日本太鼓ジュニアコンクールは、全国の若い和太鼓奏者の育成と伝統文化の継承を目的としたコンクールです。審査では技術力やリズム感に加え、チームワークや構成力、表現力などが総合的に評価され、次世代の太鼓文化を担う若者たちの登竜門として位置づけられています。本記事では2026年3月22日(日)に府中の森芸術劇場どりーむホールで開催された「第28回日本太鼓ジュニアコンクール」の本選結果まとめをお伝えします。
「日本太鼓ジュニアコンクール」の概要などについては、公式サイトをご参照ください。
海外勢を含む50団体が出場
開催直前の公式SNSでは、国内48団体(39都道府県)にブラジル・台湾代表を加えた計50団体が出場すると案内された。全国規模の代表戦に海外チームも加わったことで、舞台の性格は国内選抜戦にとどまらない。1日開催ながら顔ぶれは幅広く、地域性と国際性の両方を備えた大会になった。
上位5賞に表れた地域分布
入賞結果を地域別に見ると、上位5団体のうち4団体を九州勢が占めた。三代目源流(大分)が頂点に立ち、舞鶴一座 秋月鼓童(宮崎)が準優勝、太鼓研修センター「響」(宮崎)が第4位、竹下太鼓振興会(福岡)が第5位に続いたためだ。上位争いの中心に九州の団体が集まり、全国大会の勢力図を印象づける並びとなった。
特別賞まで広がった受賞の裾野
表彰は上位入賞だけに絞られず、東京都教育委員会賞、府中市教育委員会教育長賞、東京都太鼓連合賞など多くの特別賞が各地の団体に贈られた。福島、新潟、秋田、長崎、佐賀、岡山、静岡、香川、東京、北海道道東など、受賞地域は広い。頂点は限られていても、評価の対象は全国に分散しており、大会全体の層の厚さを示す結果だった。
第28回日本太鼓ジュニアコンクール受賞者一覧
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賞 |
団体名 |
地域 |
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優勝 内閣総理大臣賞 |
三代目源流 |
大分 |
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準優勝 総務大臣賞 |
舞鶴一座 秋月鼓童 |
宮崎 |
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第3位 ※文部科学大臣賞 |
クリチーバ若葉太鼓 |
ブラジル |
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第4位 東京都知事賞 |
太鼓研修センター「響」 |
宮崎 |
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第5位 府中市長賞 |
竹下太鼓振興会 |
福岡 |
※芸術性が高く将来有望なチームに贈られる
特別賞受賞者一覧
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特別賞 |
団体名 |
地域 |
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東京都教育委員会賞 |
新潟万代太鼓 鼓助 |
新潟 |
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府中市教育委員会教育長賞 |
やまばと太鼓 |
秋田 |
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日本太鼓財団東京都支部賞 |
火の神乙女太鼓 爽 |
鹿児島 |
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関八州太鼓連合賞 |
會津田島太鼓ジュニア |
福島 |
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東京都太鼓連合賞 |
諫早天満太鼓 |
長崎 |
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浅野太鼓楽器店賞 |
大和太鼓保存会 鼓天童子 |
佐賀 |
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諏訪響太鼓店賞 |
山佳太鼓團 |
台湾 |
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宮本卯之助商店賞 |
岩代國郡山うねめ太鼓保存会小若組 |
福島 |
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丸五賞 |
ふじた傳三郎太鼓 童 |
岡山 |
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篠笛立平賞 |
富岳太鼓 風神組 |
静岡 |
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おとなり・ともぞう・企画賞 |
蝦夷太鼓ジュニア |
北海道(道東) |
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ブラジル太鼓協会賞 |
和太鼓集団 夢幻の会 |
香川 |
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台湾太鼓協会賞 |
東京都立篠崎高等学校和太鼓部 和桜乱舞 |
東京 |
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国際友好賞 |
クリチーバ若葉太鼓 |
ブラジル |
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国際友好賞 |
山佳太鼓團 |
台湾 |



