第19回ショパン国際ピアノコンクール2025 日本人2名が本選出場へ!

第19回ショパン国際ピアノコンクール2025 本選出場者特集

10月17日(金)朝(日本時間)、三次予選の結果が発表され、11名が本選(ファイナル)へ進出しました。結果発表では、同点のため当初予定の「10名以内」から1名増の11名となったと説明されています。日本からは桑原志織さん進藤実優さんの2名がファイナルに選出。本選は10月18日(土)から3日間で行われます。いよいよ頂点決戦。画面越しに全力のエールを!

目次

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2025年10月19日(日)1:00~公開予定

The 19th International Fryderyk Chopin Piano Competition (final), 18.10.2025)

10月19日(日)  1:00|Tianyou Li(中国)

Tianyou Li

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in E minor Op. 11

2004年生まれ。天津音楽学院で王暁涵に師事。シンガポール国際ピアノコンクール第1位(バッハ賞併受)、珠海モーツァルト国際コンクール第1位ほか受賞。ウィーン・ハイドンホール、北京・国家大劇院、天津ジュリアード音楽ホール、ベルリン・カンマームジークザールなどに出演し、中国主要オーケストラやドイツ交響楽団ベルリンと共演。

10月19日(日) 2:00|Eric Lu(アメリカ)

Eric Lu

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in F minor Op. 21

1997年生まれ。カーティス音楽院卒。2018年リーズ国際ピアノコンクール第1位。ボストン響、ロンドン響、シカゴ響、ワルシャワ・フィルほかと共演し、ケルン・フィルハーモニー、クイーン・エリザベス・ホール、エルプ、コンセルトヘボウ等でリサイタル。ラ・ロック・ダンテロンやアスペンなどの音楽祭に出演。ワーナー・クラシックスからシューベルト/ショパン/シューマン/ブラームス収録の2枚のアルバムをリリース。

10月19日(日) 3:20|Tianyao Lyu(中国)

Tianyao Lyu

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in E minor Op. 11

2008年生まれ。ポズナン音楽アカデミーでカタジナ・ポポヴァ=ジドロニ、北京中央音楽学院付属中でホア・チャンに師事。2024年エットリンゲン国際・シャファルニアのショパン国際(第31回)でいずれも第1位。ザルツブルク室内楽団、寧波交響楽団と共演し、カーネギーホール/北京・国家大劇院などアジア・欧州・米国の主要ホールに出演。

10月19日(日)4:20|Vincent Ong(マレーシア)

Vincent Ong

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in E minor Op. 11

2001年生まれ。ベルリン・ハンス=アイスラー音大でン・チョン・リムに師事、現在はエルダー・ネボルシン門下。エリザベート・レオンスカヤほかに学ぶ。台北国際マエストロ優勝(2019)、シンガポール国際6位(2020)、ロベルト・シューマン国際1位(2024)。モーリス・ラヴェル・ピアノ賞ほか複数奨学金を受領。

10月20日(月) 1:00|進藤実優(Miyu Shindo)(日本)

進藤実優(Miyu Shindo)

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in E minor Op. 11

2002年生まれ、愛知県大府市出身。モスクワ音楽院付属中央音楽学校を卒業後、現在はドイツのハノーファー音楽演劇メディア大学に在籍。アリエ・ヴァルディ氏に師事。2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナル(3次予選)に進出、第45回ピティナ・ピアノコンペティション特級で銀賞・聴衆賞、第76回ジュネーブ国際音楽コンクールでセミファイナリストになるなど、国際的な実績を多数持つ。

10月20日(月) 2:00|Zitong Wang(中国)

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in E minor Op. 11

1999年生まれ。ニューイングランド音楽院でダン・タイ・ソンに師事。ロザリンド・テューレック・バッハ(NY, 2010)・プリンストン(2020)・フェロル国際(西・2022)で第1位、ブゾーニ国際(2023)第6位。13歳で北京・故宮コンサートホールにてリサイタル・デビュー。ベライゾン・ホール、セブランス・ホール、スタインウェイ・ホールほかで演奏し、フィラデルフィア、クリーブランド、ニュージャージー、ガリシア各交響楽団と共演。室内楽ではメン・チー・リウ、ロベルト・ディアスらと共演。

