高松国際ピアノコンクール 2026年(第6回)

高松国際ピアノコンクール 2026年(第6回)

高松国際ピアノコンクールは2006年に始まり、4年に1度開催されています。
世界の優れた若手ピアニストを発掘し育てていくことを目的とし、地元の若者たちには自己の成長に向けた夢っと目標を育む好機を与え、一流の音楽家とふれあう機会を通じて国際交流の輪を広げ、地域の音楽文化の発展に貢献することを目指したコンクールです。
会場は香川県高松市の海辺に位置し音響の良さに定評のあるサンポートホール高松。
各国から集まるピアニストがしのぎを削り、審査員にはピアニストの海老彰子、作曲家の池辺晋一郎らクラシック界の重鎮が名を連ねています。
優勝者にはオーケストラとの共演や海外でのソロリサイタルなど多数の活躍の場が約束されています。


部門

ピアノ


歴代入賞者

こちらからご覧ください。


表彰内容

●受賞者演奏会参加資格(受賞者演奏会にて賞状授与、郵送可)
●グランプリコンクールへの参加権付与

第1位

3,000,000円 賞状

第2位

1,000,000円 賞状

第3位

500,000円 賞状

第4位

300,000円 賞状

第5位

200,000円 賞状

特別賞(予定)

最優秀室内楽演奏者賞

100,000円 賞状

最優秀委嘱作品演奏者賞

30,000円 賞状

香川県知事賞

高松市長賞

公益財団法人松平公益会賞

公益財団法人高松観光コンベンション・ビューロー理事長賞

公益財団法人高松市文化芸術財団理事長賞


【1位入賞者副賞】
● 日本及び海外でオーケストラとの共演
●日本及び海外のホールでのリサイタル

【現在確定している優勝者のための演奏会】

●2026/10/18(日)第6回TIPC優勝者ガラコンサート(瀬戸フィルハーモニー交響楽団、サンポートホール高松 大ホール、香川県高松市、日本)
●2027年 プロオーケストラとの共演(東京都内、日本)
●シンフォニックコンサート in ソンドリオ (ソンドリオ、イタリア)
●シンフォニックコンサート in バカウ (バカウ、ルーマニア)
●ピアノリサイタル(ミラノ、イタリア)
●ピアノリサイタル(ローマ、イタリア)
●ピアノリサイタル(オシモ、イタリア)


審査員

審査員長 / 予備審査員 
青柳 晋

審査員
ヴィンチェンツォ・バルツァーニ
ダン・タイ・ソン
パスカル・ドゥヴァイヨン
海老 彰子
池辺 晋一郎
ヤン・イラーチェク・フォン・アルニム
ヨヘヴェド・カプリンスキー
キム・デジン
カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン
アンティ・シーララ


応募資格

1991年1月1日~2011年1月1日までに出生した者


応募方法

●申込期間:2025年3月1日(土)~8月20日(水)
●申込方法:オンライン受付のみ
公式サイト(https://www.tipc.jp)上の「エントリーシート」に必要事項を入力し、次の(A)~(C)のデータをアップロードする。データは、申込期間内であれば入力事項の修正・追加が可能。

(A) 予備審査課題曲の演奏を収録した動画データ(MP4、AVI、MOV、WMVいずれかの形式にする)
(B) 最近撮影したカラー写真(上半身/解像度300dpi以上推奨)
※コンクールプログラム、その他広報媒体等掲載用に使用する。
(C) パスポートもしくは氏名・国籍・生年月日が記載された公的書類のPDF化したファイル

●出場料
コンクール出場料として日本円で20,000円を2025年12月15日(月)までにPayPalで決済すること。


スケジュール

●申込期間:2025年3月1日(土)~8月20日(水)

ステージ

開催日

会場

第1次審査

2026年2月10日(火) ~ 12日(木)

サンポートホール高松 大ホール(香川県)

第2次審査

2026年2月14日(土) ~ 15日(日)

第3次審査

2026年2月17日(火) ~18日(水)

本選

2026年2月21日(土) ~ 22日(日)

表彰式

2026年2月22日(日)

入賞者披露演奏会

2026年2月23日(月)




開催地域・会場

サンポートホール高松 大ホール(香川県)


