熊日学生音楽コンクール 2024(第57回)

熊日学生音楽コンクール 2024(第57回)

熊日学生音楽コンクールは、クラシック音楽文化の発展と振興を目的に、昭和43(1968)年に始まりました。主催は熊本日日新聞社です。県内の小・中学生と高校生を対象とし、現在では「クラシック音楽家への登竜門」と呼ばれるまでに成長。ピアノ部門(小学生・中学生・高校生の部)のうち「小学生の部」のみ、夏に予選が開催されます。
今回で57回目を迎える、歴史も長い「熊日学生音楽コンクール」は 音楽を学ぶ者にとって、まさしく励みになり、精神面でも成長できる貴重な機会となっています。


部門

●ピアノ部門(小学生・中学生・高校生の部)
●管・打楽器部門(中学生・高校生の部)
●独唱部門(中学生・高校生の部)
●弦楽器部門(小学生・中学生・高校生の部)
●合唱部門(小学校・中学校の部)


歴代入賞者

情報は熊本日日新聞記載(プレミアム会員(熊日定期購読)のみ)

こちらの7ページからもご確認いただけます。

表彰内容

①部門ごとに最優秀賞、優秀賞、優良賞、奨励賞を贈る。
②全入賞者の中から、特に優れたものに熊日大賞などの特別賞を贈る。


審査員

●ピアノ予選審査員(敬称略、50音順)
大石 陽子 川口みさき 竹下 千晴 谷脇 裕子 友永 和恵 中島 和代
袴田 和泉 平田 康一 山内 紀子 吉岡 菜月 吉川由三子 吉田 秀晃

●その他の部門

予選・本選とも熊本日日新聞社が委嘱する。

こちらの6ページをご覧ください。

応募資格

【ピアノ部門(小学生の部)】

1次予選申し込み受け付け時に、熊本県内に在住または在学の小学生。

【その他の部門】

申し込み受け付け時に熊本県内在住または県内の小・中・高校に在学してい

る児童・生徒。高校生は、保護者が県内在住ならば、だれでも出場できます。

・合唱=県内の小学校、中学校(複数の学校の合同も可)

※音楽クラブ、合唱サークル(団)など学校単位でなくても、出場者がすべて小学生ならば小学校の部に、
中学生以下ならば中学校の部に出場できる(中学校の部への小学生の出場は可)。

ただし、同一人が 2つ以上の団体に重複して出場することはできない。



応募方法

【ピアノ部門(小学生の部)】

●申し込み方法(郵送のみ)

①A:出場申込書に必要事項を記入して切り取る。

②B:返信用封筒・長3(縦235㎜×横120㎜程度)を2通。
1通は84円、1通は94
円切手を貼付し、それぞれに宛名を記入する。

③C:出場料

以上、A・B・Cをそろえ、下記宛に現金書留で郵送する。


<出場料>

8,000円

※別途2次予選(11月3日開催)出場者は2次予選出場料4,000円

 本選(12月8日開催)出場者は本選出場料5,000円が必要。

<送付先>

〒860-8506

熊本市中央区世安 1‐5‐1 熊本日日新聞社事業部

「熊日学生音楽コンクール」係

【注意事項】
集合時間は7月末までに本人宛に郵送で連絡する。その文書をもって、出場料の領収書に代える。
なお、演奏順は主催者が決定し、予選当日の会場受付で出場者に伝える。
集合時間に遅れたものは失格とする。
申し込み後の演奏曲目変更は一切受け付けない。


【その他の部門】
●申し込み方法(郵送のみ)

①A:出場申込書に必要事項を記入して切り取る。

※合唱は出場申込書(合唱)を記入して切り取る。

②B:返信用封筒・長3(縦235㎜×横120㎜程度)を2通。 

2通とも110円切手を貼付し、それぞれに宛名を記入する。

 ※合唱の返信用封筒は長3に110円、角2に220円切手を貼付する。

③C:出場料

以上、A・B・Cをそろえ、下記宛に現金書留で郵送する。


<出場料>

ピアノ小学生以外は 1 種目につき10,000円。

ピアノ小学生は、1 次予選出場料8,000円、2 次出場料 4,000円。

本選出場者(合唱を除く)は別途、本選出場料5,000円が必要。

合唱部門は 1 校・団体 22,000円。

※申し込みの後、出場を辞退しても出場料は返却されない(中止となった場合は返却する)。

<送付先>

〒860-8506

熊本市中央区世安 1‐5‐1 熊本日日新聞社事業部

「熊日学生音楽コンクール」係




スケジュール

【ピアノ部門(小学生の部)】
●申し込み期間:2024年6月1日(土)~ 6 月14日(金) 当日消印有効(締め切り厳守)
●小学生低学年(1・2年生)1次:8月17日(土)熊本市健軍文化ホール
●小学生中学年(3・4年生)1次:8月18日(日) 同上
●小学生高学年(5・6年生)1次:8月24日(土)熊本市植木文化ホール
●小学生(全学年)2次:11月3日(日・祝)熊本市植木文化ホール※1次予選通過者が対象
●ピアノ部門(小・中・高校生)本選:12月8日(日)熊本市男女共同参画センターはあもにい