10月20日(月) 3:20|William Yang(アメリカ)

William Yang

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in F minor Op. 21

2001年生まれ。カーティスを経て、現在ジュリアードでロバート・マクドナルドに師事(これまでにA.コルサンティア、P.ワースに学ぶ)。ミッドウエスト国際ピアノコンクール第2位(2014)、トーマス&エヴォン・クーパー国際コンクール第6位(2018)、全米ショパンピアノコンクール第1位(2025)。フォートワース響、サウスイースト・アイオワ響、ミネソタ管と共演。スタインウェイ・レコーディング・プロジェクト賞受賞、カーネギー(ワイル)公演を含むツアーに参加。

10月20日(月) 4:20|Piotr Alexewicz(ポーランド)

Piotr Alexewicz

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in F minor Op. 21

2000年生まれ。ヴロツワフでP.ザヴァツキ、チューリッヒでK.シェルバコフに師事(N.デミデンコにも師事)。2025ヒルトンヘッド国際 準優勝。ワルシャワのショパン国際で2度優勝、第18回ショパンでドジェヴィエツキ教授賞。2024テキサス・ピアノ協奏曲/スイス・シェンク 優勝(全特別賞)。ベルリン・フィル、サル・コルトー、サンパウロ・サーラ、NFMヴロツワフ、ワルシャワ・フィル、大阪シンフォニーホール等で公演。H.シェリー、C.M.プリエト、A.ボレイコ、M.ピヤロフスキらと共演。ショパン音楽院向けにアルバム2作を制作。

10月21日(火) 1:00|Kevin Chen(カナダ)

Kevin Chen

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in E minor Op. 11

2005年生まれ。コリーン・アトパリア、C.ヤブウォンスキ、M.エングルに学び、現在はハノーファー音大でアリー・ヴァルディに師事。ジュネーヴ国際(2022)優勝、ルービンシュタイン国際(テルアビブ, 2023)優勝。カーネギーホール、セント・ジョンズ・スミス・スクエアに出演し、ラ・ロック・ダンテロン/ドゥシュニキ/「ショパンと彼のヨーロッパ」ほかに参加。エドモントン響、台北・交響、カルガリー・フィル、ワルシャワ・フィル、スイス・ロマンド、ハンガリー国立などと共演。

10月21日(火) 2:00|David Khrikuli(ジョージア)

David Khrikuli

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in F minor Op. 21

2001年生まれ。マドリード・ソフィア王妃音楽院でスタニスラフ・イウデニッチに師事。2024年カントゥ国際ピアノ・オーケストラ・コンクール優勝、ビーゴ国際ピアノ・コンクール優勝(聴衆賞)。ほかジョージア/ロシア/オランダ/デンマーク/中国の国際コンクールでも優勝。ソロや室内楽、ジョージア・フィル/イスラエル・カメラータ/モスクワ・フィルと共演。エリザベト・レオンスカヤ、ネルソン・ゲルナーらのマスタークラス受講。

10月21日(火)3:10|桑原志織(Shiori Kuwahara)(日本)

桑原志織(Shiori Kuwahara)

本選演奏曲
Polonaise-Fantasy in A flat major Op. 61
Concerto in E minor Op. 11

1995年生まれ、東京都出身。東京藝術大学を首席で卒業後、ドイツのベルリン芸術大学大学院にて研鑽を積み、現在は国家演奏家資格課程に在籍。2019年ブゾーニ国際ピアノコンクール、2021年ルービンシュタイン国際ピアノコンクール、2025年エリザベート王妃国際音楽コンクールでいずれも第2位を獲得し、その全てで日本人史上最高位の快挙を達成。※国際コンクール実績枠の予備予選免除で、本戦(1次予選)からの出場

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