【岡山大学】「おかやま国際和楽器学生フェスティバル」を開催しました

岡山大学

2024(令和6)年 8月 31日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp

◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)学術研究院教育学域の「子どもと音楽」研究チームは、2024年8月1日から3日間に渡り、世界で和楽器を学ぶ学生と指導者を本学へ招聘し、本学の学生および岡山県の子どもとたちと和楽器「箏」を通した国際交流を行う「おかやま国際和楽器学生フェスティバル」を本学津島キャンパスの創立五十周年記念館で開催しました。

 シンガポール国立大学、フィリピン大学、フランスジャンティイー公立音楽院、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院から20人、本学の学生40人、岡山県内の小中学生30人が参加し、箏の講習会、ワークショップ、合同練習に取り組み、2日目には学生コンクール、最終日にはフェスティバルコンサートとして「つち人形」、「さらし風手事」、「鶴の声」、「六段の調」などの演奏を地域の皆さまに披露しました。

 コンサートの開催にあたり、那須保友学長から「本学が、和楽器による国際文化交流と次世代育成を担う『和楽器教育の国際的な拠点』となることを期待します」とあいさつがあり、参加者の演奏や研究チームの運営にも力が入りました。

 演奏の合間に実施した学生と子どもたちによるフォーラムでは、子どもから海外の学生に「なぜ箏をやろうと思ったのですか」という率直な質問もあり、和楽器の魅力やアイデンティティの話に、和楽器文化の本質を考える実りの多い機会となりました。


 研究チームは、今後、フェスティバルでの成果を踏まえて、多文化共生に対する知識や価値観の構築と和楽器文化の次世代育成のあり方について、プロジェクト研究を進めていきます。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取組にご期待ください。

那須保友学長によるあいさつ
岡山大学と海外の学生による「六段の調」演奏風景
岡山大学と海外の学生による合同練習の様子
参加者たちの集合写真

【ポスター】
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20240801_03flyer.pdf

◆参 考
・岡山大学大学院教育学研究科・教育学部
 https://edu.okayama-u.ac.jp/?lang=japanese

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 教育学域 教授 早川倫子(岡山大学「子どもと音楽」研究チーム代表) 
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
 E-mail:okwf2024◎gmail.com
     ※@を◎に置き換えています 
TEL:086-251-7646
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id13425.html

その他のお問い合わせ先はこちらからご確認ください。

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