【ピアノ部門(中学生・高校生の部)】

●申込期間:9月1日㈰~9月13日㈮ 当日消印有効(締め切り厳守)

●中学生予選:11月10日(日)熊本市健軍文化ホール

●高校生予選:10月27日(日)熊本市火の君文化ホール


【弦楽器(小中高全ての部門)】

●申込期間:9月1日㈰~9月13日㈮ 当日消印有効(締め切り厳守)

●予選:10月26日(土)午前  熊本市植木文化ホール


【管・打楽器(中学生・高校生の部)】

●申込期間:9月1日㈰~9月13日㈮ 当日消印有効(締め切り厳守)

●予選:10月26日(土)午後 熊本市植木文化ホール


【独唱(中学生・高校生の部)】

●申込期間:9月1日㈰~9月13日㈮ 当日消印有効(締め切り厳守)

●予選:11月2日(土) 熊本市植木文化ホール


本選

【合唱(小学生・中校生の部)】

●予選なし

●本選:10月20日㈰ 熊本県立劇場コンサートホール


【管・打楽器、独唱、弦楽器】

●本選:12月7日(土) 熊本市男女共同参画センターはあもにい(多目的ホール)

【ピアノ】

●本選:12月8日(日)熊本市男女共同参画センターはあもにい(多目的ホール)



開催地域・会場

熊本市健軍文化ホール(熊本県)
熊本市男女共同参画センターはあもにい(熊本県)
熊本市植木文化ホール
熊本市火の君文化ホール
熊本県立劇場コンサートホール


課題曲

ピアノ部門(小学生の部)

①演奏はすべて暗譜とする。
②楽譜は出場者自身で用意すること。
③補助ペダル使用の場合は出場者自身で用意すること。ただし、足台は主催者でも準
備している。

【審査】

〈予選〉
①課題曲によって予選を行う。選択曲から1曲を選び、演奏すること。
②非公開審査とする(親族・指導者は入場可)。
③運営の都合上、演奏の途中でカットすることがあるが、審査には影響しない。
④審査員の判断で演奏を止める場合がある。止めた場合、出場者は再度演奏すること
ができ、審査には影響しない。
⑤ピアノ部門小学生2次予選は11月3日(日・祝)に実施。詳しくは後日発表。

第57回 熊日学生音楽コンクール ピアノ小学生1次予選課題曲

記号

作曲者

曲名

曲集・参考楽譜など

低学年

テレマン

ジーグト長調

プレ・インヴェンション

(全音)No.13

モーツァルト

アレグロ 変ロ長調 K.3

プレ・インヴェンション

(全音)No.31

幼年時代の作品集 他

ブルグミュラー

25の練習曲 Op.100より 

No.16「小さな嘆き」

グルリット

こども音楽会 Op.210より 

No.7「狩の曲」

中学年

J.S.バッハ

インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV 772

ツェルニー

30番練習曲 Op.849より No.6

ブルグミュラー

25の練習曲 Op.100より 

No.23「帰り道」

シューマン

こどものためのアルバム Op.68より

No.18「刈入れの歌」

高学年

J.S.バッハ

シンフォニア 第10番ト長調 BWV 796

モーツァルト

ソナタハ長調 K.545 終楽章

ブルグミュラー

18の練習曲 Op.109より No.4「ジプシー」

カバレフスキー

ソナチネ 第1番 ハ長調 Op.13‐1 終楽章

2つのソナチネ(全音)

※それぞれ選択曲から1曲を選び演奏すること。※出版社、版については特に指定しない。
※繰り返しは全部省略。ただしダ・カーポは例外とする。

〈本選〉
ピアノ部門本選は、一般公開で12月 8日㈰に実施。詳しくは後日発表。
課題曲は2次予選通過の課題曲(後日発表)に限る。

管・打楽器、独唱、弦楽器、合唱、ピアノ部門

※ピアノ小学生の部以外

①演奏はすべて暗譜とする。
②楽譜は出場者自身で用意すること。絶版等の場合は、著作権協会より複写の許可を得ること。
③伴奏、譜めくりが必要な場合は出場者が準備すること。
④弦楽器の調弦は本人、またはその指導者が責任を持って行うこと。
⑤受付時間に遅れたものは失格とする。受付時間は10月中旬~下旬に本人宛てに郵送で連絡。
その文書をもって、出場料の領収書に代える。
なお、演奏順は主催者で決定し、予選当日、出場者受付で出場者に伝える。
⑥2種目以上に出場の場合、出場申込書はそれぞれ提出すること。
⑦申し込み後の演奏曲目変更は一切受け付けない。

