ブザンソン国際指揮者コンクール 2025年(第59回)

ブザンソン国際指揮者コンクール-2025年(第59回)

ブザンソン国際指揮者コンクールは、1951年よりフランスで開催されており、若き指揮者の登竜門ともいえる著名な指揮者コンクールです。かつては、フランスのブザンソンで毎年9月中旬に2週間かけて開催される「ブザンソン国際音楽祭」のイベントの一つとして毎年開催されていましたが、1993年より隔年開催となりました。小澤征爾をはじめとして、日本人指揮者がたびたび優勝していることでも知られています。


部門

指揮部門


歴代入賞者

こちからご覧ください。


表彰内容

●グランプリ
※グランプリは審査員によって授与され、授与しない権利を有する。
また、分配することはできない。

賞金:12,000ユーロ
支援・サポート:若手指揮者の相談と支援の専門家であるアイメ・パレによる3ヶ月間のサポート。

その他
コンクールのパートナーである多くのオーケストラやフェスティバルからの出演依頼を受けられる。
高級時計 LIP(1867年から続くフランスの時計メーカー)


「特別賞」と表彰
決勝に出席した観客は「観客賞」に投票できる。
決勝のオーケストラの音楽家も、秘密投票で「オーケストラ賞」を選出

審査員は、3,000ユーロの特別賞を授与することもできる。


審査員

【予選審査】
●キム・ジェウォン(ヴァイオリン首席奏者)
●ジャン=プランソワ・ヴェルディエ(指揮者)


【本選】
●マイケル・シェーンヴァント(審査委員長、指揮者)
●レジス・カンポ(作曲家)
●キム・ジェウォン(ヴァイオリン首席奏者)
●キャサリン・ラーセ=マグワイア(指揮者)
●エヴァ・オリカイ(指揮者)
●ジャン=プランソワ・ヴェルディエ(指揮者)
●スティーブン・ライト(アーティスティック・コンサルタント)


応募資格

年齢制限:35歳未満(1990年1月1日~2007年12月31日生まれ)


応募方法

公式サイトから申請。

※2025年1月16日正午より受付開始1月23日(木)正午まで

パリ時間。登録は各都市の空き状況に応じて可能。

https://festival-besancon.com/inscription-concours/

●準備する書類
※すべてのドキュメントは jpegまたはpdf、最大サイズは2MB。

・サイトからダウンロードできる申請書
・公的身分証明書のコピー:パスポートまたは身分証明書
・2か月以内に撮影した、正面からの顔のアップ写真
※ポーズを決めた古い写真よりも、最近撮影したセルフィー(自撮り写真)を推奨。
この写真は審査員が参加者をより早く識別するためだけに使用され、広報資料等には使用されない。

注意:提供されるドキュメント (内容または技術) に関するすべての質問は、2025年1月13日までにefarges[at]festival-besancon.com に電子メールで問い合わせる必要があります。



スケジュール

登録:2025年1月16日正午より受付開始1月23日正午まで
予選:2025年4月14日から5月3日
ブザンソン、パリ、モントリオール、ベルリンおよびアジアの都市で開催
本選:2025年9月22日から27日まで
※第78回ブザンソン・フランシュ=コンテ国際音楽祭期間中に開催
※2025年のグランプリは9月27日(土)にクアザールで行われる決勝終了後の授賞式で審査委員長から授与される。グランプリは共同受賞することはできず、審査員団は授与しない権利を有する。


開催地域・会場

フランス・ブザンソン


課題曲

予選

登録された各候補者は、2名の審査員の前で2台のピアノによる2人のピアニストが演奏する交響曲作品を指揮する。
※予選の結果、20名の候補者がオーケストラとの本選に選出。


●ピアニスト
デイビッド・ベルデリーとポール・モンタグ
または
クリストフ・マニアンとトーマス・パーマー


●プログラム
イーゴリ・ストラヴィンスキー「春の祭典」
作曲者による連弾用編曲版を2台ピアノで演奏
ブライトコプフ&ヘルテル版

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 交響曲第38番 KV504「プラハ」
ベーレンライター版

本選

オーケストラとの審査はすべて公開(決勝の練習を除く)。
すべての演目は指定曲。
※掲載時点では未発表


候補者は、自身の解釈の意向または審査員の要請に応じて、楽曲の全部もしくは一部を指揮するか、もしくは音楽指導のもと演奏者たちと作品を仕上げる。
すべての候補者は最初の2ラウンドに参加する。


補足事項

詳細はこちらからご確認ください。


主催

ブザンソン・フランシュ=コンテ国際音楽祭


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