第35回グレンツェンピアノコンクール本選が開幕【東京本選(3月30日)】結果発表

第35回グレンツェンピアノコンクール本選が開幕、東京本選(3月30日)結果

第35回グレンツェンピアノコンクールの東京本選が、2026年3月30日に浜離宮朝日ホールで開幕し、幼児〜一般まで、全16コースで審査が行われた。コースにより金賞、銀賞、銅賞、優秀賞、準優秀賞、入賞が選出され、計211名が入賞した。

大会のハイライト

東京本選の3月30日(月)開催分には、埼玉、神奈川、北海道、大阪、千葉、石川など各地の受賞者が名を連ね、首都圏開催でありながら広い地域から参加者が集まった。都道府県別にみると、埼玉が30名、神奈川が29名、北海道が24名、大阪が20名と続き、地域的な厚みもはっきり出た。

3月30日(月)開催分の特徴は、年少から一般までの幅広い年代のなかで、受賞者が小学校部門に集中していることだ。最多は小学校3・4年Aコースの22名で、小学校1・2年Bコース、中学Bコース、高校コース、小学校5・6年Aコースがそれに続いた。一方、自由コースは総じて小規模で、幼児自由コースは1名、小学校5・6年自由コースと一般自由コースは各2名にとどまっている。金賞が複数出たのは小学校3・4年Aコースと高校コースのみだった。

幼児コース

幼児Aコースと幼児Bコースでは、それぞれ金賞、銀賞、銅賞が並び、さらに優秀賞と準優秀賞まで広く評価が及んでいる。対照的に、幼児自由コースは銅賞1名のみの受賞となった。自由コースよりも、AコースとBコースを軸に受賞の裾野が広がった形だ。

小学校低学年のコース

小学校1・2年部門の受賞者数は計41名。内訳はAコース18名、Bコース19名、自由コース4名だった。AコースとBコースはいずれも金賞が1名ずつ出ているが、Bコースでは銅賞が2名となり、上位賞の配分にやや厚みがある。自由コースは少人数ながら、優秀賞、準優秀賞、入賞へと評価が分かれ、通常コースとの規模差が明確に表れた。

小学校3・4年コース

小学校3・4年コースは計40名が入賞し、3月30日(月)開催分のなかでも大きな存在感を示した。特にAコースは受賞者数22名と、全16コース中最多となり、しかも金賞が3名出ている。Bコースも18名が入賞し、銀賞、銅賞、優秀賞、準優秀賞、入賞まで厚く分布した。人数規模と上位賞受賞者数の両面で、この学年帯が本選序盤の山場になったといえそうだ。

小学校5・6年コース

小学校5・6年コースの受賞者数は計37名で、Aコース19名、Bコース16名、自由コース2名という並びになった。Aコース、Bコースとも金賞は1名ずつ出ており、通常コースは上位賞から入賞まで比較的厚い構成になっている。これに対し、自由コースは優秀賞のみ。高学年帯では通常コースの競争が主軸となり、自由コースは絞られた結果となった。

中学コース

中学コースの受賞者数は計37名で、Aコース18名、Bコース19名とほぼ並んだ。両コースとも金賞は1名ずつだが、Bコースは銀賞が2名あるなど、上位受賞者数にやや厚みのある結果となった。

高校コース

高校コースの受賞者数は19名だった。小学校3・4年Aコースと並び、金賞が複数出た数少ないコースの一つで、金賞2名、銀賞1名、銅賞2名という上位賞の並びが特徴的である。人数だけ見れば突出して多いわけではないものの、上位賞の密度は高く、競争が拮抗する様子がうかがえる結果となった。

一般コース

一般部門の受賞者数は計10名で、一般コース8名、一般自由コース2名だった。一般コースでは金賞、銀賞、銅賞が各1名ずつ並び、さらに優秀賞、準優秀賞へと続く整った構成になっている。一方、一般自由コースは準優秀賞と入賞のみ。受賞者数は最少クラスだが、少数精鋭の色合いはむしろ強く浮かび上がった。

おわりに

本選は3月30日(月)に幕を開け、4月2日(木)、4月5日(日)、4月6日(月)も開催予定だ。大会全体の結果はこちらで順次公開される。