<合唱について>
①演奏曲の楽譜7部は10月4日㈮までに提出すること。
②指揮者の資格に制限はないが、同一部門において指揮できるのは1校・団体とする。伴奏者は任意とする。
③受付時間などのタイムスケジュール、出場票、コンクール出場の手引き、領収書などは10月上旬頃、学校・
団体宛てに郵送する。詳細はコンクール出場の手引きを参照。


【審 査】
〈予選〉
①非公開審査とする(親族・指導者は入場可)
②運営の都合上、演奏の途中でベルやブザーを鳴らし、カットすることがあるが、審査には影響しない。
③審査員の判断で演奏を止める場合があるが、その場合再度演奏することができる。
審査には影響しない。

〈本選〉
①一般公開で行い、次の要領で審査する。


●管・打楽器:予選通過の演奏曲(10分以内)

●独唱:任意の1曲(7分以内)

●弦楽器:予選通過の演奏曲(15分以内)

●ピアノ:予選(小学生は2次予選)通過の課題曲。高校生は予選通過の演奏曲(10分以内)

●合唱:自由曲。制限時間(6分)以内なら複数曲も可。
演奏曲をカットする時は、事前に作曲者の了承を得、その旨を楽譜の表紙面に記載し、
カット箇所は鉛筆でわかりやすく表示すること。

②規定の演奏時間を超過した場合は失格とする。

第57回 熊日学生音楽コンクール ピアノ小学生2次課題曲

記号

作曲者

曲名

曲集・参考楽譜など

低学年

ベートーヴェン

ソナチネ 第 5 番 ト長調 第 2 楽章

ソナチネ アルバム 2

グルリット

こども音楽会 Op.210 より 

No.14「野原で踊ろう」

バルトーク

10 のやさしいピアノ小品 BB51(Sz.39) より

No.3「スロヴァキアの若者の踊り」

バルトーク ピアノ作品集 2(音友)

中学年

ハイドン

ソナタ 第 36 番(第 49 番) Hob.XVI:36 第 2 楽章

ソナタ アルバム 1 ハイドン ピアノ・ソナタ全集 3

(ウィーン原典版 新版) ※第 2 楽章はイ長調。

ディアベリ

ソナチネ ハ長調 Op.151-2 第 1 楽章

ソナチネ アルバム 2

ショパン

ワルツ イ短調 KK.IVb-11(遺作)

ショパン ピアノ遺作集(全音)

ピアノ・コスモス・シューレ 3

三善 晃

ソ、ソ、ソ……の小烏賊たち

海の日記帳(音友)

高学年

モーツァルト

ソナタ 変ロ長調 K.570 終楽章

標準版 ソナチネ アルバム 2 (b) ベートーヴェン ピアノ変奏曲 2(全音)

ベートーヴェン

6 つの変奏曲 WoO.70

メンデルスゾーン

無言歌集より Op.67-4「紡ぎ歌」

ギロック

こどものためのアルバムより「ワルツ・エチュード」

第57回 熊日学生音楽コンクール ピアノ中学生課題曲

記号

作曲者

曲名

モーツァルト

ソナタ 変ロ長調 K.333 第 1 楽章

ベートーヴェン

ソナタ 第 8 番 ハ短調 Op.13「悲愴」終楽章

ショパン

ドイツ民謡「スイスの少年」による変奏曲 ホ長調(遺作)

ドビュッシー

ロマンティックなワルツ

第57回 熊日学生音楽コンクール ピアノ高校生課題曲

次の作曲家による作品の中から1曲を選び、演奏する(10分以内。時間厳守のこと)。

ハイドン、 モーツァルト、 ベートーヴェン、 シューベルト、ショパン、 シューマン

リスト、 ブラームス、ドビュッシー、ラヴェル、ラフマニノフ、プロコフィエフ

※ソナチネ、ソナタの場合は1つの楽章とする
※曲の途中カットは認めない。

※高校生の部以外は、それぞれ上記の課題曲から1 曲を選び演奏すること。
※繰り返しは全部省略。
(版による異なるリピート表記から生じる演奏の違いは、審査に影響しない。)
ただしダ・カーポおよびダル・セーニョは例外とする。
※申し込みの際は、演奏曲(課題曲)の欄に記号・作曲者名・曲名を記入すること。
高校生の部は、演奏曲(自由曲)の欄に作曲者名・曲名・調性・作品番号・副題(付いている曲のみ)・楽章、演奏時間を演奏曲の記入例の通り正確に記入すること。
※楽譜は参考。指定ではない。

