2026年3月25日(水)、第50回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会の東京9が曳舟文化センター・ホールで行われた。実施されたのは、ピアノ部門中学2年生の部と、声楽部門中学生の部・大学生の部の計3部門で、計52人が受賞した。
全国大会は2026年3月20日(金・祝)から4月3日(金)までの日程で進行しており、東京9はその6日目に当たる。今回はピアノ部門1部門と声楽部門2部門が同じ会場に集まり、器楽と歌唱の審査が同日に開催された。
大会のハイライト
全体の受賞者数としては、ピアノ部門中学2年生の部が25人、声楽部門中学生の部が18人、大学生の部が9人となり、両部門で第1位から第5位まで受賞者が並んだ。中学生のピアノと、中学生・大学生の声楽が同日に審査されることで、年齢や表現領域の異なる演奏・歌唱が同じ会場で展開された。
ピアノ部門
中学2年生の部は、計25人が受賞した。選曲にはショパン「エチュード 第1番 ハ長調 Op.10-1」、ハイドン「ソナタ ニ長調 Hob.XVI:24 第1楽章」、プロコフィエフ「4つの練習曲 Op.2」、ラフマニノフ「音の絵 Op.39-5」、ラヴェル「道化師の朝の歌」などが並び、古典的な構築感から近現代作品の色彩感、技巧的な完成度までが問われる部門となった。
声楽部門
中学生の部は、計18人が受賞した。選曲にはペルゴレージ「『奥様女中』より 私のおこりんぼさん」、プッチーニ「『ジャンニ・スキッキ』より お父様にお願い」、モーツァルト「『フィガロの結婚』より 恋とはどんなものかしら」、トスティ「薔薇」などが並び、オペラアリアと歌曲の両面から発声と表現が問われた。
大学生の部は、計9人が受賞した。モーツァルト「『皇帝ティートの慈悲』より ああ、この一瞬だけでも」、ドニゼッティ「ジプシーの女」「人知れぬ涙」、ヘンデル「『アタランタ』より 愛しい森よ」、グノー「『ファウスト』より 宝石の歌」などが並び、中学生の部に比べて、より大きな構成力や言語処理、役柄表現の完成度が問われる結果となった。
おわりに
全国大会は2026年4月3日(金)まで続く予定で、今後も東京・千葉の各会場で審査が進む。東京9は、ピアノと声楽の計3部門が集まり、中学生から大学生までの受賞者が並んだ。最新の結果はこちらで順次更新される。



