第27回ショパン国際ピアノコンクールinASIA【ショパニスト部門】アジア大会結果発表

第27回ショパン国際ピアノコンクールinASIA、ショパニスト部門アジア大会結果発表

第27回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA ショパニスト部門アジア大会が2026年1月13日(火)と17日(土)の2日間で開催された。

13日は昭和音楽大学ユリホールでS、I、ショパニストコンチェルトA部門、17日は横浜みなとみらいホール 小ホールにてA、B部門の審査がそれぞれ行われ、各部門で計40名の入賞者が決定した。

ショパニストI部門:立岩明日香が金賞受賞

ショパニストI部門では、申込12名に対し、7名が入賞した。金賞は、『練習曲op.10-5』と『前奏曲op.28-17』を演奏した立岩明日香が受賞し、あわせて銀賞2名、銅賞3名、奨励賞1名が選出された。

金賞:立岩 明日香
銀賞:近藤 壮真、坂本 美喜子

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ショパニストA部門:2名が金賞受賞

ショパニストA部門からは申込30名に対し、14名が入賞。『ポロネーズop.53』を演奏した上田桜子と、『スケルツォ第1番op.20』を演奏した奥村太陽が金賞を獲得した。そのほか銀賞4名、銅賞3名、奨励賞5名という結果となった。

金賞:上田 桜子、奥村 太陽
銀賞:矢田部 颯希、中井 美音、重久 知歩、諏訪部 航一

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ショパニストB部門:2名が金賞受賞

ショパニストB部門は申込14名のうち8名が入賞した。『ノクターンop.48-1』『舟歌op.60』を演奏した細川真由子と、『ソナタ第3番op.58第1楽章』を演奏した齊藤百音が金賞を受賞したほか、銀賞、銅賞、奨励賞がそれぞれ2名ずつ選出された。

金賞:細川 真由子、齊藤 百音
銀賞:小林 花菜、村上 芽未

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ショパニストS部門:2名が金賞受賞

ショパニストS部門からは申込14名に対し、8名が入賞。『即興曲第1番op.29』『前奏曲op.28-17』を演奏した加藤亮と、『ノクターンop.27-2』を演奏した小池靖子が金賞を獲得している。そのほか銀賞1名、銅賞2名、奨励賞3名という結果になった。

金賞:加藤 亮、小池 靖子
銀賞:北田 哲夫

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ショパニストコンチェルトA部門:須濱達朗が金賞受賞

ショパニストコンチェルトA部門は申込3名全員が入賞。金賞は『ピアノ協奏曲第1番op.11第1楽章』を演奏した須濱達朗が獲得しており、銀賞は『ピアノ協奏曲第2番op.21第2&第3楽章』を演奏した鬼頭由紀子、銅賞は『ピアノ協奏曲第2番op.21第1楽章』を演奏した関根裕子が選出されている。

金賞:須濱 達朗
銀賞:鬼頭 由紀子
銅賞:関根 裕子

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部門別の特徴と傾向

・今回公表された申込数を見ると、ショパニストA部門(申込30名)が最多であり、次いでショパニストB部門とショパニストS部門(各14名)、ショパニストI部門(12名)、ショパニストコンチェルトA部門(3名)という順である。部門ごとに参加規模の差が明確に表れている。

・ショパニスト部門の選曲傾向を見ると、A部門ではポロネーズop.53やスケルツォ第1番op.20など主要ジャンルの大曲が並び、B部門でもソナタ第3番op.58(第1楽章)やop.22全曲など長大作品が確認できる。一方、I・S部門では練習曲、前奏曲、即興曲、ノクターンなど比較的短い形式の作品が中心である。

・金賞数に注目すると、A部門とB部門、S部門はいずれも金賞2名で並び、I部門とショパニストコンチェルトA部門は金賞1名であった。複数名に金賞が授与された部門が多い点が特徴であり、部門間で金賞の出方に差が見られた。

同コンクールのショパニスト部門は、1月17日の審査をもって全国大会・アジア大会ともに全日程の審査を終えた。全ての結果の詳細は、ショパン国際ピアノコンクールinASIA公式サイトで公開されている。