第57回 熊日学生音楽コンクール 管・打楽器部門

木管、金管、打楽器とも任意の 1 曲とする(10分以内。時間厳守のこと)。
楽器はそれぞれ下記の通り。
※申し込みの際は、作曲者名・曲名・(調性・作品番号・副題・楽章)、演奏時間を正確に記入すること。
( )内はある場合のみ。

木管

金管

打楽器

中学生・高校生

フルート(ピッコロ可)

オーボエ

クラリネット

サクソフォン

ファゴット

トランペット    ホルン

ユーフォニアム  バリトン

トロンボーン   チューバ

打楽器

マリンバ

第57回 熊日学生音楽コンクール 弦楽器部門

ヴァイオリン

高校生

中学生

小学生 

(低 ・中 ・高)

クラシック音楽で、任意のヴァイオリン曲 1 曲(15分以内。時間厳守のこと)。

※申し込みの際は、作曲者名・曲名・調性・作品番号・副題(付いている場合のみ)・楽章、演奏時間を演奏曲の記入例の通り正確に記入すること。

※出版されているものに限る。

※繰り返しは省略すること。ただしダ・カーポはあり。

※前奏、間奏および後奏は適宜省略すること。

チェロ

高校生

中学生

小学生 

(低 ・中 ・高)

クラシック音楽で、任意のチェロ曲 1 曲(15分以内。時間厳守のこと)。

 ※申し込みの際は、作曲者名・曲名・調性・作品番号・副題(付いている場合のみ)・楽章、演奏時間を演奏曲の記入例の通り正確に記入すること。 

※出版されているものに限る。 ※繰り返しは省略すること。

ただしダ・カーポはあり。 

※前奏、間奏および後奏は適宜省略すること。

第57回 熊日学生音楽コンクール 独唱部門

※下記の課題曲から1曲を選び演奏すること。
中学生、高校生とも、全曲移調は可とする。2番まで準備すること。
※申し込みの際は、演奏曲(課題曲)の欄に記号・作曲者名・曲名を記入すること。

記号、作詞・作曲者名、曲名

中学生

⒜林古渓作詞・成田為三作曲     浜辺の歌

⒝江間章子作詞・中田喜直作曲   夏の思い出

⒞吉丸一昌作詞・中田章作曲      早春賦

⒟ S.C.Foster            夢路より

⒠ H.Werner              野ばら

⒡ E.de Curtis         帰れソレントへ

⒢ナポリ民謡         サンタ・ルチア

⒣ A.Scarlatti          Sento nel core

⒤ F.Gasparini         Lasciar d’amarti

⒥ A.Caldara           Sebben,crudele

⒦ G.B.Bononcini     Per la gloria d’adorarvi

⒧ G.F.Händel     Ombra mai fu(アリアのみ)

⒨ G.B.Pergolesi             Nina

⒩ G.Paisiello     Nel cor più non mi sento

⒪ G.Giordani           Caro mio ben

(上記の⒟~⒢は原語あるいは日本語訳の歌詞でも可)

高校生

⒜ S.Rosa             Star vicino

⒝ A.Scarlatti       Già il sole dal Gange

⒞ A.Scarlatti      Se tu della mia morte

⒟ A.Scarlatti          Sento nel core

⒠ F.Gasparini         Lasciar d’amarti

⒡ A.Caldara          Sebben,crudele

⒢ G.B.Bononcini     Per la gloria d’adorarvi

⒣ F.Durante         Vergin,tutto amor

⒤ G.F.Händel  Lascia ch’io pianga(アリアのみ)

⒥ G.B.Pergolesi          Se tu m’ami

⒦ G.B.Pergolesi             Nina

⒧ G.Giordani          Caro mio ben

⒨ V.Bellini      Vaga luna, che inargenti

⒩ V.Bellini        Ma rendi pur contento

⒪ F.P.Tosti              Sogno

⒫ F.P.Tosti           La serenata

⒬ S.Donaudy       O del mio amato ben

⒭ F.Schubert           An die Musik

⒮ L.v.Beethoven         Ich liebe dich

⒯土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲    荒城の月

⒰北見志保子作詞・平井康三郎作曲   平城山

(すべて原語に限る)




補足事項

小学生の部以外のピアノ部門、その他の部門の申込受付は、2024年9月1日(日)〜13日(金)の予定。
応募規定などの詳細はこちらからご覧ください。


主催

熊本日日新聞社

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