2025年12月27日(土)と28日(日)に、和歌山城ホール 小ホールにて「ブルグミュラーコンクール2025大阪2ファイナル」が開催された。幼児から大人まで全10部門で審査が行われ、金賞26名を含む計98名が受賞を果たした。
大阪、和歌山の5地区から精鋭が集結
大阪2ファイナルには、堺、泉佐野、岸和田1、岸和田2、和歌山の5つの予選地区を勝ち抜いた出場者が集結。大阪南部から和歌山県北部にかけての広域エリアで10月から11月にかけて地区大会が実施され、優秀賞を獲得した演奏者たちがファイナルの舞台に臨んだ。
金賞受賞者一覧
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部門 |
金賞受賞者数 |
受賞者(予選参加地区名) |
奨励賞受賞ライン |
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幼児 |
2名 |
山本 奈由(泉佐野)、向久保 茉里(和歌山) |
8.92(最高) |
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小学1・2年A |
5名 |
山田 航生(和歌山)、東野 栞奈(堺)、小路 茉央(堺)、川本 芽生(堺)、増田 カリマ(堺) |
8.72 |
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小学1・2年B |
2名 |
小路 莉央(堺)、坂口 想悟(和歌山) |
8.70 |
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小学3・4年A |
6名 |
川本 陽太(堺)、古川 茉莉(堺)、上瀬 晴輝(岸和田2)、黒田 百花(泉佐野)、西田 和馬(泉佐野)、清田 紗衣(岸和田2) |
8.48 |
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小学3・4年B |
2名 |
鈴木 俐登(和歌山)、藁科 心優(和歌山) |
8.48 |
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小学5・6年A |
5名 |
渡部 稜大(和歌山)、山本 梧生(堺)、岡田 樹歩(岸和田2)、角谷 幸愛乃(岸和田2)、古田 梨夏(岸和田2) |
8.46 |
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小学5・6年B |
1名 |
山路 旭陽(和歌山) |
8.40 |
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中学 |
1名 |
紺谷 和奏(泉佐野) |
8.64 |
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高校 |
1名 |
下田 翔太(岸和田2) |
8.48 |
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大人 |
1名 |
大門 和美(堺) |
8.30 |
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合計 |
26名 |
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本大会のハイライト
全10部門の中で、幼児部門の奨励賞ラインが8.92と最も高い水準となった。最年少部門でありながら厳しい審査基準が適用される結果となり、基礎技術の重要性が示された。次いで小学1・2年A部門が8.72、小学1・2年B部門が8.70と続き、低学年部門で高水準のラインが設定されている。
金賞受賞者数では小学3・4年A部門が6名と、最多となり、受賞者総数も23名と最大規模の部門となった。次いで小学1・2年A部門と小学5・6年A部門が金賞5名を輩出。一方、小学5・6年B部門以上では、それぞれ金賞1名のみの選出となり、上位部門ほど金賞獲得の難度が高まる傾向が見られた。
地区別では堺地区が金賞9名を獲得し、全地区の中で最も多い金賞受賞者を輩出した。特に小学1・2年A部門では金賞4名、小学3・4年A部門では2名が金賞を獲得するなど、幅広い年齢層で安定した成績を残している。
ブルグミュラーコンクール2025は全国29エリアでファイナルが開催され、今回の大阪2ファイナルをもって、全ての部門の審査が終了した。詳細な審査結果は、ブルグミュラーコンクール公式サイトの審査結果ページで確認できる。



