2024年11月24日(日)に高崎芸術劇場音楽ホールにおいて開催された「第25回北関東ピアノコンクール」の本選。
小学5・6年生の部 第1位、全体での最優秀賞、朝日新聞社賞を受賞された佐藤さん。
今回は同コンクールやピアノコンクールへ挑戦される方へ向け、お話を伺いました。
取材・文|編集部
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プロフィール
佐藤里咲
群馬県出身 / 高崎市立京ヶ島小学校6年
4歳からピアノを始める。
2024年、第34回日本クラシック音楽コンクール小学校高学年女子の部第3位、第2回群馬国際音楽コンクール小学5,6年生の部第2位。第25回北関東ピアノコンクール小学5,6年生の部第1位、最優秀賞、朝日新聞社賞受賞。
これまでにソルフェージュを永井清香、宇野嘉恵の各氏に師事。ピアノを永井清香、笠原智廣の各氏に師事。
北関東ピアノコンクールを終えて
ーーコンクール、お疲れさまでした。コンクールを終えて今現在のお気持ちをお聞かせください。
佐藤
プロコフィエフのサルカズムという曲を演奏しました。目標にしていた最優秀賞を受賞することができて、とてもうれしいです。
ーー練習をするにあたって、どのようなことに気を付けましたか?
佐藤
レッスン中の先生のアドバイスを参考に、自分なりにいろいろな弾き方を試し、音色や表現、タッチなどを工夫しました。
プロコフィエフについて、本などで調べ、曲への理解を深めました。どのように演奏したら、曲の魅力を伝えることができるか考えて練習しました。
ーーコンクール準備期間にこころがけたことは何かありますか?
佐藤
この曲をコンクールで演奏できることを楽しみにしていました。良い演奏を聴いてもらえるように努力しました。
ーーなぜこのコンクールに挑戦しようと思われましたか?
佐藤
地元で行われるコンクールであり、先生のすすめもあったので受けました。
ーー本番を迎えた当日のお気持ちをお聞かせください。
佐藤
緊張はしませんでした。コンクール本番は、そのホールの響きにあった演奏をすることをこころがけました。
ーー北関東ピアノコンクールに挑戦する方へのアドバイスをお願いします。
佐藤
演奏する曲の魅力が伝えられるように、日々の練習を頑張ってください。
ーーー今後の目標などをお聞かせください。
佐藤
今後も、コンクールを控えています。目標は、様々なコンクールで入賞することです。将来は、リサイタルなどを行い、世界的に活躍するピアニストになりたいです。
「曲の魅力を引き出し、演奏する」ことへ向き合い、しっかりと考えての準備期間やホールの響き方まで意識しての本番。そういった真摯な姿勢が輝かしい成績へと繋がったのだと思います。貴重なお話をお聞き出来て大変嬉しく、驚きの連続でもありました。お忙しいところ、ありがとうございました。今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
第25回北関東ピアノコンクールの概要については下記をご覧ください。
第25回北関東ピアノコンクールの結果については下記をご覧ください。