クリーヴランド国際ピアノコンクール 2024年(第23回)

クリーヴランド国際ピアノコンクール

クリーヴランド国際ピアノコンクール(CIPC)は、アメリカ・オハイオ州のクリーヴランドで開催される国際的なピアノコンクールです。
コンクールの創設は1975年で、2024年開催の第23回大会も世界中から優秀な若手ピアニストが集結することが予想されます。

クリーヴランド国際ピアノコンクールは、第1ラウンドからプログラムの構成力や作曲家・作品に対する解釈などを含めたピアニストとしての総合的な資質が問われるハイレベルなコンクールです。

準々決勝以降はリサイタル形式で、約2週間にわたる公演を通じて多くの聴衆を前に演奏を披露できるほか、決勝ではクリーヴランド管弦楽団と共演する貴重な経験を得ることができます。

部門

ピアノ部門

歴代入賞者

こちらからご確認ください。

表彰内容

●優勝・・・賞金75,000ドル

●準優勝・・・賞金25,000ドル

●第3位・・・賞金15,000ドル

●第4位・・・賞金10,000ドル

<特別賞>
●聴衆賞・・・賞金2,000ドル

●バロック賞・・・賞金2,500ドル

●ベートーヴェン賞・・・賞金2,000ドル

●ケアンズ・ファミリー・アメリカン賞・・・賞金1,500ドル

●ショパン賞・・・賞金2,000ドル

●女性作曲家賞・・・賞金2,500ドル

●モーツァルト賞・・・賞金1,500ドル

<その他>
●準々決勝進出者・・・賞金1,000ドル

●セミファイナリスト・・・賞金2,000ドル

審査員

●予備審査員
Tanya Bannister、Renana Gutman、Artina McCain、Samir Nikocevic、Konstantin Soukhovetski

●第1ラウンド審査員
Ute Fesquet、Yaron Kohlberg、Paul-Arnaud Pejouan、Sonia Simmenauer、Hartmut Welscher

●CIPC審査員(準々決勝・準決勝・最終ラウンド)
Melvin Chen(Chair)、​​Lydia Connolly、Hyung-ki Joo、Francesco Lecce-Chong、Awadagin Pratt、Matan Porat、Muza Rubackyte、Kathleen Van Bergen

応募資格

18歳から32歳まで(2024年8月10日時点の年齢)

応募方法

①コンクール公式サイトからオンラインで申込
・経歴情報、演奏動画を提出し、参加料($200)を納入
・演奏動画は過去1年以内に撮影したものであること
・締切:2023年12月15日午後11時59分(東部標準時間)
・早期割引あり・・・2023年11月15日までの申込は参加料$150

②推薦状(2通)※現在の師事者を含む
・2023年12月22日の午後11時59分までに、コンクールの求める内容を記載した推薦状を提出

◎応募に関する詳細情報および申込フォームはこちらです。

スケジュール

●応募締切:2023年12月15日午後11時59分(東部標準時間)

●事前審査:2024年1月<ビデオ審査>

●第1ラウンド:2024年3月/4月

●準々決勝:2024年7月28日~31日

●準決勝:2024年8月1日~8月4日

●決勝:2024年8月6日~10日

開催地域・会場

●第1ラウンド
・クリーヴランド:ボールドウィン・ウォレス大学音楽院(Gamble Auditorium)
・パリ:エコール・ノルマル音楽院(Salle Cortot)

●準々決勝/準決勝/決勝
・クリーヴランド

課題曲

事前審査

(ビデオ)

・演奏時間20~25分の演奏ビデオを提出

・多様なスタイルの作品を少なくとも2つ含めること

・演奏する作品はハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのいずれか
(ソナタの単一楽章または全曲も可)

・演奏時間内であれば、追加曲の録音可

第1

ラウンド

①多様なスタイルを特徴とする25~30分の音楽プログラムを2つ用意

・どちらのプログラムを演奏するかは、公演日の1か月前までに一次審査員より通知

②審査員との対話

・プログラム、キャリア目標、およびその達成にCIPCがどのように役立つか等

準々決勝

①多様なスタイルの少なくとも2曲による35~40分のソロリサイタル

・準決勝とは異なるジャンル・スタイルのレパートリーであること

②ピアノデュオの編曲作品1曲(7月28日の開会式で演奏)

準決勝

①25~30分間の自由レパートリーのソロリサイタル

・準々決勝とは異なるジャンル・スタイルのレパートリーであること

②コンクールが指定するの課題曲の中から選んだピアノトリオ作品 

●課題:ピアノトリオ

 

最終

①45–60分のスピーチ付きソロリサイタル

・演奏とスピーチを織り交ぜてリサイタルを作り上げること

・スピーチの内容は特定の曲や作曲家の紹介、演奏者の個人的なストーリーなど(英語による)

②クリーヴランド管弦楽団との協奏曲最終ラウンド

・コンクールが指定する課題曲の中から対照的なスタイルの協奏曲を2つ選択

●課題:協奏曲

・どちらの協奏曲を演奏するかは、ファイナリスト決定時点で審査員より通知

③単一作品のガラ公演(演奏時間:5~7分)

補足事項

●事前審査のビデオで演奏した曲の一部を第1ラウンド以降の対面審査で演奏してもよい。

●準々決勝前の開会式演奏は審査プロセスの一部だが、準々決勝の演奏ほど重視されない。

●準々決勝または準決勝のいずれかで、西洋音楽芸術の基準で伝統的に過小評価されてきた経歴を持つ作曲家の作品を演奏すること(どの作曲家の作品を選択するかが審査の対象となる。)

●その他、各審査段階の演奏に関する詳細はコンクール公式サイトの『Competition Repertoire』を参照

主催

Piano Cleveland
20600 Chagrin Boulevard Suite 610
Shaker Heights, OH 44122 (216) 707-5397

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