ワルシャワと日本の時差は7時間。現地10月9日(木)17:00、日本時間10月10日(金)0:00に二次予選が開幕します。一次予選には日本人ピアニスト13名が挑み、うち5名が見事通過。本記事では、二次予選へ進む5名を演奏予定順に紹介します。世界の舞台で輝く彼らの歩みをたどり、画面越しに熱いエールを送りましょう。
10月10日(金)17:00(翌日11日 (土)0:00)桑原志織(Shiori Kuwahara)
1995年生まれ、東京都出身。東京藝術大学を首席で卒業後、ドイツのベルリン芸術大学大学院にて研鑽を積み、現在は国家演奏家資格課程に在籍。2019年ブゾーニ国際ピアノコンクール、2021年ルービンシュタイン国際ピアノコンクール、2025年エリザベート王妃国際音楽コンクールでいずれも第2位を獲得し、その全てで日本人史上最高位の快挙を達成。※国際コンクール実績枠の予備予選免除で、本戦(1次予選)からの出場。
二次予選演奏曲
Prelude in F sharp major Op. 28 No. 13
Prelude in E flat minor Op. 28 No. 14
Prelude in D flat major Op. 28 No. 15
Prelude in B flat minor Op. 28 No. 16
Prelude in A flat major Op. 28 No. 17
Prelude in F minor Op. 28 No. 18
Polonaise in A flat major Op. 53
Barcarolle in F sharp major Op. 60
Fantasy in F minor Op. 49
10月11日(土)18:30(翌日12日(日)1:30)中川優芽花(Yumeka Nakagawa)


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2001年生まれ、ドイツ・デュッセルドルフ市育ち。2019年にロベルト・シューマン国際青少年ピアノコンクール優勝、2021年クララ・ハスキル国際ピアノコンクールにて優勝および聴衆賞受賞。現在、ドイツのフランツ・リスト・ワイマール音楽大学に在籍し、グリゴリー・グルズマン氏に師事。
二次予選演奏曲
Polonaise in A flat major Op. 53
24 Preludes Op. 28
10月12日(日)19:45 進藤実優(Miyu Shindo)


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2002年生まれ、愛知県大府市出身。モスクワ音楽院付属中央音楽学校を卒業後、現在はドイツのハノーファー音楽演劇メディア大学に在籍。アリエ・ヴァルディ氏に師事。2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナル(3次予選)に進出、第45回ピティナ・ピアノコンペティション特級で銀賞・聴衆賞、第76回ジュネーブ国際音楽コンクールでセミファイナリストになるなど、国際的な実績を多数持つ。
二次予選演奏曲
24 Preludes Op. 28
Polonaise in A flat major Op. 53
10月12日(日)17:00(翌日13日(月)0:00) 牛田智大(Tomoharu Ushida)


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1999年10月16日生まれ、福島県いわき市出身。前回に続く出場。幼少期を中国・上海で過ごし、3歳でピアノを始め、2012年(12歳)には日本人クラシックピアニストとして史上最年少でCDデビュー。現在は、ショパンコンクール審査員のピオトル・パレチニ氏に師事するため、フレデリック・ショパン音楽大学(ワルシャワ)に在籍し、研鑽を積む。※国際コンクール実績枠の予備予選免除で、本戦(1次予選)からの出場
二次予選演奏曲
Rondo à la Mazur in F major Op. 5
Sonata in B flat minor Op. 35
Prelude in E flat major Op. 28 No. 19
Prelude in C minor Op. 28 No. 20
Prelude in B flat major Op. 28 No. 21
Prelude in G minor Op. 28 No. 22
Prelude in F major Op. 28 No. 23
Polonaise in A flat major Op. 53
Prelude in D minor Op. 28 No. 24
10月12日(日)19:45(翌日13日(月)2:45) 山縣美季(Miki Yamagata)


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2002年生まれ、神奈川県鎌倉市出身。前回に続く出場。東京藝術大学を卒業し、現在は同大学院に在学しながら、パリ国立高等音楽・舞踊学校にも在籍。これまでに、第89回日本音楽コンクール ピアノ部門で第1位を始め、第44回ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル入選など、数多くの国内コンクールで最高位を獲得し日本の若手実力派として注目されている。
二次予選演奏曲
Polonaise in A flat major Op. 53
24 Preludes Op. 28