課題曲

第1次審査

下記の(A)、(B)、(C)全てのカテゴリーより選曲し、(A)、(B)、(C) の順に演奏すること。

演奏時間は25分以内とする。

※ 演奏時間を超過した場合、演奏を中断させることがあるが、審査に影響はないものとする。

(A) 次のバッハ作品より1曲を選び演奏すること。

半音階的前奏曲とフーガ ニ短調 BWV 903

幻想曲とフーガ イ短調 BWV 904

トッカータ 嬰ヘ短調 BWV 910

トッカータ ハ短調 BWV 911

トッカータ ニ長調 BWV 912

トッカータ ニ短調 BWV 913

トッカータ ホ短調 BWV 914

トッカータ ト短調 BWV 915

トッカータ ト長調 BWV 916

イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971

カプリッチョ《最愛の兄の旅立ちに寄せて》変ロ長調 BWV 992

(B) 次のリスト作品のエチュードから1曲を選択し演奏すること。

《超絶技巧練習曲》S.139

2. イ短調

4. マゼッパ

5. 鬼火

6. 幻影

7. エロイカ

8. 野生の狩

10. ヘ短調

12. 雪嵐

パガニーニによる大練習曲集S.141より

1.ト短調

2. 変ホ長調

3. 嬰ト短調《ラ・カンパネラ》

4. ホ長調

5. ホ長調

6. イ短調

3つの演奏会用練習曲S.144より

2. 軽やかさ

3. ため息

2つの演奏会用練習曲S.145より

2. 小人の踊り

(C) 次の作曲家の作品より1曲または数曲を選択し演奏すること(複数の作曲家も可)。

フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、メシアン、スクリャービン、プロコフィエフ、バラキレフ、ショスタコーヴィチ、アルベニス、ファリャ、グラナドス、バルトーク、ヤナーチェク、ブゾーニ(オリジナル曲のみ)

※予備審査曲と重複してはいけない。

第2次審査

下記の(A)、(B)の順に演奏する。演奏時間は合計で45分以内とし、繰り返しは自由とする。

※ 演奏時間を超過した場合、演奏を中断させることがあるが、審査に影響はないものとする。

(A) 次のモーツァルトのソナタより1曲を選び、全楽章を演奏すること。

イ短調 K.310

変ロ長調 K.333

ハ短調 K.457

変ロ長調 K.570

ニ長調 K.576

(B) シューマン、ブラームス、シューベルト、メンデルスゾーン、ショパンより任意の楽曲を選び、演奏すること。

※ 複数の作曲家も可

※ ソナタの場合は全楽章を演奏すること。

第3次審査

下記の(A)、(B)、(C)の順に演奏すること。

(A) 次のベートーヴェンのソナタより1曲を選び、全楽章を演奏すること。

なお、演奏の繰り返しについては、括弧内の指示どおりとし、それ以外の繰り返しについては、減点の対象となる。

第3番 ハ長調 Op.2-3(繰り返しなし、第3楽章のダ・カーポあり)

第4番 変ホ長調 Op.7(繰り返しなし、第3楽章のダ・カーポあり)

第21番 ハ長調 Op.53(繰り返しなし)

第23番 ヘ短調 Op.57(第2楽章の繰り返しあり、第3楽章はコーダの繰り返しのみあり)

第28番 イ長調 Op.101(第2楽章冒頭の8小節目の繰り返しあり、ダ・カーポもあり、その他の繰り返しは省略すること)

第31番 変イ長調 Op.110(第2楽章の繰り返しあり)

第32番 ハ短調 Op.111(第1楽章の繰り返しなし、第2楽章の繰り返しあり)

(B) 第6回高松国際ピアノコンクール委嘱作品を演奏する。

委嘱曲作曲家 桑原 ゆう

(C) 下記のピアノ四重奏曲より1曲を選択し、事務局が指定する室内楽奏者と共演すること。楽譜は、シューマンとブラームスはヘンレ版を、サン=サーンスはデュラン社版を推奨する。繰り返しは行わない。ただし、シューマンの第3楽章の繰り返しは行うことができる。

シューマン:四重奏曲 変ホ長調 Op.47

ブラームス:四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60

サン=サーンス: 四重奏曲 変ロ長調 Op.41

本選

下記のピアノ協奏曲のうち任意の1曲を選択し、主催者が指定するオーケストラと共演する。

(A) ベートーヴェン

協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37

協奏曲 第4番 ト長調 Op.58

協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」

(B) ショパン

協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21

(C) シューマン

協奏曲 イ短調 Op.54

(D) リスト

協奏曲 第1番 変ホ長調

協奏曲 第2番 イ長調

(E) ブラームス

協奏曲 第1番 二短調 Op.15

(F) サン=サーンス

協奏曲 第2番 ト短調 Op.22

協奏曲 第4番 ハ短調 Op.44

協奏曲 第5番 ヘ長調 Op.103

(G) チャイコフスキー

協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23

(H) グリーグ

協奏曲 イ短調 Op.16

(I) ラフマニノフ

協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18

協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30

オーケストラ  瀬戸フィルハーモニー交響楽団

指 揮       広上 淳一


【注意事項】
(A) 演奏はすべて公開される。
(B) 演奏審査において、時間の都合により、楽曲の一部を省略させることがある。
(C) 演奏は、第3次審査における委嘱曲及びピアノ四重奏曲を除き、すべて暗譜で行うこと。
(D) エントリーシートに記載したコンクールの演奏曲目の変更は、2025年12月15日(月)までに電子メールでコンクール事務局に届け出し(E-mail:info@tipc.jp)承認されたものに限る。


補足事項




主催

高松国際ピアノコンクール組織委員会


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