ラトビアのユールマラ(Jūrmala)で開かれた第44回ハンス・ガボール・ベルヴェデーレ国際声楽コンクールの結果が発表された。
決勝ラウンドは2026年5月31日(日)から6月7日(日)にかけて、ユールマラのジンタリ・コンサートホールで行われた。51か国の予選を勝ち抜いた122名が決勝ラウンドに進出。6月7日(日)の受賞者によるガラ・コンサート(授賞式を兼ねた演奏会)で受賞者が決まった。
第1位となったのは、韓国のバスバリトン、スンミン・パク(Sungmin Park)。賞金€10,000を獲得した。2位はイランのソプラノ、フォルーズ・ラザヴィ(Forooz Razavi)で賞金€5,000だった。3位は韓国のバスバリトン、ソン・ジン・キム(Son Jin Kim)で賞金€3,000。
日本からは、バリトン・バスの後藤駿也(Shunya Goto)が特別賞のハンス・ガボール賞(賞金€800)を受賞した。同賞は、ドイツのソプラノ、ソフィア・サヴェンコ(Sofia Savenko)とともに2名に贈られたもの。
後藤駿也は群馬県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業し、同大学院音楽研究科オペラ専攻を修了した。二期会オペラ研修所マスタークラスの修了時には最優秀賞・川崎靜子賞を受賞している。2023年からはドイツのシュトゥットガルト音楽演劇大学で腕を磨く二期会会員。
藝大オペラ『魔笛』のパパゲーノ、『コシ・ファン・トゥッテ』のドン・アルフォンソなどを演じてきた。プロフィールは二期会21の公式アーティストページに詳しい。
ハンス・ガボール・ベルヴェデーレ国際声楽コンクールは、オーストリアの興行主ハンス・ガボール(Hans Gabor)が1982年に創設した若手オペラ歌手のための国際コンクール。今回で第44回を数える。決勝の地にユールマラが選ばれたのは4回目だった。2027年大会の応募受付は2027年1月に始まる予定。






