【第2回ショパンランドコンクール】全7部門で “ポーランドの音楽大使” 誕生 ポーランド文化・国家遺産省の支援で今年も実現

駐日ポーランド共和国大使館で受賞者レセプション&コンサート開催 最優秀賞受賞者の演奏動画を11/29より公開【https://bit.ly/CL2023winners_performances

〇ヴォイチェフ・シフィタワ、江崎昌子、木米真理恵、楠原祥子(1日目)、宮谷理香(2日目)、山本貴志、国内外で活躍する著名なピアニストが本選審査を担当(敬称略)
〇各部門の最優秀賞~第3位受賞者は、駐日ポーランド共和国大使館で開催された受賞者レセプション&コンサートに参加 
〇今年はPWM賞を新設。本選演奏者全員に参加証書とポーランドからの記念品を贈呈

PWM Edition(ポーランド音楽出版社、代表 ダニェル・チヒ)と株式会社東音企画(代表 福田成康)は、2023年10月~11月にかけ「ショパンランドコンクール」を共催し結果を発表、11月29日(水)より最優秀賞受賞者の演奏動画を公開した。
本選終了翌日の11月13日(月)、ポーランド広報文化センターのご協力により、駐日ポーランド共和国大使館にて受賞者レセプション&コンサートを開催。演奏動画は表彰式後のコンサートのライブレコーディングとなっている。

ポーランド文化・国家遺産省が支援 課題曲はより多彩に

ショパンランドコンクールは、インスパイリング・カルチャープログラムの一環として、ポーランド文化・国家遺産省の助成を受け実施。
最大の特長は課題曲。世界的ピアニストであるエヴァ・ポブウォツカ氏、ヴォイチェフ・シフィタワ氏(本選審査員長)が監修した課題曲は、2023年度もショパンはもちろん、リビツキ、ゴンシェニェツ、ガルシチャなどの作品が並ぶ。2022年度と比べショパン以外の作品の選択率も高まり、幅広い年齢でポーランド特有のリズムや多彩な表現を様々な作品から学べる機会を拡げている。

駐日ポーランド共和国大使館での受賞者レセプション&コンサート。最優秀賞~第3位受賞者の表彰式を行った ©M.Komorowski/PWM Edition

参加部門を増設、6部門から7部門へ

昨年の幼児部門~高校部門、全6部門での開催を幅広くからの声を受け、今年は全7部門に増設。年齢の上限がなくなり、幅広い年齢層が参加した。

今年は実地予選のほか、動画予選も開催。本選は東京・IMAホール

昨年は実地のみで開催した予選は、今年は動画予選を含めた4地区で10月に開催。実地会場から遠方の参加者も、より参加しやすくなった。
本選は実地のみで、東京のIMAホールにて11月11日(土)・12日(日)に開催。株式会社河合楽器製作所の協力で、特別にShigeru Kawaiのピアノを搬入。ショパンはもちろん、ゴヴィク、ペルコフスキ、シマノフスキなど、彩り豊かな音楽が参加者である“ポーランドの音楽大使”たちにより演奏された。
▼結果はこちらから
https://entry.to-on.com/chopin-land/final/18#result

本選の様子 ©居坂浩文

駐日ポーランド共和国大使館で行われた受賞者レセプション&コンサート 世界初演曲の披露も

本選終了翌日となる11月13日(月)には、駐日ポーランド共和国大使館での受賞者レセプション&コンサートを開催。各部門の最優秀賞~第3位受賞者が来場。
協力のポーランド広報文化センター副所長であるユスティナ・ログスカ氏の挨拶に始まり、関係者挨拶、ヴォイチェフ・シフィタワ氏による演奏と講評、表彰式、最優秀賞受賞者によるコンサート、記念撮影の後はお飲み物や軽食とともに参加者同士の交流を楽しむ時間も設けた。
ヴォイチェフ・シフィタワ氏は、ショパン作曲「スケルツォ 第2番」と、世界初演となるラファウ・アウグスティン作曲「4つのマズルカより 第3番」を演奏。同氏からは「音楽を愛する人を育てるのは素晴らしいことです」との言葉もあり、音楽を通したポーランドと日本の友好関係を改めて感じられたひと時にもなった。

世界初演となったマズルカなど2曲を演奏されたヴォイチェフ・シフィタワ先生 ©M.Komorowski/PWM Edition
表彰式の様子 ©M.Komorowski/PWM Edition
最優秀賞受賞者によるコンサート ©M.Komorowski/PWM Edition

2023年度の褒賞について

2023年度は最優秀賞、第2位、第3位、奨励賞のほか、PWM賞を新設。PWM賞は、各部門上位5名の中からショパン以外の作品を演奏した方へ贈られた。上位入賞者は、11月19日(日)に開催されたヴォイチェフ・シフィタワ先生、木米真理恵先生による受賞者マスタークラス/ミニマスタークラスも受講した。
また、本選で演奏した方全員に、参加証書とポーランドから届いた参加賞(2種)が贈られた。
褒賞の参考:https://www.chopin-land.com/2023/10/awards2023finals.html

2024年度の開催について

第3回ショパンランドコンクールは2024年秋に開催予定です。詳細は決まり次第、公式ホームページや各SNSで公開してまいります。ご参加をご検討いただく際は、必ず最新情報をご確認ください。

 公式ホームページ:https://www.chopin-land.com/      LINE: https://lin.ee/3Ge30yM
 X(旧Twitter): https://twitter.com/ChopinLandPiano
 Facebook: https://www.facebook.com/CHOPINLANDPianoCompetition
 Instagram: https://www.instagram.com/chopinland_piano_competition/

<参考>ショパンランドコンクール2023(第2回)概要

【主催(共催)】PWM Edition、株式会社東音企画

【特別協賛】ポーランド文化・国家遺産省
【協力・後援】ポーランド広報文化センター、株式会社河合楽器製作所、日本シマノフスキ協会、日本ショパン協会、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
【部門】全7部門(幼児部門、小学1・2年部門、小学3・4年部門、小学5・6年部門、中学部門、高校~一般A部門、高校~一般B部門)
【課題曲】ポーランド作曲家による作品(監修:エヴァ・ポブウォツカ、ヴォイチェフ・シフィタワ)
【開催方式】予選 ⇒ 本選の2段階
【予選審査員】東京前期:今川 裕代(審査員長)/加藤 大樹/高田 匡隆、大阪:中井 正子(審査員長)/井上 麻紀/芹澤 佳司、東京後期:根津 栄子(審査員長)/粥川 愛/三木 香代、動画:菅原 望/中桐 望/三重野 奈緒
【本選審査員】ヴォイチェフ・シフィタワ(審査員長)、江崎昌子、木米真理恵、楠原祥子(1日目)、宮谷理香(2日目)、山本貴志

駐日ポーランド共和国大使館での受賞者レセプション&コンサートにて ©M.Komorowski/PWM Edition

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