- 2025年11月3日締切
フランス音楽コンクールは、対象をフランス音楽に限定している珍しい音楽コンクールです。歴史は古く、1970年に、より多くの方に優れたフランス音楽に触れる機会を提供するという目的のもと「日仏音楽協会=関西」という団体が設立され、団体の主な活動としてフランス音楽コンクールが始まりました。
2022年度第52回大会からは、主催を一般財団法人カンセイ・ド・アシヤ文化財団に移し、優れた演奏家の発掘や切磋琢磨のための場として開催され続けています。
部門
・ピアノ部門
・声楽部門
歴代入賞者
表彰内容
ピアノ部門
<入賞第1位>
カンセイ・ド・アシヤ文化財団賞:賞状・賞金10万円 (1名)
<入賞第2位>
大阪日仏協会賞:賞状・賞品(1名)
声楽部門
<入賞第1位>
稲畑賞:賞状・賞金10万円 (1名)
<入賞第2位>
月刊「音楽現代」賞:賞状・賞品(1名)
ピアノ部門・声楽部門共通
<入賞第2位>
日仏音楽協会=関西記念賞:賞状・賞金 5万円(両部門それぞれの2位入賞者)
<入賞第3位>
山田 忍記念賞:賞状・賞金 3万円(両部門それぞれの3位入賞者)
※以上の賞以外に、順位以外のところで特に将来性を感じさせる演奏をした出場者に「審査員特別賞(枠は各部門1名)」を授与(賞状のみ)。場合によっては入賞者の中で授与もあり。いずれの場合も各部門の審査員全員の協議を経て決定
※本年度の入賞者(1位〜3位)には、2026年開催予定の「フランス音楽コンクール設立55周年記念ガラ・コンサート」の出場権が付与されます
審査員
【ピアノ部門】
阿部 裕之(ピアニスト)
伊藤 曜子 (ピアニスト)
船岡 陽子 (ピアニスト)
【声楽部門】
武田 正雄 (声楽家)
野々下 由香里 (声楽家)
浜田 広志 (声楽家)
林 裕美子 (声楽家)
応募資格
<ピアノ部門・声楽部門共通>
15歳以上 / 年齢上限なし / 国籍・性別 不問
応募方法
申込期日
ピアノ部門:2025年10月27日(月)必着(厳守)
声楽部門:2025年11月3日(月)必着(厳守)
支払い方法
【郵送先】
〒659-0095
兵庫県芦屋市東芦屋町17-23-302
一般財団法人カンセイ・ド・アシヤ文化財団 フランス音楽コンクール事務局
【振込先】(「ゆうちょ銀行」「三菱UFJ銀行」のいずれか)
◉ ゆうちょ銀行
記号:14030 番号:72294711
一財)カンセイ・ド・アシヤ文化財団
(ザイ)カンセイドアシヤブンカザイダン)
他金融機関より振込の場合
店名:四〇八(ヨンゼロハチ)
店番号:408
普通口座:7229471
◉三菱UFJ銀行
北畠(キタバタケ)支店
店番:556
普通口座:0147114
財団法人 カンセイ・ド・アシヤ文化財団
(ザイダンホウジン カンセイドアシヤブンカザイダン)
1回あたりの参加料(消費税込)
審査料:1名 ¥35,000
スケジュール
【ピアノ部門】
予選:2025年11月8日(土)
本選:2025年11月9日(日)
会場:予選本選共に、泉佐野市立文化会館「エブノ泉の森ホール」(小ホール)(大阪府泉佐野市)
【声楽部門】
予選:2025年11月15日(土)
本選:2025年11月16日(日)
会場:予選本選共に、音楽サロン「ラ・カンパネラ」(大阪府大阪市)
開催地域・会場
- 泉佐野市立文化会館「エブノ泉の森ホール」(小ホール)(大阪府泉佐野市)
- 音楽サロン「ラ・カンパネラ」(大阪府大阪市)
課題曲
ピアノ部門
予選 |
(1、2どちらも演奏すること。ただし演奏順は問わない。) 1.J=P. Rameau: "La poule"/J=P・ラモー:「新クラブサン曲集」第二組曲より「めんどり」 2.M. Ravel: Le Tombeau de Couperin— “Prélude”/M.ラヴェル:「クープランの墓」より「プレリュード」 |
本選 |
(1、2、3全て演奏すること。ただし演奏順は問わない。) 1.G. Fauré:1er Nocturne / G.フォーレ:ノクターン第1番 2.C. Debussy :Préludes 1 — "Ce qu'a vu le vent d’ouest”/C.ドビュッシー:「前奏曲集第1集」より「西風の見たもの」 3.Une ou plusieurs œuvres à choisir parmi les compositeurs suivants; O.Messiaen, H.Dutilleux, P.Boulez, F.Poulenc qui n'excède pas 10 minutes. / メシアン、デュティユー、ブーレーズ、プーランクの作品から1曲、または複数曲を演奏すること。作曲家は複数選んでも良いが、10分を超えないこと。 |
※原則としてエントリー受付後の曲目変更不可。
※ただし本選3曲目(自由選択)の曲目差し替え/予選・本選の演奏曲順変更がある場合、10月8日(水)15:00まで可能とする。これについては、事務局への連絡手段はメールとし、事務局からの変更受付の返信をもって届出完了とする。
※予選・本選とも、使用エディション(版)不問。リピート記号は楽譜の指示に従う。全曲暗譜で演奏すること。
※全曲楽譜どおりに演奏すること。曲の途中カット・編集などは認めない。
声楽部門
予選 |
課題曲は2曲、8分以内。 その1曲はGounod、Fauré、Hahnの歌曲のうち1曲を選ぶこと。もう1曲は違う作曲家の歌曲を選ぶこと。ただしその1曲については、重複しなければこの3人の作曲家の歌曲から選んでもかまわない。 (たとえばGounod-Fauré、 Gounod-Hahn、 Fauré-Hahn、どの組み合わせも可) ※フランス・オペラのアリアは課題としない。必ず歌曲作品から選ぶこと。 |
本選 |
演奏時間が合計12分以上15分以内で、曲数は自由。 予選で歌唱した曲は不可。二人またはそれ以上の作曲家から選ぶこと。 |
※予選・本選ともに申込時に記入した順に演奏すること(当日の演奏順変更不可)。
※参加申込手続の際に提出する申込書類に、演奏曲の作曲家名・作詞家名・曲題名・作品番号・(歌曲集に収録されている場合は)その曲が収録されている歌曲集のタイトルを、全て原語(仏語)と日本語訳両方で、省略なしに記入すること。なお、作曲家名・作詞家名の形式については、”first nameのイニシャル+family name”とする(※family nameのみ、は不可)。 【例】◯ C.Debussy × Debussy
※ミサ曲やモテットなど「宗教曲」の中のアリアは歌曲ではないので、対象外(例:Fauré, Requiem)。予選・本選とも、演奏曲は歌曲から選択すること。
※予選・本選、いずれもフランス語にて歌い、伴奏者は同伴のこと。
※予選・本選共、歌詞(テキスト)がフランス語であってもフランス歌曲とは認められない場合がある。自身で判断がつかない場合、事前に事務局まで問い合わせは可能。