「第6回高松国際ピアノコンクール」(同組織委員会主催)は2月17日(火)・18日(水)の2日間、高松市のサンポートホール高松で3次予選を実施し、審査員による協議の結果、4カ国の5名が本選進出を決めた。
韓国から2名、アメリカ、ウクライナ、ドイツから各1名が選ばれ、2月21日(土)・22日(日)の本選でグランプリが決定する。
日本の小野寺拓真、稲積陽菜は惜しくも敗退
3次予選には、2次予選を通過した10名が出場した。課題曲はベートーヴェンのピアノソナタ、桑原ゆう委嘱作品「玉藻龍宮雨乞踊」、ピアノ四重奏曲で構成され、2日間にわたって熱演が繰り広げられた。日本からは小野寺拓真(20)と稲積陽菜(22)の2名が挑んだが、惜しくも本選進出はならなかった。
21日・22日の本選、協奏曲で競う
本選進出を決めたのは、パク・ヘリム(19、韓国)、エリザベス・ツァイ(26、アメリカ)、ロマン・フェディウルコ(21、ウクライナ)、キム・ジョンファン(25、ドイツ)、ハ・ギュテ(29、韓国)の5名だ。
パク・ヘリムは2006年生まれの最年少ファイナリストで、2023年にピアノクリーブランド国際コンクールでファイナリストに選ばれた経歴を持つ。エリザベス・ツァイは2024年にブラームス国際ピアノコンクール デトモルトで優勝しており、今回の本選でも同じブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏する予定だ。
ロマン・フェディウルコはウクライナ・キーウ出身で、5歳からピアノを始め、ホロヴィッツ国際コンクールやドイツ音楽コンクールでの入賞歴を持つ。本選ではラフマニノフのピアノ協奏曲第3番に挑む。
キム・ジョンファンは韓国出身だが現在ドイツで活動しており、6歳からピアノを始め、仙台国際音楽コンクールで第4位を獲得した実力者である。ハ・ギュテは1996年生まれで本選出場者の中では最年長となり、2012年にモスクワ・ユース国際ピアノコンクールで第3位を獲得して以来、国際舞台で活躍を続けている。
本選は2月21日・22日、YouTube配信も
本選は2月21日(土)14時30分から1日目、2月22日(日)13時から2日目が開催される。5名のファイナリストは、それぞれチャイコフスキー、ブラームス、ラフマニノフ、サン=サーンス、ベートーヴェンの協奏曲を演奏する予定だ。
審査結果については2月22日(日)16時から表彰式が行われ、第1位から第5位までの入賞者が決定する。全ての演奏は公式YouTubeチャンネル「高松国際ピアノコンクール」で無料配信される。
今回のコンクールには36の国・地域から過去最多となる360名が応募し、予備審査を通過した54名のうち45名が1次予選に出場した。1次予選では20名に絞られ、2次予選で10名、そして3次予選を経て5名が本選進出を果たした。
4年に1度開催されるこのコンクールは、世界Federation of International Music Competitions(WFIMC)に加盟する権威あるコンクールとして知られている。
詳細なスケジュールや出場者情報は、第6回高松国際ピアノコンクール公式サイトで確認できる。



