と終楽章

M.レーガー:3つの無伴奏チェロ組曲 Op.131cより第2番 ニ短調の第1楽章と終楽章

M.レーガー:3つの無伴奏チェロ組曲 Op.131cより第3番 イ短調の第3楽章

P.ヒンデミット:無伴奏チェロソナタ Op.25-3 全曲

10

Z.コダーイ:無伴奏チェロソナタ Op.8 第1楽章

11

E.イザイ:無伴奏チェロソナタ ハ短調 Op.28 第1楽章と第2楽章

12

G.クラム:無伴奏チェロソナタ 全曲

 
【注意】
2の終楽章以外は繰り返しを省略すること。
7の最終楽章と、12の第2楽章の繰り返しについては演奏者の自由とする。

本選

下記のうち、いずれか1曲を選び、演奏すること。

R.シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129

P.I.チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 Op.33(フィッツェンハーゲン版による)

A.ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104

E.ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調

E.エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85




補足事項

その他注意事項は募集要項を参照のこと。


主催

養父市、養父市教育委員会、ビバホールチェロコンクール実行委員会


目次